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http://www.js-net.co.jp/. 鉄部塗装. 04. GUIDE BOOK. マンションの大規模改修 :工事別ガイドブック. 建築編. 鉄部塗装. 鉄部塗装で安全と美観を確保する. 鉄部塗装工事は JS が計画からアフターサービスまでトータルにお手伝いします。

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  1. http://www.js-net.co.jp/

  2. 鉄部塗装 04 GUIDE BOOK マンションの大規模改修:工事別ガイドブック 建築編 鉄部塗装

  3. 鉄部塗装で安全と美観を確保する 鉄部塗装工事は JSが計画からアフターサービスまでトータルにお手伝いします。 マンションの鉄部塗装には、下地保護機能・美観保持機能・部材の維持機能という3つの役割があります。これらの機能の劣化を防ぐことでそれぞれの役割を保つことが、建物の耐久性を高めることにつながります。そのためには、適切なメンテナンスを行うとともに劣化状況に応じた改修工事を実施する必要があり、管理組合の大切な仕事のひとつとなっています。 JSは40年以上にわたって、マンションの総合管理に携わり、小規模から大規模まで数々の改修工事を手がけてきました。その豊富な経験で培われたさまざまなノウハウで役員の皆さまをバックアップし、計画から施工後のアフターサービスまで確かな技術で「鉄部塗装工事」をトータルにサポートいたします。

  4. 鉄部塗装で安全と美観を確保する JSの3つの基盤 顧客 視点 専門 技術力 社会的 役割

  5. 鉄部塗装で安全と美観を確保する JSの3つの基盤 顧客 視点 専門 技術力 社会的 役割 多くのお客様の声を着実に反映させ、総合的な管理ノウハウを生かした提案を実施。

  6. 鉄部塗装で安全と美観を確保する JSの3つの基盤 顧客 視点 専門 技術力 社会的 役割 各分野の資格保有者が高度な専門技術力で、調査診断から改修までをサポート。

  7. 鉄部塗装で安全と美観を確保する JSの3つの基盤 顧客 視点 専門 技術力 社会的 役割 緊急事故時間外受付など社会ニーズに応えた高品質で迅速なサービスを提供。

  8. 鉄部の塗装はどこに施すの? 屋外だけでなく、屋内にも施します。 バルコニーの手摺りや屋外掲示板といった外部の鉄部塗装と、玄関扉など内部の鉄部塗装があります。外壁などに比べて塗装面積は小さいのですが、美観のアクセントになったり、手で触れる部分でもあるため、こまめなメンテナンスが必要となります。管理組合は、まずどんなところに鉄部塗装が施されているのかをしっかりと把握しましょう。

  9. 鉄部の塗装はどこに施すの? 外部鉄部と内部鉄部 ■ 外部鉄部:雨のかかる部分 屋外工作物 住棟外部

  10. 鉄部の塗装はどこに施すの? 外部鉄部と内部鉄部 ■ 外部鉄部:雨のかかる部分 屋外工作物 住棟外部 屋上高置 水槽架台 屋上フェンス バルコニー手摺り 通気口 屋上出入口扉 物干し金物 タラップ 車止め 外灯 屋上マンホール蓋 隔て板 階段手摺り 遊具 外柵 窓手摺り 廊下手摺り 自転車置き場 標示板 屋外掲示板 アンテナ架台 配管の架台

  11. 鉄部の塗装はどこに施すの? 外部鉄部と内部鉄部 ■ 内部鉄部 : 雨のかからない部分 住棟内部 設備配管類 玄関扉 PS扉(パイプシャフト) 防火扉 設備関係盤類 階段手摺り MB扉(メーターボックス) 床下点検扉

  12. どんな症状が出てきたら心配? 光沢低下や変退色、剥がれなどが現われたら要注意です。 鉄部塗装は、長年にわたる紫外線や雨・湿気・塩害や外力による傷などが原因となって、錆や剥がれなどの劣化症状が起こります。劣化が進むと美観を損ねるだけではなく、部材維持機能や下地保護機能が低下して部材の劣化につながります。劣化症状が現われ始めたら、専門家による調査診断を行い、劣化状況を正しく把握することが大切です。

  13. どんな症状が出てきたら心配? 見てわかる劣化現象と危険性 鉄骨階段の踊り場や手摺りの付け根など水の溜まりやすい部分、手摺りなどの溶接部分、錆止め塗膜がこすり取られた箇所、雨がいつもあたっている部分などは、特に腐食が起こりやすくなります。

