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Linux 新時代. VegaSystems 若尾 和正. はじめに. Linuxが新しい時代を迎えようとしています。過去にも同じ話題がありましたが、今回はいささか事情が異なっています。 インターネットが普及してきた。 インストールが簡単になった。 マシンスペックが向上した。 大学での教育が充実してきた。 書籍が多くなった。 Javaの普及が本格化してきた。. インターネットが普及してきた. インターネットの普及とLinuxの浸透との関係は明白です。 世界中の開発者が即座に情報を交換し、成果を評価することが出来る。
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Linux 新時代 VegaSystems 若尾 和正
はじめに • Linuxが新しい時代を迎えようとしています。過去にも同じ話題がありましたが、今回はいささか事情が異なっています。 • インターネットが普及してきた。 • インストールが簡単になった。 • マシンスペックが向上した。 • 大学での教育が充実してきた。 • 書籍が多くなった。 • Javaの普及が本格化してきた。
インターネットが普及してきた インターネットの普及とLinuxの浸透との関係は明白です。 世界中の開発者が即座に情報を交換し、成果を評価することが出来る。 そしてユーザーも、簡単にそれらを入手出来るのです。 FREE WAREでは、このメリットははかり知れません。今後もっともっと進化するでしょう。 さらに、フォーラムやMLがこれを助長しています。 <MEMO>
インストールが簡単になった 以外に見落とされている点がこれです。 少し前までは、Linuxのインストールはかなり手間取りました。 特に、日本語環境下でのNOTE PCへのインストールは、一苦労で、なかなかうまくいきません。TEXTならまだしも、GUI(X)のインストールはかなり手間取りました。 これが、最近はとても簡単になりました。 <MEMO>
マシンスペックが向上した 「Linuxはマシンスペックが低くてもWindowsよりも軽快に動作する」 こんな誤りが信じられています。 GUIを使っての比較なら、実はWindowsのほうが軽快です、こなれているのです。つまりDLLなどのメリットが出ているのです。 近年のマシンスペックは、Linuxに大きな恩恵をもたらしています。能力アップはマルチタスクの機能を大幅アップさせ、Windowsのような複雑な構造をしなくても、軽快な動作が可能となりました。 さらに、この機能向上を利用して、Windowsライクな操作環境がどんどん出てきています。日本語変換の環境もその一つで、ATOKなどはWindows環境と操作はほとんど同じです。 <MEMO>
大学での教育が充実してきた 最近の大学では、Linuxの導入が急激にすすんでいます。情報系の学科では100%と言っても良いでしょう。 この流れは、高校まで降りてくる事になりそうです。教員の能力不足の義務教育課程と異なり、高校以上では特色を出すための模索が始まっており、この流れは今後加速しそうです。 <MEMO>
書籍が多くなった 最近、書店でのLinuxの扱いが急激に増加しています。それもWeb関連が増えています。 LinuxはもともとWebに強く、Windowsのような後発ではありません。構造が通信向きなのです。 さらに、特筆すべきは元来Linux系のAPLであったものが、Windowsへどんどん移植されている点です。 これにより、垣根が低くなり、「雪崩」が起きる可能すらあります。 <MEMO>
Javaの普及が本格化してきた Linuxの言語はCが基本ですが、言語環境を選ばないJavaもマシンスペックの向上とともに、急速に普及してきました。 MSのJava開発は実質終了し、C#に移行してきたのですが、力のある開発会社はJavaに移行してします。 今後は、C#がそれらを浸食・吸収する形の進展がシナリオでしょぅが、これだけ普及してきたJavaは簡単にそうならないと思われます。 <MEMO>
LinuxとWindowsの構造 Linuxの構造 Windowsの構造 APL APL Xは一種のAPLと考えられる X window ディストリ ビューション OS LinuxOS部分 カーネル HardWare HardWare
