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相関係数に関する統計的推定と検定. 相関係数r:. 標本から得られた統計量. 右のグラフの ような関係に ある. 推定 検定. 母相関係数 ρ :. 母集団の相関係数. 母相関係数 ρ の区間推定. 例題 右のデータは 20 頭の羊について胴回りと体重を測定したデータである. 95 %信頼区間をつけて,母相関係数を区間推定せよ.. 母相関係数 ρ の区間推定. A 点推定:. B 区間推定:信頼率 p %の ρ の信頼区間. 母相関係数の区間推定 (予習).
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相関係数に関する統計的推定と検定 相関係数r: 標本から得られた統計量 右のグラフの ような関係に ある 推定 検定 母相関係数ρ: 母集団の相関係数
母相関係数ρの区間推定 例題 右のデータは20頭の羊について胴回りと体重を測定したデータである.95%信頼区間をつけて,母相関係数を区間推定せよ.
母相関係数ρの区間推定 A 点推定: B 区間推定:信頼率p%のρの信頼区間
母相関係数の区間推定(予習) 練習1 右のデータは20個のジャガイモについて重量と芽の数を測定したデータである.95%信頼区間をつけて,母相関係数を区間推定せよ.
母相関係数の区間推定(予習) 練習2 右のデータは20匹のミミズについて長さと重さを測定したデータである.99%信頼区間をつけて,母相関係数を区間推定せよ.
母相関係数ρの検定 母相関係数 という帰無仮説をt検定を用いて検定する. 帰無仮説:両変数間には相関がない 母相関係数 対立仮説:両変数間には相関がある 母相関係数 帰無仮説が棄却された場合 両変数間には相関があると結論できる. 帰無仮説が棄却できなかった場合 両変数間には相関があるとはいえないと結論できる.
母相関係数ρ=0 上の図からわかるように母集団の母相関係数ρが0のときでも,そこから無作為に取り出した標本の相関係数が0.5程度のかなり大きい値になることは意外とよくある.
相関係数の検定:例 例:右のデータは20頭の羊について胴回りと体重を測定したデータである.有意水準5%で相関の有無を検定せよ. 帰無仮説:両変数間には相関がない. 母相関係数ρ=0 母集団に相関がない 対立仮説:両変数間には相関がある. 母相関係数ρ≠0 母集団に相関がある
相関の検定 p-値は2.59×10-9となるので,0.1%の有意水準で帰無仮説を棄却でき,相関があると認められる.
相関の検定(練習) 練習1 右のデータは20個のジャガイモについて重量と芽の数を測定したデータである.有意水準5%で相関の有無を検定せよ. 帰無仮説: 対立仮説:
相関の検定(練習) 練習2 右のデータは20匹のミミズについて長さと重さを測定したデータである.有意水準5%で相関の有無を検定せよ. 帰無仮説: 対立仮説:
相関係数の評価 相関係数rの検定の結果,相関が有意であることがわかったら相関係数の大きさから,以下のように相関の強さを評価する. -1.0~-0.6 高い負の相関 -0.599~-0.4 中位の負の相関 -0.399~-0.2 低い負の相関 -0.199~+0.199 無相関 +0.2~+0.399 低い正の相関 +0.4~+0.599 中位の正の相関 +0.6~+1.0 高い正の相関 相関係数が有意であることと相関の強弱には関係はない. 相関係数がいくら大きくても,有意でなければ相関があるとはいえないと判断する.
相関係数の検定結果の表記 r=0.544** 7月の平均気温(℃) 1月の平均気温(℃) 5%水準で有意であるとき r=0.675* 1%水準で有意であるとき r=0.855**