  14. どんな症状が出てきたら心配? 見てわかる劣化現象と危険性 • 変退色 • 塗膜の色調が変化します。 劣化症状 原因 • チョーキング現象 • 光沢が低下し、やがて塗膜表面の塗料が粉状になって現われる(チョーキング現象)ようになります。 • 紫外線や雨・湿気・塩害などによる経年 • ・塗膜内の歪み • ・塗膜の付着力の消失 • ・金属面の発錆 • ひび割れ • 塗膜表面にひび割れが入り、そこから錆が発生するようになります。 • 剥がれ • 傷やひび割れ、金属面の発錆が原因で、塗膜面が剥がれ、下地が見える状態になります。

  15. どんな症状が出てきたら心配? 見てわかる劣化現象と危険性 進行後の劣化 危険性 • 錆 • 塗膜が剥がれ錆が生じると、金属素地が消失し、さらに錆が進行すると穴があく場合があります。 • 鉄骨階段などの手摺りの付け根部分が腐食すると、やがて脱落し、事故につながります。

  16. どんな症状が出てきたら心配? 見てわかる劣化現象と危険性 鉄部塗装は放置しておくと着実に劣化が進みますから、常に劣化状況を把握し、適切なメンテナンスを行うことが建物の維持・保全につながります。JSではヒアリングから現地調査・結果判定・対策に至るまで、スタッフの豊富な経験と知識・実績に基づいた診断技術でサポートしています。 予防保全の ための 調査診断

  17. 改修はいつ、どんな工事が必要? 外部は3~5年、内部は5~7年が塗替周期です。 鉄部塗装は非常に薄い塗膜でできていますから、塗り替えが必要となる周期は他の改修部位よりも早く訪れます。特に雨のかかる外部鉄部では3~5 年が一般的です。劣化が進む前にこまめに対応する、あるいは塗料のグレードを上げ、塗替周期を延ばすことで鉄部の保全をしましょう。

  18. 改修はいつ、どんな工事が必要? 部位別塗替周期 外部鉄部(雨がかかる外部)と内部鉄部(雨のかからない内部)では、塗替周期が異なります。また使用材料によっても塗替周期が違ってきますので、各部位の劣化状況等を確認して塗装時期を検討しましょう。

  19. 改修はいつ、どんな工事が必要? 部位別塗替周期 外部鉄部 • 住棟外部 • ・バルコニー手摺り • ・窓手摺り  • ・階段手摺り • ・床下点検口 • ・屋上マンホール蓋 • ・タラップ • ・鉄骨階段 • ・屋上高置水槽架台  • ・物干し金物 • ・隔て板枠など • 3~5 年 各部位 塗替標準周期 屋内外 • ・外柵 • ・自転車置き場 • ・屋外掲示板 • ・遊具 • ・外灯 • ・標識など • 3~5 年 • 屋外工作物 内部鉄部 • 住棟内部 • ・玄関扉 • ・PS 扉(パイプシャフト) • ・MB 扉(メーターボックス) • ・床下点検扉 • ・防火扉 • ・設備関係盤類  • ・設備配管類 • 5~7 年

  20. 改修はいつ、どんな工事が必要? 工事の進め方と注意点 塗替時期は左記が一般的ですが、大規模改修工事が予定されている場合には足場などが利用できるため、同時期に行うことを検討します。工事が始まると、臭いが発生したり、手を触れてはいけない期間が生じたり、荷物の移動等、組合員の理解と協力が必要となりますから、事前にしっかり周知することが大切です。

  21. 改修はいつ、どんな工事が必要? 工事の進め方と注意点 基本的な流れ 1.調査診断 塗替時期が来る前に鉄部塗装の調査診断を行います。 2.範囲と仕様の検討 3.工事時期の検討 4.施工会社の選定 5.組合員への周知 6.注意点の周知 7.工事完了

  22. 改修はいつ、どんな工事が必要? 工事の進め方と注意点 基本的な流れ 1.調査診断 調査診断結果に基づき、塗替工事の範囲と仕様、色彩計画を確認します。 2.範囲と仕様の検討 3.工事時期の検討 4.施工会社の選定 5.組合員への周知 6.注意点の周知 7.工事完了

  23. 改修はいつ、どんな工事が必要? 工事の進め方と注意点 基本的な流れ 1.調査診断 外壁改修や屋根防水改修など、大規模改修工事が予定されている場合は、同時に行うことを検討します。また、塗装の保証期間などをあらかじめ確認しておきましょう。 2.範囲と仕様の検討 3.工事時期の検討 4.施工会社の選定 5.組合員への周知 6.注意点の周知 7.工事完了

