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2015 年 ミラノ国際博覧会について. 2012年11月 経済産業省 農林水産省. Ⅰ 国際博覧会について. 1.国際博覧会とは. ■国際博覧会とは何か ○国際博覧会条約(BIE条約 (※) )に基づき開催 される博覧会を国際博覧会という。 ※ Bureau International des Expositions の略 事務局はパリ ○5年ごとに行われる大規模の登録博( 2005 年 愛知、 2010 年 上海)と、登録博の間に一回開催できる相対的に小規模の 認定博( 2008 年 サラゴサ、 2012 年 麗水)がある。
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2015年 ミラノ国際博覧会について 2012年11月 経済産業省 農林水産省
1.国際博覧会とは ■国際博覧会とは何か ○国際博覧会条約(BIE条約 (※))に基づき開催 される博覧会を国際博覧会という。 ※ Bureau International des Expositionsの略 事務局はパリ ○5年ごとに行われる大規模の登録博(2005年 愛知、2010年 上海)と、登録博の間に一回開催できる相対的に小規模の 認定博(2008年 サラゴサ、2012年 麗水)がある。 ■国際博覧会の意義 ○20世紀には「開発型」「国威発揚型」の万博が隆盛を極めた が、条約改正を経て、21世紀は「人類共通の課題の解決策 を提示する理念提唱型」の万博に変容を遂げている。
2.国際博覧会の歴史 ■国際博覧会の歴史 ○1851年(嘉永4年)にロンドンで開催されたのが最初の国際 博覧会である。 ○我が国の参加は、1867年にパリで開催された万博に徳川幕 府の他、薩摩と佐賀両藩が「ニッポン」を代表するものとして 参加したのが最初である。 ■我が国が開催した国際博覧会 ○我が国では、1970年の大阪万博、1975年の沖縄(海洋博)、 1985年のつくば(科学博)、2005年の愛知(愛・地球博)など を開催している。
3.国際博覧会の現状 ■最近の万博の入場者数等 ○愛知(2005年) 22,050千人、サラゴサ博(2008年) 5,651千人、 上海(2010年) 73,084千人、麗水(2012年) 8,203千人 ※ 大阪万博(1970年)の入場者数は64,219千人 ■2017年以降のエントリー国 ○2017年(認定博)には、ベルギー(リエージュ)とカザフスタン (アスタナ)がエントリーしている。 ○2020年(登録博)には、ブラジル(サンパウロ)、ロシア(エカテ リンブルグ)、タイ(アユタヤ)、トルコ(イズミル)、UAE(ドバイ) の5ヶ国がエントリーしている。
4.国際博覧会出展等の意義 ■国際博覧会への支持、参加・出展の意義 ①日本の国際イメージの改善、プレゼンス向上の機会 ②日本の先端技術や伝統文化等の発信、日本ブランドのPR ③日本の企業、産品進出のきっかけ ④これまでの我が国主催の万博に参加した国との互恵関係 ⑤開催国や参加国との良好な外交関係の構築 など
1.イタリア及びミラノ市の概要 出所 Google マップ ■イタリア共和国の概要 ○人 口 6,004万人 (2009年) ○首 都 ローマ (人口 272万人 (2009年)) ○言 語 イタリア語 ○元 首 ジョルジョ・ナポリターノ大統領 ○首 相 マリオ・モンティ ○議会制度 二院制 ■ロンバルディア州ミラノ市の概要 ○人 口 130万人 ○産 業 化学、繊維、航空機、自動車、ガラス、皮革等 ○市 長 ジュリアーノ・ピザピーア ○イベント ミラノサローネ(4月)、国際貿易フェア(4月)、 ミラノコレクション(夏・冬年2回) ○名 所 ドゥオモ、スカラ座、最後の晩餐
2.2015年ミラノ博の概要 マルペンサ 国際空港 ミラノ博開催予定地 リナーテ 国際空港 ■2015年ミラノ博の概要 ○開催地イタリア共和国ミラノ市郊外 ○会期2015年5月1日~10月31日 (184日間) ○性 格 国際博覧会条約(BIE条約)に 基づく登録博覧会 ○会場面積 110 ha ○想定入場者数約2,000万人 ○想定参加国等140ヶ国 (2012年10月現在、104ヶ国・2国際機関が参加表明) ドゥオモ 出所 Google マップ
3.ミラノ博のテーマ 地球に食料を、生命にエネルギーを
4.ミラノ博のサブテーマ ■問題意識 Is it possible to ensure sufficient, good, healthy, suitable and sustainable food for all? 世界中の人々に、十分に安全で、健康的、適切、持続的な食料を保証 することは可能か? ■サブテーマ 1.Science and technology for food safety, security and quality (食料の安全、保全、品質のための科学技術) 2.Science and technology for agriculture and biodiversity (農業と生物多様性のための科学技術) 3.Innovation in the agro-food supply chain (農業食物サプライチェーンの革新) 4.Dietary education (食育) 5.Food for better lifestyles (より良い生活様式のための食) 6.Food and culture (食と文化) 7.Cooperation and development on food (食の協力と開発)
