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A2029 銀河団における星、 高温ガス、およびダークマターの 質量分布

A2029 銀河団における星、 高温ガス、およびダークマターの 質量分布. ○ 田中 伸広、三好 蕃(京都産大理) 古澤 彰浩、田原 譲、山下 廣順(名古屋大理). 研究概要. ガス質量と束縛質量の質量分布 → ガス温度構造が 2 温度構造である   可能性を示唆。 束縛質量と cD 銀河の星の質量分布 → 一般的な楕円銀河の M/L ~ 10 に   対する問題提起。 → DM 質量分布. 主なデータ. ・ 宇宙論パラメータ. ・ A2029. Z = 0.0767.

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A2029 銀河団における星、 高温ガス、およびダークマターの 質量分布

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  1. A2029 銀河団における星、高温ガス、およびダークマターの質量分布 ○田中 伸広、三好 蕃(京都産大理) 古澤 彰浩、田原 譲、山下 廣順(名古屋大理)

  2. 研究概要 • ガス質量と束縛質量の質量分布 → ガス温度構造が 2 温度構造である   可能性を示唆。 • 束縛質量と cD 銀河の星の質量分布 → 一般的な楕円銀河の M/L ~ 10 に   対する問題提起。 → DM 質量分布

  3. 主なデータ ・宇宙論パラメータ ・A2029 Z = 0.0767 Luminosity distance = 468 Mpc Scale=1.96 kpc/arcsec X 線表面輝度のピーク コンパクト、リラックス、cD galaxy-dominant • 観測年月日2002 年 8 月 25 日 • 観測時間17847 sec

  4. r < 6′ E [0.3-10.0 keV] (MOS 1+2) 30″< r < 90″ E [2.0-10 keV] (MOS 1+2)

  5. Fe abundance profile

  6. Surface brightness 1 pix = 5 arcsec 1 arcsec = 1.96 kpc

  7. ガス質量と束縛質量の分布

  8. ガス温度分布 (3D)

  9. 密度分布、温度分布と束縛質量 …(1) …(2) …(3) …(4)

  10. 高温ガスに式(3)の 温度分布を持たせた 場合の束縛質量 上図の中心の拡大図。 中心付近で負の質量 を示す。

  11. Surface brightness 2.outer component 1.inner component 1 pix = 5 arcsec 1 arcsec = 1.96 kpc

  12. 束縛質量の導出 …(5) …(6) …(7)

  13. ガス質量と束縛質量の分布

  14. ガス温度分布 (2D) …(8)

  15. cD 銀河の星の質量分布 密度分布 Surface brightness Dressler (1979)

  16. cD 銀河: M/L = 11 (Dressler の論文の値) cD 銀河: M/L = 1.34 (upper limit)

  17. cD 銀河: M/L = 1.1 (論文値の 1/10)

  18. M/L = 1.1 の場合のダークマターとガス・星の質量分布

  19. まとめ • 今回用いたガス温度分布で束縛質量を求めると中心部で負の質量を示した。 → ガス温度構造が 2 温度構造である   可能性を示唆。 • cD 銀河の星の質量分布に一般的な楕円銀河の M/L ~ 10 を用いると束縛質量を超える。 → cD 銀河の M/L の値は ~ 10 より小さい。 → DM は中心に集中してはいない?

  20. 今後の課題 • 他のガス温度分布で束縛質量を求める。 例: Masai & Kitayama (2004) など • ダークマターの質量分布 • サンプル数を増やす。

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