  24. 改修はいつ、どんな工事が必要? 工事の進め方と注意点 基本的な流れ 1.調査診断 施工会社を選定し、総会で工事の承認を受けます。 2.範囲と仕様の検討 3.工事時期の検討 4.施工会社の選定 5.組合員への周知 6.注意点の周知 7.工事完了

  25. 改修はいつ、どんな工事が必要? 工事の進め方と注意点 基本的な流れ 1.調査診断 組合員へ鉄部塗装の塗替工事を行うことを周知します。 2.範囲と仕様の検討 3.工事時期の検討 4.施工会社の選定 5.組合員への周知 6.注意点の周知 7.工事完了

  26. 改修はいつ、どんな工事が必要? 工事の進め方と注意点 基本的な流れ 1.調査診断 工事内容、それに伴う生活上の注意点などを工事スケジュールとともに詳細にお知らせします。 2.範囲と仕様の検討 3.工事時期の検討 4.施工会社の選定 5.組合員への周知 6.注意点の周知 7.工事完了

  27. 改修はいつ、どんな工事が必要? 工事の進め方と注意点 基本的な流れ 1.調査診断 工事終了後は、仕様通りの工事が行われているかを確認します。 2.範囲と仕様の検討 3.工事時期の検討 4.施工会社の選定 5.組合員への周知 6.注意点の周知 7.工事完了

  28. 改修はいつ、どんな工事が必要? 工事の進め方と注意点 基本的な流れ 1.調査診断 • 注意点 • バルコニーの手摺りなどでは、洗濯物が干せない期間が発生しますから、事前に注意を促しましょう。 • 塗料は飛散する可能性があります。車両やバルコニーなど養生が必要になることもありますので、施工会社の選定の際に確認しておきましょう。 2.範囲と仕様の検討 3.工事時期の検討 4.施工会社の選定 5.組合員への周知 6.注意点の周知 7.工事完了

  29. 改修はいつ、どんな工事が必要? 海辺に近い場所に立地しているマンションなどでは、塩害によって鉄部の劣化が進みますから、塗替周期も早くなります。特に外部鉄部は、錆の発生や塗膜の劣化に注意しましょう。 環境で異なる 塗替周期

  30. 塗料と塗り替えのポイントは? 下地との相性を考慮し、適切な塗料を選びましょう。 アクリル・ウレタン・シリコン・ふっ素など、塗料には各種の樹脂が使用されています。 これらの樹脂により特徴が異なり、また下地との相性も違います。鉄部を塗り替える際は、塗料の特徴や下地との相性を考慮しながら、部位にふさわしい塗料を選ぶことが大切です。

  31. 塗料と塗り替えのポイントは? 部位別 塗装のポイント 最近では、ウレタン系の塗料が主流です。また錆止めには、防錆効果の高いエポキシ樹脂系が利用されることが多くなっています。 1.バルコニー関連 バルコニー手摺り・窓手摺り・隔て板 • 手摺りの付け根部分には、腐食防止と根元部分からの雨水浸入防止のためのシーリングが必要となります。またバルコニーのモルタル部分に欠けや亀裂がある場合は、まずそれらの補修を行います。次に下地処理(ケレン)をした後に、錆止め塗料を塗り、中塗り、上塗りと3回塗るのが一般的です。

  32. 塗料と塗り替えのポイントは? 部位別 塗装のポイント 最近では、ウレタン系の塗料が主流です。また錆止めには、防錆効果の高いエポキシ樹脂系が利用されることが多くなっています。 エレベーター扉 玄関扉 • 塗装時にはエレベーターの扉についても塗り替えを検討しましょう • 塗装を何度か繰り返していると、扉と枠の間が狭くなり、塗料によって固着してしまう場合があります。その場合は、事前に塗り重ねた塗膜を除去するなどのケレン作業が必要になります。扉を塗装してすぐに閉めると塗料によって扉と枠が付着してしまう恐れがありますので乾燥するまで閉めないように周知しましょう。 2.扉関連

  33. 塗料と塗り替えのポイントは? 部位別 塗装のポイント 最近では、ウレタン系の塗料が主流です。また錆止めには、防錆効果の高いエポキシ樹脂系が利用されることが多くなっています。 外柵・自転車置場・遊具 • 屋外工作物の柱脚部分は、経年により土砂がたい積して埋まっている場合があります。 • その場合は劣化が進行しやすいので、塗り替える際は、いずれも柱脚部分を完全に露出させることが重要です。 3.屋外工作物

