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1章 はじめに ~テーマパークの定義~. テーマパークの定義. 入場料を取る 特定のテーマのもとに施設全体の環境づくりを行う テーマに関連するアトラクションやパレード、イベントなどを行い、空間全体を演出して娯楽を提供する場所 である. テーマパーク業界成功と失敗の差がはっきりとでる。. 成功例:東京ディズニーランド、入場者数・リピート率ともにNo . 1. 失敗例:閉鎖・経営破たん. 戦後最大のこの不況時代のいま、エンターテイメントに費やす金額がますます減っている。このような背景をもとに、生き残るには何が必要なのか 、調べてみた。.
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1章はじめに ~テーマパークの定義~ 1章はじめに ~テーマパークの定義~
テーマパークの定義 • 入場料を取る • 特定のテーマのもとに施設全体の環境づくりを行う • テーマに関連するアトラクションやパレード、イベントなどを行い、空間全体を演出して娯楽を提供する場所 である
テーマパーク業界成功と失敗の差がはっきりとでる。テーマパーク業界成功と失敗の差がはっきりとでる。 成功例:東京ディズニーランド、入場者数・リピート率ともにNo.1 失敗例:閉鎖・経営破たん 戦後最大のこの不況時代のいま、エンターテイメントに費やす金額がますます減っている。このような背景をもとに、生き残るには何が必要なのか 、調べてみた。
2章 テーマパークの歴史について 2章 テーマパークの歴史について
テーマパークの歴史 =東京ディズニーランドの歴史テーマパークの歴史 =東京ディズニーランドの歴史 • 1983年4月に日本初のテーマパークとしてオープン。 • 2001年には現敷地横に第二テーマパーク「東京ディズニーシー」がオープン。
1990年初めにかけて起こったテーマパークブーム1990年初めにかけて起こったテーマパークブーム • 1980年代の後半から1990年代前半全国各地では様々な「テーマパーク」が建設されはじめる。 バブル経済の崩壊による景気の低迷によりテーマパークブームは減速を見せ始め、次第にテーマパークの中でも勝ち負け組が分かれ始める
2001年…第二次テーマパークブーム到来 USJ・ディズニーシーをはじめ21世紀初頭は、東京、大阪を舞台に新しいテーマパークの建設ブームがおこり、併せてこれを迎え撃つ既存のテーマパークや遊園地の動向に関心が寄せられる。
3章テーマパークの失敗について 葛上 琢也
近年の不況の中で一部の成功しているテーマパークを除き、多くのテーマパークが経営不振により閉鎖においこまれたのはなぜか?近年の不況の中で一部の成功しているテーマパークを除き、多くのテーマパークが経営不振により閉鎖においこまれたのはなぜか?
鎌倉シネマワールド • 鎌倉シネマワールドは映画会社の松竹が1995年に開園した、松竹の映画の中に入った気分が味わえるテーマパーク。 • しかし、1998年12月15日に入園者不足による赤字を直接的原因として閉鎖された。
鎌倉シネマワールド・5つの失敗 • 第1の失敗・立地条件の悪さ • 第2の失敗・やりたいことの欠如 • 第3の失敗・メインターゲット • 第4の失敗・サービス精神の欠如 • 第5の失敗・話題性の投入はあったのか
では成功しているテーマパークのビジネスの方法、工夫とは一体どのようなものなのか?では成功しているテーマパークのビジネスの方法、工夫とは一体どのようなものなのか?
