データ構造とプログラミング技法

1. データ構造とプログラミング技法 担当：和田俊和 居室：Ａ603 twada@ieee.org 講義資料等は下記を参照してください． http://vrl.sys.wakayama-u.ac.jp/DA/

2. シラバスから１ ↑　ほとんど，６０３に居ます．

3. シラバスから２

4. シラバスから３ • 出席は，初回の出席も含みます． • ICカードではなく，講義中に回覧する出席簿を使用して出欠確認． • 代返等の事態が発覚した場合，全ての出席を取り消します． • 出席していたが，講義時間中に課された課題を未提出の場合は，欠席と見なす． • 講義時間中に名前を指定して，質問をします．

5. 生協でテキストを買っておいて下さい

6. データ構造とは 型＝要素型＋構造 例： • 文字型の１次元配列 • 整数型の２次元配列 • 自己参照型の線形リスト

7. データ構造の種類 全ては要素間の「順序関係」によって決まる。 • 線形構造： 全順序関係 • 木構造（束構造）： 半順序関係 • グラフ構造： 順序関係なし 　　　　　　　　　　　　　（２項関係）

8. データ構造のレベル • 論理構造：要素間の関係 • 線形構造 • 木構造 • グラフ構造 • 物理構造：メモリ上の配置 • 順配置 • リンク配置

9. データ構造の例１ • 順配置された線形構造 論理構造物理構造 0000 a a b c d e f g h 0001 b 0002 c 0003 d 0004 e 0005 f 0006 g 0007 h

10. データ構造の例2 • リンク配置された線形構造 論理構造物理構造 0000 a 100b a b c d e f g h 0003 h null 0008 c 0032 000d e 0106 001a g 0003 0032 d 000d 0106 f 001a 100b b 0008

11. a b c d e f g h データ構造の例2 • リンク配置された木構造 論理構造物理構造 0000 a 100b 0008 0003 h null null 0008 c 0106 001a 000d e null null 001a g null null 0032 d 0003 null 0106 f null null 100b b 0032 000d

12. アルゴリズムとは • アルゴリズムとプログラムの違い • 処理の流れのみが記述されている。 • 停止性が保証されている プログラム＝データ構造＋アルゴリズム

13. 講義で取り上げるアルゴリズム • 線形構造 • データの整列 • 整列された線形構造からのデータの探索 • 表探索 • 文字列の照合 • 木構造 • 木の走査 • 木の生成と走査 • グラフ構造 • グラフの走査 • 探索への応用

19. 講義の進め方 • データ構造 • 線形構造（+データ抽象化）、木構造、グラフ構造 • アルゴリズム • 整列、キーの探索、木とグラフの走査、表探索、文字列照合、状態空間の探索

20. 講義資料等は下記を参照してください． http://vrl.sys.wakayama-u.ac.jp/DA/