ディストリビューションとは Linux独特の考え方で、種類は沢山ありますが、現実には数種類が市場で流通しています。 カーネル部分は共通ですが、それをベースに追加されている基本部分がそれぞれ異なっています。最初からインストールされているAPLも異なっており、一見共通性はなさそうですが、コマンドレベルではすべて同じ動作をします。 一番の違いはそれぞれで用意されている、設定用のユーティリティでしょう。これを使わなくても設定は可能ですが、便利なのでつい使ってしまいますが、種類による共通性はあまり期待出来ません。 LinuxにはWindowsの様に、サーバ版とクライアント版とかの区別はありませんが、ディストリビューションには、この区別が明記されているものがあります。これは、最初からインストールされているAPLや、サポート違いであって、OSの基本は同じです。 <MEMO>
KNOPPIX CDの説明 KNOPPIX(クノーピクス)とは? KNOPPIXとはCDのみでブート可能な Linux ディストリビューションです。KNOPPIXはCDのみで動作しますので、既存のハードディスクにインストールすることなくアプリケーションを試すことができます。Windows が既にインストール済みのパソコンでも、その環境を変えることなく簡単にLinuxを試すことができます。KNOPPIXの特徴と日本語化 KNOPPIX日本語版は1枚のCDに使いやすいユーザインターフェースKDEの日本語対応、MS Officeと同等機能をもつOpenOffice日本語版、画像作製ソフトGIMPなど、多くのオープンソースの成果を詰め込んでいます。KNOPPIXはデバイスの自動設定が優れており、ネットワークデバイスがあれば自動的にDHCPの設定まで行い、すぐにWWWが楽しめます。Windows エミュレータも搭載しているのでハードディスクにWindowsがあれば、そのアプリケーションをKNOPPIXから使うことも可能です。 root になる方法root になるにはKDEメニュー(ウィンド左下の「K」)からKnoppix を選択して、"Root Shell"をクリックしてください。root 権限で操作できるシェルが実行されます。 停止手続き 停止は通常電源をそのまま切っても大丈夫ですが、ハードディスクの中身を覗いた場合、マウントしていますので、心配の方はきちんとシャットダウンして下さい。
Linuxの実際の操作 Linuxの操作は “すべてコマンド!” は、古い話です。最近ではX-Windowでの操作が中心です。エディターも、Viより高機能なものが出ています。 ではなぜコマンドにこだわったのでしょうか? 答えは簡単です。以前のマシンはXーWindowを十分の動かすだけのマシンスペックが無かっただけなのです。 X-Windowで操作するメリットは他にもあります。自分自身だけではなく、ユーザーにも操作させるとなると、やはりGUIでないと大変です。 WindowsのGUIに機能的にはほぼ同じ動作をするようになってきたXーWindowを体験してみましょう。 <MEMO>
相対PASSと絶対PASS ../../ / ../ ../../usr home usr /home/vega ./ ../../usr/local val vega local src ../../usr/local/src(相対PASS) /usr/local/src(絶対PASS)
相対PASSと絶対PASSの概念 / /home home /home/val /home/vega val vega /home/val/work /home/vega/data work data /home/vega/data/maat.txt maat.txt maat.jar /home/val/workから/home/vega/data/maat.txtへの相対PASSは、../../vega/data/maat.txt となります。
WindowsとLinuxの比較 WindowsとLinuxの比較論議が以前よく行われましたが、これ程不毛な議論は無いと思われます。 それぞれに優位性があり、用途を限定しないと機能で比較することはナンセンスです。 今後もそれぞれがその分野で発展していくと思われます。問題はどちらかに偏った知識を持つことです。LinuxはUNIXと同類とするなら、その歴史は長いのですが、以下の事を忘れてはいけません。 パソコンが普及し始めた頃、次はUNIXと言われた時期がありました。だが、結局は普及しませんでした。MS-DOSはUNIXのサブセット(類似小型モデル)と言われましたが、結局大衆に広がるまではいきませんでした。価格と機能のバランスがとれていなかったのが原因と言われています。 当時MS-DOSのコマンドさえ十分に扱えないユーザーにはUNIXはとても無理でした。}高機能ながらUNIXはユーザーが限定されていたのです。