第4章東京ディズニーランド一人勝ちの理由 ~ソフト面の工夫~第4章東京ディズニーランド一人勝ちの理由 ~ソフト面の工夫~ 平井 由佳
一人勝ちの理由 • TDLは1983年にオープンして以来入場者数を増やしている • 入場者の約95%が過去に一回以上TDLに訪れたことのあるリピーターである • リピーターの獲得がTDLに一人勝ちをもたらしている
ゲストを夢の世界に引き込む • 来園者を「ゲスト」と呼んでいる • 従業員を「キャスト」と呼んでいる • 夢の世界を作る工夫 カストーディアル
TDLのマニュアル • 「ディズニー・フィロソフィー」を具現化したもの • キャストの行動基準 ⇒ SESC • マニュアルの役割 短期間に仕事手順を習得するため 均一な作業クオリティを保つため
TDLの人材教育 • ディズニー・ユニバーシティー • デビジョン・トレーニング • チェックリスト • 現場 • プラスアルファのパフォーマンス
キャストの仕事を評価する • キャストのやる気を引き出す制度 • スピリット・オブ・TDL • ファイブスタープログラム
リピーターの獲得 • 以下の三つが合理的に合わさる キャストに対する動機付け マニュアル 徹底した管理システム リピーター獲得
第5章東京ディズニーランド一人勝ちの理由 ~ハード面の工夫~ 第5章東京ディズニーランド一人勝ちの理由 ~ハード面の工夫~ 吉川 裕子
TDLの導入部 • 日本ではないという空気が流れている • ゲスト(来場者)が楽しめる雰囲気作り • アトラクションの巧みさ
錯覚を起こさせる • 建物の縮尺で遠近感を感じてもらい、 空間を広く感じてもらう • 何気ない道路にも工夫がある • 「色」を効果的に使った設計
もう一度来たくなる理由 • 7割~8割しか歩けない! • 夢の世界の持続の工夫 • 現実を忘れさせる工夫
数々の工夫がもたらすもの • 導入部の工夫 • ゲストが楽しめる雰囲気作り • 建物の縮尺 • 「色」を効果的に使った設計 • 非日常空間の演出 →これら全てはリピーター獲得という結果につながった
第6章テーマパークビジネスのこれから 椎野 友子
テーマパーク計画 • ロッテワールド東京(2001年) • レゴランド幕張(2002年) • 手塚治虫ワールド(2003年) • 日本ファンタジーワールド(2003年) ↓ どうなっているのか!?
ロッテワールド東京 • 世界最大規模の屋内テーマパーク • 東京都江戸川区 • 開発面積19万2000㎡ • 韓国のソウルに本家が存在 • 屋内人工スキー場として最長の600mのスキーコース→環境問題で300mに・・・ 現在計画は無期凍結中
レゴランド幕張 • 子どものブロック玩具レゴをテーマ • 千葉市の幕張海浜公園 • 世界4番目のレゴランドとなるはずが・・・ →ドイツに決まる →2005年オープンを目指し再考 2003年7月末、事業パートナーが見つからず正式撤退
手塚治虫ワールド • 鉄腕アトムなどのキャラクターを生かした大型テーマパーク • 建設予定地→川崎市の臨海部の市有地 • 2003年オープンを目指したが、2007年に延長され、計画もほぼ半減 2002年11月、正式に建設断念
日本ファンタジーワールド • あらいぐまラスカルやフランダースの犬を手がけた日本アニメーションが計画 • 建設予定地→横浜市の臨海部 • 2003年開業予定が2005年に延長 • 2003年7月に横浜の整備予定地が白紙になったのと同時に、この計画も白紙に・・・
フードテーマパーク • 新しい形態のテーマパーク • 2004年現在日本には13施設あり、そのうち10施設をナムコが担当している →このようなパークと東京ディズニーランドは全くの別物 ↓ 従来の形態で大事なのは宿泊してでも行きたいと思える本物感
あとがき • 新しいテーマパークの可能性として、TDRやUSJのアメリカ型に対抗できるテーマがあるとすれば・・・ ジブリしかない!? • 立地としては自然がたくさんあって、泊まってでも行きたいと思える所、例えば京都や奈良に作るのがいいのではないか。TDRに負けないくらい規模を大きくして、ジブリの本物感を味わえたなら、かなり成功できると思う。