  34. 塗料と塗り替えのポイントは? 部位別 塗装のポイント ■ 鉄部塗装の仕様比較 一般的塗装(合成樹脂調合ペイント)とウレタン樹脂塗装による比較では、耐用年数=塗り替えサイクルに差が表れます。一般的塗装の塗り替えサイクルが3~5年に対して、ウレタン樹脂塗料による場合は4~7年となります。 合成樹脂調合ペイント + 一般錆止塗料 ウレタン樹脂塗料 + エポキシ樹脂錆止塗料 下塗り • 一般錆止塗料 • JISk5621 • 一般錆止塗料 • JISk5621 • エポキシ樹脂錆止塗料 上塗り(2回) • 合成樹脂調合ペイント • jisk5516 • ウレタン樹脂塗料 耐用年数 • 3 ~ 5 年 • 4 ~ 7 年 • △ • ○ 対候性 • F ☆☆☆ • F ☆☆☆☆ ホルムアルデヒド 放散等級 ※F ☆☆☆は、居室に使用する場合は使用面積に制限があります。 ※F ☆☆☆☆は、居室用途に制限なく使用可能です。

  35. 改修塗料と塗り替えのポイントは? 部位別 塗装のポイント 建築基準法の改正により、シックハウスへの規制が強化されてきています。鉄部塗装は、居住空間に近いところで施工されるため、塗料が室内に拡散される可能性もありますから、より安全な塗料を選ぶことが求められます。最近は、水性系や刺激の少ないターペン系といった高性能な塗料が開発されていますから、塗り替えの際にそれらを利用するのもよいでしょう。 シック ハウスを 防ぐ

  36. 改修塗料と塗り替えのポイントは? 部位別 塗装のポイント 塗装には、ローラー・吹き付け・刷毛による3 つの塗り方があります。塗る際は、規定の塗布量で均質な塗膜面をつくるのが鍵となります。細かな鉄部には刷毛塗りを使い、扉など面積が多い部位は刷毛塗り、またはローラー塗りになります。 塗料の 塗り方は?

  37. 改修塗料と塗り替えのポイントは? 部位別 塗装のポイント ケレンとは素地調整のことで、劣化の状況によって1種から4種に分類されます。改修工事においては、3種ケレンが対象になるのが一般的で、塗膜のほとんどが活膜で部分的に損傷、発錆がみられる状態の場合に用いられ、全面に工具をあて劣化膜を除去し、油膜を除去します。 ケレンって 何?

  38. 塗り替え以外にどんな改修方法がある? 劣化状況によっては、補修や取替工事も視野に入れて検討します。 鉄部の場合、塗り替えや補修を行い、概ね30 年経過した時点で、劣化状況に応じて全面的な改修工事、すなわち取替工事を行うことも検討する必要があります。 その際には、組合員の利便性や安全性を考慮し、既存の鉄部よりも機能的に向上し、時代のニーズにあったものに取り替えることを考慮したいものです。

  39. 塗り替え以外にどんな改修方法がある? 改修時の検討ポイント 劣化が著しく進行している場合や、ニーズに合わせて機能的・社会的劣化を見直したい場合には、塗り替えによる改修ではなく、補修や取替工事を行います。

  40. 塗り替え以外にどんな改修方法がある? 改修時の検討ポイント 1.物理的劣化の改修 紫外線・雨水などの化学的要因、摩耗などの物理的要因によって起こった劣化に対しては、日常点検によって早期発見、早期修繕で対応します。劣化が全面に広がっている場合は、鉄部の取替工事を行うことになります。 柱脚部分の補修 劣化でもっとも注意したい箇所が、手摺りなどの柱脚部分(端部)です。特に根元部分は錆びやすく、進行すると支えているモルタルやコンクリート部分にまで劣化が及びます。 錆が著しい場合は取替工事が必要となります。 柱脚の錆による影響がモルタルやコンクリートにまで出ている場合は、柱脚の傷んだ部分を取り替え、その上でモルタルやコンクリート部分を修繕する必要があります。その際には、雨水が入らないよう根元部分のシーリングが大切です。