5.ミラノ国際博覧会開催予定地 ○ミラノ中心部から鉄道で25 ~30分程度 ○西入口側に3路線の鉄道 駅を設置 ○新規の地下鉄2路線(M4、 M5)を建設中うちM4はリ ナーテ空港に接続 ○既存の高速鉄道は延長す るとともに、マルペンサ国際 空港との接続を強化 ○東入口側にバスターミナル、 タクシー乗降場を設置 東入口 西入口 VIP・スタッフ入口
6.ミラノ国際博覧会の会場計画 Palazzo Italia Italy Exhibition Spaces レイクアリーナ パラッツォイタリア Cardo Decumanus ○湖からの大通り(Cardo) に沿って4棟からなるItaly Exhibition Spacesでは、 博覧会のテーマを表現し、 イタリアの食と持続可能性 のすばらしさで魅了する ○Palazzo Italia は、 Cardoの北 の端に位置して おり、参加国と 代表団を歓迎し、 公式式典を行う 場である 地中海の丘 Expo Centre エクスポセンター Open Air Theatre ピアッツァイタリア オープンエアシアター ○Open Air Theatre は、約9,000人を収 容できる屋外イベン トスペース ○Expo Centreには1,500席の講堂、 会議室等がある
1.日本館出展の政策目的 ■日本館出展の政策目的 ○日本食や日本の食文化、食器や調理器具等の関連産業を含め、 その魅力を国際社会に広く発信するとともに、クール・ジャパン戦略 との連携を図り、食を絡めた「ジャパンブランド」の確立を目指す。 ○日本食材の品質の高さや美味しさ、日本食の栄養バランスの良さ や季節感の表現のすばらしさなどをPRし、輸出拡大や国内事業者 の海外展開のきっかけとする。 ○地球人口の増大に伴う食料確保と貧困・飢餓の問題、肉食の拡大 と穀物需要の増大、食の安全・安心の確保、食料廃棄や肥満の問 題、水資源の枯渇や気候変動の問題など、世界的な食料や農業の 問題に対する我が国の貢献のあり方等を提示する。 ○日本の食材を活用したレストランを併設し、欧州他各国からの 来館者に、日本の食文化の素晴らしさを体感してもらう。
2.日本館の出展準備 ■日本政府公式参加の表明 ○ミラノ博への参加については、平成24年3月27日の閣議了解 により、農林水産省、経済産業省を幹事省、国土交通省を副 幹事省とし、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)を 参加機関として公式参加する旨決定されている。 ■今後のスケジュール ○今年度は、基本計画策定委員会を設置の上、農水省、経産省、 JETROの関係者及び民間有識者を交えて、「基本計画」の策定 を行う。 ○来年度以降については、「実施設計」の作成、パビリオンの建 築等に着手する予定としている。
3.基本計画策定委員会 ■日本館基本計画策定委員会 委員名簿 ○秋岡 榮子 フリープロデューサー、有限会社E&Cブリッジズ 代表取締役、 元上海国際博覧会 産業館館長 ○出雲 充 株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 ○犬養 裕美子 レストラン ジャーナリスト ○岩田 隆次 学校法人立命館東京キャンパス シニア・アドバイザー ○奥山 清行 工業デザイナー、株式会社 KEN OKUYAMA DESIGN 代表 ○加藤 一隆 社団法人日本フードサービス協会 専務理事 ○金井 健 全国農業協同組合中央会 農業対策部長 ○小暮 真久 NPO法人 TABLE FOR TWO International 代表理事 ○服部 幸應 学校法人服部学園 理事長 ○彦坂 裕 建築家・環境デザイナー、株式会社スペースインキュベータ 代表取締役 愛知国際博覧会日本政府館クリエイティブ統括ディレクター、 上海国際博覧会日本館プロデューサー ○宮本 武史 一般社団法人日本鉄鋼連盟 常務理事、 元サラゴサ国際博覧会 日本政府代表
4.日本館出展のスケジュール ■ミラノ博参加の工程表(予定) パビリオン建築 基礎調査 解体撤去 ミラノ博開催 基本計画 実施計画 展示物制作 行催事、広報、 運営計画策定 行催事、広報、運営の準備・実施 協賛企業回り 10/25 ~27 10/10 ~12 7/28 2/24 3/27 敷地正式調印 参加国会合 ③ 参加招請 関係省庁会議 参加国会合 ① 閣議了解 参加国会合 ② 敷地覚書 政府代表任命