万一のとき、一番頼りになるのは遺族年金？

1. 厚生年金・国民年金加入者の 遺族年金を理解しよう 万一のとき、一番頼りになるのは遺族年金？ 監修：社会保険労務士　笹原　悦子 株式会社ＦＡＰ 平成21年1月作成

2. ■■本スライドにおける注意事項■■ ご　注　意 本スライドでは遺族年金をわかりやすく 解説するため一部の説明を省略したり、 省略した名称を使用している部分があります。 詳細については最寄の社会保険事務所 でご確認ください。

3. リスクに対する備えは万全ですか？ 事故 災害 病気 世の中は危険がいっぱい。

4. 子がいれば 遺族基礎年金 厚生年金の加入者は 遺族厚生年金 頼りになるのは何といっても遺族年金！ 世帯主が万一のとき 受給資格を調べてみよう

5. 国民年金 加入中の 死亡か 故人によって生計をたてていた妻 遺族基礎年金　受給 死亡月の前々月までに国民年金の加入期間3分の1以上の保険料滞納がない 18歳未満の子がいる 又は 20歳未満の障害者の子がいる 又は 又は 死亡当時胎児だった子が生まれた 死亡月の前々月までの直近1年間に保険料滞納はない 故人によって生計をたてていた18歳未満の子 一部 抜粋 保険料納付要件 遺族基礎年金を受けとることができるか？ 遺族基礎年金の受給要件

6. 遺族厚生年金は次の場合、その遺族に支給する。遺族厚生年金は次の場合、その遺族に支給する。 第一号　被保険者が死亡したとき。 第二号　被保険者であった者が、被保険者の資格を喪失した後に、 　　　被保険者であった間に初診日がある傷病により初診日から 　　　起算して５年を経過する前に死亡したとき。 第三号　障害等級の１級または2級に該当する障害の状態にある 　　　障害厚生年金の受給権者が、死亡したとき。 短期 要件 長期 要件 第四号　老齢厚生年金の受給権者または受給資格期間をみたした 　　　者が死亡したとき 第一号から第三号までのいずれかに該当し、かつ、第四号にも該当するときは 原則として第四号には該当しないものとみなす。 遺族厚生年金　死亡した者の要件 （厚生年金保険法第58条より抜粋） 遺族厚生年金の受給要件

7. 厚生年金加入中の死亡。または厚生年金加入中の傷病によって初診日から5年以内の死亡厚生年金加入中の死亡。または厚生年金加入中の傷病によって初診日から5年以内の死亡 保険料納付要件を満たしている 故人によって生計をたてていた 遺族厚生年金受給 故人の妻 又は 18歳(障害者は20歳)になるまで遺族厚生年金受給 18歳未満（障害者は20歳未満）の子 厚生年金被保険者は保険料を毎月の給与から控除されているので、通常は納付要件を満たしている。 又は 60歳から遺族厚生年金受給 故人の夫 （55歳以上） 老齢厚生年金を受けている、または老齢基礎年金の受給資格期間のある人の死亡 一部 抜粋 （注）18歳とは、18歳の誕生日後の3月末まで 遺族厚生年金　遺族の要件 遺族厚生年金の受給要件

8. 短期 要件 ・遺族厚生年金の計算において乗率は7.5/1000、5.769/1000を 　使用する。生年月日による読み替えは行わない。 ・「300月みなし」　被保険者期間が300月に満たない場合は300月 　として計算する。 「300月みなし」のときの遺族厚生年金の計算式（改正前の従前額保障） 遺族厚生年金＝（Ａ＋Ｂ）×1.031×0.985×300/被保険者月数×3/4 Ａ=平均標準報酬月額×7.5/1000×被保険者月数　（平成15年3月まで） Ｂ=平均標準報酬額×5.769/1000×被保険者月数　（平成15年4月から） 長期 要件 ・遺族厚生年金の計算において乗率（7.5/1000、5.769/1000）は 　生年月日によって読み替えた数値を使用する。 ・被保険者期間について「300月みなし」の制度はない。 遺族厚生年金　短期要件と長期要件 遺族厚生年金の受給要件

9. こんな人が受取れる遺族年金は？ ケーススタディー8種類：それぞれ受取れる遺族年金が違います

10. 子供が18歳まで 月13～15万円 月9～11万円 子のいる妻が受け取る遺族年金 ケースタディ① サラリーマン世帯（厚生年金加入） 子供が2人で厚生年金の加入月数が300月未満の場合 加入月数300月未満のときは300月で計算） （平均的な受給額です。個人差があります）

11. 生年月日が昭和31年4月1日 までの妻には 経過的寡婦加算がつきます 平成20年度の加算額は594,200円 妻の老齢基礎年金 中高齢寡婦加算 遺族厚生年金 65歳 子のない妻が受け取る遺族年金 ケースタディ② サラリーマン世帯（厚生年金加入） 夫が死亡したとき40歳以上の子のない妻は 遺族厚生年金に65歳まで中高齢寡婦加算がつきます

12. 5年間 遺族厚生年金 以後は何も出ない 30歳未満で子のない妻のとき・・・ ケースタディ③ サラリーマン世帯（厚生年金加入） 平成19年4月から、 夫死亡時に30歳未満で子のない妻には 遺族厚生年金は5年間しか支給されなくなりました

13. 子の加算 （子が１人の場合は基本額のみで加算はありません。2人目以降に加算される） 子の加算 遺族基礎年金 以後は何も出ない 遺族厚生年金 18歳 子の年齢 配偶者がなく、子だけが残ったとき・・ ケースタディ④ サラリーマン世帯（厚生年金加入） 子自身が18歳まで 遺族厚生年金と遺族基礎年金を受取れます。

14. 子の加算 子の加算 夫が死んだとき、子のある妻は遺族基礎年金を受け取ることができるが、妻が死んでも子のある夫は遺族基礎年金は受け取れない 遺族基礎年金 夫・妻の両方が厚生年金加入のとき ケースタディ⑤ サラリーマン世帯（厚生年金加入） 厚生年金に加入している妻が死亡したとき 子がいても、夫と同居していれば 遺族基礎年金を受取ることができない

15. 本スライドはサンプルスライドです 本スライドはサンプルスライドのため 内容の一部しか表示されません。 悪しからずご了承ください。 製品版は編集可能なパワーポイント の標準ファイル形式でお届けします。