  41. 塗り替え以外にどんな改修方法がある? 改修時の検討ポイント 2.機能的・社会的劣化の改修 機能が陳腐化したり、法的規制に不適合となったり、鉄部も機能的に劣化する場合があります。また、高齢化配慮など時代のニーズに合わせた改修が必要となることも多くなっています。 玄関扉:塗装 → 塩化ビニルシート貼りへ改修 → 玄関扉の取り替え 最近は扉に塩ビシートを貼る工法が多くなっています。塩ビシートは塗料に比べてデザイン性が高く、施工が2~3時間で済むうえ、耐候性や耐汚染性に優れていますから、耐用年数も10年まで延長させることができます。ただし、扉の枠は塗装が必要となります。

  42. 塗り替え以外にどんな改修方法がある? 改修時の検討ポイント 物干し金物:塗装 → アルミ製に取り替え アルミ製に取り替えることで、軽量で錆びにくくなります。また物干しの長さを調節できるなど、機能性にも優れていますから、使い勝手もよくなります。 手摺り:塗装→アルミ製に取り替え アルミ製に取り替えることで、軽量で錆びにくくなるほか、塗装などのメンテナンスが不要になります。

  43. 塗り替え以外にどんな改修方法がある? 改修時の検討ポイント 玄関扉は、住居側の内部塗装部分が専有部分として扱われているのが一般的で、外側は共用部分として管理組合が一括して塗装を行うことになります。外側の塗装は一括して行うことで、マンション全体の統一感を保ち、維持保全ができます。その際は、内側部分も同時に塗装を行うことが、維持保全には重要です。 玄関扉の 塗装は 共用部分? 専有部分?

  44. 塗り替え以外にどんな改修方法がある? 改修時の検討ポイント 鉄部塗装は、美観維持機能という役割も担っています。外壁との調和を保つには色彩計画を立てることも必要です。マンションの統一感、周囲との調和といった視点から、色彩を選ぶようにしましょう。 色彩計画

  45. Q1 Q1 鉄部塗装の時期を知るには、どんなところに注意したらいいのかを教えてください。 A 鉄部塗装の時期は、塗装が必要な場所が屋外にあるのか、屋内にあるのかで塗替周期が異なります。屋外にある場合は雨がかかりますから、一般的には3~5年、屋内では5~7年が目安です。塗装の際に、塗料を上手に選ぶと周期を伸長することもできますから、施工会社に相談しながら検討するとよいでしょう。その際は、塗装の保証期間なども確認しておくようにしましょう。

  46. Q2 Q2 バルコニーや階段の手摺りなど塗装工事が終わって使用できるようになるにはどれくらいかかりますか。 A バルコニーや階段の手摺りなどは、大概工事終了後の翌日には使えるようになります。 塗料が乾くまでは、さわると付着しますので、あらかじめ組合員に注意事項として周知しておくことが必要です。工事に伴い、バルコニーの荷物や手摺りに取り付けたアンテナ等は事前に移動や取り外しておく必要があることも注意しましょう。また、階段の手摺りなどの場合は、貼り紙をするなど、組合員に事故が起こらないように細心の注意を払って工事を進めるように依頼しましょう。

  47. Q3 Q3 塗装の際の注意点はありますか。 A 塗装のポイントは、塗料選びと塗り方にあります。塗料によっては、既存の塗料との相性が合わない場合がありますから、事前にしっかりと確認しましょう。塗装工事は最初にケレン作業などの下地処理と錆止め塗り、中塗り、上塗りとすすみます。従って玄関扉やバルコニー廻りの塗装では一般的に3 回の在宅が必要となりますので事前に周知しておきましょう。

  48. Q4 Q4 玄関扉を塗装する場合、組合員の好きな色に塗り替えられるのでしょうか。 A 玄関扉の外面は、一般的に共用部分と解されていますので、塗装は管理組合が主体となって行うことになります。組合員が個々に異なる色を採用すると、マンション全体の美観を損ねることにもなります。また色彩については、現在の色と同一のものを採用するのが、一般的に多いようです。

  49. Q5 Q5 塗装ではなく、補修や取替工事になるときのポイントを教えてください。 A 手摺りなど鉄部の根元の部分に著しい腐食が見られ、ボロボロと剥がれてくるような場合は、折れたり、脱落したりする危険性があります。根元部分を十分にチェックして、危険な状況が起こっているようなら、速やかに補修工事や取り替えを行うことをおすすめします。

  50. Q6 Q6 施工会社を選ぶポイントを教えてください。 A 鉄部塗装は、劣化の正確な把握、丁寧な塗装工事、保証期間の設定などがポイントとなります。そのためには、誠実な仕事をしてくれる信頼性の高い施工会社を選びたいものです。各種改修工事の経験が豊富で、きめ細かな対応をしてくれる施工会社なら、安心して工事を任せることができるでしょう。

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