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教育活動は 「つけ足し」でいいのか

教育活動は 「つけ足し」でいいのか. 産学連携による 教育支援活動を通して (神沼 靖子). テーマに関連する教育活動. 情報処理教育委員会関係では、 IS 教育委員会、アクレディテーション委員会などの活動 J07-IS ほか、大学等のカリキュラム開発 他学会・他組織での普及活動、教科書などの執筆・編集・監修など IS 研究会、 CE 研究会などでの教育関連活動 教育の研究、教育論文の査読・編集など 他組織での教育や人材育成のプロジェクトへの参加 産学連携による人材育成支援活動 教育関連コンテストの立ち上げ・審査など 大学での教育歴: 40 数年

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教育活動は 「つけ足し」でいいのか

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Presentation Transcript


  1. 教育活動は「つけ足し」でいいのか 産学連携による 教育支援活動を通して (神沼 靖子) 教育活動は「つけ足し」でいいのか(24.3.6 神沼)

  2. テーマに関連する教育活動 • 情報処理教育委員会関係では、IS教育委員会、アクレディテーション委員会などの活動 • J07-ISほか、大学等のカリキュラム開発 • 他学会・他組織での普及活動、教科書などの執筆・編集・監修など • IS研究会、CE研究会などでの教育関連活動 • 教育の研究、教育論文の査読・編集など • 他組織での教育や人材育成のプロジェクトへの参加 • 産学連携による人材育成支援活動 • 教育関連コンテストの立ち上げ・審査など • 大学での教育歴:40数年 • 教育活動への見返りは、10年後の人間活動に如何に貢献できたかで確認している(あせってはいけない) • 教育支援活動は、教育に関わるものとしての使命であると考えている 教育活動は「つけ足し」でいいのか(24.3.6 神沼)

  3. 当パネルへ課題に対して • 情報処理学会が教育に関与することは本当に必要なのか • 関わり方によっては、不必要 • 情報処理学会と情報処理教育委員会の立場は異なる • 情報教育の外圧団体になって欲しくないという思いがある • つけ足しでやるくらいなら、やめた方がいいのではないか • Yes • 無責任な関わり方はするべきではない • 情報処理教育委員会発足の原点を思い出そう • 個人的には、教育への自己評価が重要であると考えて参加した • 情報処理学会の定款では、目的にも事業にも、「教育」という言葉は明示的に表現されていない (パネルの後で、このことを知らなかったという方が数人きました) • 何故「教育」に触れていないのかについて考えなくてもよいのだろうか 教育活動は「つけ足し」でいいのか(24.3.6 神沼)

  4. 講演から感じたこと • GEBOKの認知度が低い(普及に繋がらない)に関して • あせってはいけないが、何か問題があるのではないかということを、常に考える必要がある。 • 真に良いアイデアや内容であれば、いつかは取り入れられる • 特に、内容については、常に自己評価し、吟味することが重要 • 小学校・中学校に情報系専門教員がいない? • 教育学部のカリキュラムとして関係者自らが考えることであろう • 高校の「情報」は理科や数学の教員が担当してる? • 担当することに問題はないが、免状の与え方に問題があるのでは? • 学会として、どう支援をするかについては、how to だけでなく、教員人材の育成の視点から検討すべきであると考える • 例えば、研究課題として人材育成のあり方に取り組むことが必要であろう • 今の教育論文はhow toモノが多く、これに偏りすぎている 教育活動は「つけ足し」でいいのか(24.3.6 神沼)

  5. 産学連携による活動から得られた教訓 • 「活動していること」と「仕事ができていること」との違いを自覚しなければならない • 産と学の思いの共有としてPsec(実践的ソフトウェア教育コンソーシアム)の活動を始めて6年目になるが、ようやく産学双方間の課題が互いに見えてきた感じである • 本当に必要なコト(スキル)は、相手の要求を分析できる人の育成ではないかと思う • 情報処理教育委員会の活動は活発であるが、はたして仕事ができているといえるだろうか 教育活動は「つけ足し」でいいのか(24.3.6 神沼)

  6. 産業界派遣教員育成部会の活動で見えてきたこと(H23実践的IT教育モデル拡大実践計画事業)産業界派遣教員育成部会の活動で見えてきたこと(H23実践的IT教育モデル拡大実践計画事業) • 派遣教員育成研修の実施例 • 教育の質の保証として:インストラクショナルデザインを含めた教育の意義は何かの講義と議論 • 教育の自己評価と他者評価として、レビュー研修(授業計画、授業方法)の実施 • 何が重要であるかについて研修で明確になったこと • 大学で産業界からの派遣教員が教育することの意義を明確にするコト • 研修講師に求められるのは、派遣教員が自ら思考できるような環境づくりをして、支援するコト • 「大学の専任教員も、このような研修の内容について学んで欲しい」という派遣教員研修受講者からの要望が多かったコト • 派遣教員研修のモットーは何であったか • 単位を与えることを視野に入れて、「存在感のある講義」であったと大学から認められるような内容にしよう • その難しさについては、多くの派遣教員が理解したようであるが、解答を得るのは容易でないことにも気づいたようである 教育活動は「つけ足し」でいいのか(24.3.6 神沼)

  7. 投げられた“質問”に対して • Q1:学会というものは、「教育」とどのように向き合うのがいいでしょうか? • Q2:(たぶん)情報処理学会のことなど眼中にない大学や小中高校にどのようにアプローチするのがいいでしょうか? • Q3:大学のカリキュラム、小中高のカリキュラムに対してどのようにアプローチして我々の意見を取り入れてもらうべきでしょうか? • Q4:学会内外の、自分の仕事や研究のことしか頭にない人たちに振り向いてもらい、教育に関わってもらうには、どうしたらいいでしょうか? • 振り向けといっても、他人事と思われるだけではないか・・ • 面白い取り組みをしていると、興味を持つ人が集まってくる。その輪を広げる • 自分たちの思いの押し付けでなく、相手の思いを受け取りながら、相互に理解できるときを待つ • ただし、面白さを発信することは重要 教育活動は「つけ足し」でいいのか(24.3.6 神沼)

  8. 質問に対する回答 • 教育とは「教えることではなく、育むこと」、「学びを支援すること」と捉える • 会場との質疑で • 産と学の連携に関連して • 経産省・IPAの産学マッチングで、地方にハブを置いて、地域ごとの産学連携教育が動き出し、24年度から本格的な活動が始まる • 情報教育の目的は何か←問題を解決するため • きっかけは、目の前の問題を解決したいという思い • ITが問題解決に役立つことを教える • 誰でも解決したい問題を抱えている。ITを使ってそれを解決することから始めると面白くなる。 教育活動は「つけ足し」でいいのか(24.3.6 神沼)

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