漂着ゴミ処理による海岸環境保全 プロジェクトチーム 報告

1. 漂着ゴミ処理による海岸環境保全プロジェクトチーム報告漂着ゴミ処理による海岸環境保全プロジェクトチーム報告 緊急日本の海岸線は漂着ゴミで埋め尽くされるのか？ 平成１７年７月２５日

2. はじめに • プロジェクト設立目的 • 海岸の現状把握 • 官民協力による海岸の汚染防止策及び美化対策の調査 • 打開策の提案 • 調査活動期間 • １年（基礎調査）　平成１６年６月～平成１７年６月 • 重点調査場所 • 西海岸地域の海岸

3. 私たちが見た海岸の現状とは 時化によって漂着するゴミ、ゴミ・・・・

4. 漂着ゴミ問題解決に向けて 漂着ゴミ回収問題 複合的 継続的 3本柱の 総合的な解決法 漂着ゴミ処理問題 海岸美化への啓蒙

5. 住民・自治体アンケート • 住民アンケート • 実施日；平成１６年７月１０日 • 対象者；西海岸美化推進DAY参加者 • 回答人数；２８５名 • 自治体アンケート • 実施日；平成１６年１０月２６日 • 対象自治体；日本海沿岸自治体 • (青森県、秋田県、山形県、新潟県) • 回答自治体数；４２自治体

6. 住民アンケート 海岸が汚れている。【６８％】 外国製のゴミが多い １年に数回の海岸美化清掃 製造企業の責任 広範囲な協力体制 自治体アンケート 回収はボランティアが頼り モラルの向上を求める 処理費用の増大の苦労 処分場の残容量の問題理費用の膨大 こんな問題が見えてきた！！

7. 全国における活動団体 東京海洋大学 海洋科学部 教授　兼廣春之 鹿児島大学 水産学部 助教授　藤枝繁 クリーアップ全国事務局 代表　小島あずさ パートナーシップオフィス 理事長　金子博 海と渚環境美化推進機構 ﾏﾘｰﾝﾌﾞﾙｰ21 漂流漂着ゴミに関する関係省庁連絡会 全国離島振興協会 全国市町村水産業振興対策協議会 全国町村経済農林部

8. 意見交換で確認 • 非行政レベルでの活動に期待 • 関係団体との情報共有の有効性 • 人づくりの重要性 • 回収問題改善の可能性と処理問題の未解決 • 目的税的制度導入の意外な成功例

9. 海岸環境保全の方向性 • 多様関係団体との情報交換 • 啓蒙活動推進 • 処理面の参考・成功例収集 ライタープロジェクト青森調査

10. ライタープロジェクト 漂着ゴミの中には 韓国、台湾、中国 日本のライターが

11. ま　と　め 漂着したゴミは、ゴミのごく一部であり 海洋を漂流、海底に沈んだゴミ、地球 中に散乱しているごみは、地球環境に 深刻な影響をあたえることを忘れては ならない。　地域住民が自己のレベル で最善を尽くし海岸環境保全に取り組 む事を期待する。