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開催概要

獅子倉シンジ 目力 # 07 『 禁じられた色彩と形 』. Gallery Forgotten Dreams 2012. 8.25 ( Sat. ) ~ 9.23 ( Sun. ). Brilliant Pink Eye Acrylic , lid of bucket, silicon, velvet, aluminum, with frame 65×65cm 2012. 開催概要. 開催内容 :  獅子倉シンジによる平面作品  全10点 会 期 :   2012年 8 月25日 (土 ) ~ 9月23日(日)

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Presentation Transcript


  1. 獅子倉シンジ目力 #07 『禁じられた色彩と形』 Gallery Forgotten Dreams 2012. 8.25(Sat.)~ 9.23(Sun.) Brilliant Pink Eye Acrylic, lid of bucket, silicon, velvet, aluminum, with frame 65×65cm 2012 開催概要 開催内容 : 獅子倉シンジによる平面作品 全10点 会 期 :  2012年8月25日(土) ~ 9月23日(日)        12:00 ~ 19:00  月・火曜休廊 祝日は営業                         9/17(月・祝)は営業 会 場 :Gallery Forgotten Dreams ギャラリーフォガットンドリームス       東京都江東区白河1-3-21 2F Tel& Fax03-5809-8217 オープニングパーティ : 2012年8月25日(土) 16時より Gallery Forgotten Dreamsにて お問い合わせ先 Gallery Forgotten Dreams ギャラリーフォガットンドリームス 担当:田原 恵 〒135-0021 東京都江東区白河1-3-21 2F  Tel& Fax03-5809-8217 Mailgfd@pf7.so-net.ne.jp Website http://www.facebook.com/galleryforgottendreams

  2. 言葉によらない対話を生み出す平面作品 作者のことば 「目力」をテーマにした個展も今回で七回目。 目はコミュニケーションのシンボル。 色と形はアートの言葉。 ご自分の目で観る事により、色でない色、形でない形をいっしょに創造(想像)しましょう。  獅子倉シンジは、多摩美術大学を卒業後、イタリアに留学している。 そこで体得したのは、「西洋の追随を行なっていく限りは、それを超えるどころか追いつくことすら出来ない。それが伝統の持つ力であり、本場の強みである。日本人である自分は、彼らとは異なる自分のルーツに根差したオリジナルの表現を行なわなければならない」ということであった。  帰国後、改めて日本について考えを巡らせるうち、日本が誇る工業製品に目をつけた。 日本で生産される工業製品は、概して機能的でありながらとてもシンプルで洗練されており、いわゆる「機能美」というものが存在している。 それを上手く活用していけば独自の世界を拓くことが出来る、そう確信した獅子倉は、工業製品の中から「バケツ」と「ロードコーン(パイロン)」を素材として取り上げた。 また、同時に獅子倉は日常も捉え方一つでアートになる、という信念のもと、街中に飛び出していって非日常的な何かを見せたり参加させたりする、というアート・パフォーマンスを始めた。 「瞬間的なものと不変的なもの、それらは繰り返し存在し表裏一体のものであって、どちらも変わりがない。  アートというのはコンセプトが作品であり、それを物質に落とし込むのも人の行動で表現するのも一緒である」という作者の意図に基づいている。  頭にコーンを被り足にはソックスならぬバケツをつけた女子高生が街を歩き回る「コーン♡ギャル」や、バケツを被った子供たちが行進する「バケツ☆キッズ」などである。そこでは、日常の中に非日常的な存在が突如登場する、それによって人びとに何らかのアートに対する覚醒をもたらす狙いである。 さらにサッカーワールドカップ関連イベントなどでは、多数のバケツを並べて壁を作り、それにサッカーボールを蹴り込んで壁が崩れる、その全ての行為がアートである、と捉えた。  壁を作ることもそれを壊すこともボールを蹴ることもまたバケツを組み直すことも、そしてそれを見ることも。 そういったパフォーマンスでは、象徴として頭がコーン、胴体や手足がバケツから成る「バコーン」「バコピー」などを登場させていた。 音楽にも関心が高い獅子倉はDJとしても活躍しており、最近ではバコーンたちによるダンスユニットを結成、ライブハウスやクラブ、ホールなどの屋内空間で積極的にパフォーマンスを行なっている。そこでは獅子倉自身もダンスに参加し盛り上げに一役買っている。そこでは音楽・アート・ダンスの融合を企図している。 加えて、音楽と絵画との融合を企図した「モーツァルトを絵画する」というシリーズ平面作品も手掛けており、同名の個展も1999年に開催している。これが獅子倉にとっては初の個展でもあった。 このように獅子倉は、美術館を主軸にした活動とオフ・ミュージアムでの活動、句読点としての他ジャンル(料理・ファッションなどまで拡げた)での活動、と既存の領域に収まらない多面的な活動を展開している。 今回の個展では、「目力」シリーズの7回目として、同名の「目力」という平面シリーズ作品を中心に絵画によるアートの世界を展開する。美術家である獅子倉にとって、パフォーマンスだけでなく形として残る作品も重要な存在に他ならないのだ。これらの作品はパフォーマンス・インスタレーションを標本化したものであるとも言える。 その「目力」においても、中心素材は「バケツ」である。  木製額の中心にバケツの蓋を配し、その表面を同心円状に彩色していく。 バケツの水色をベースに、あえて鮮やかな色を組み合わせて構成している。 そのはっとするような新鮮な取り合せは、日本古来の「繧繝彩色」を現代に蘇らせたかのような趣がありながら、斬新であると捉えることも出来る。 中心には半分に切ったゴムボール(SiliconBall)を据えて立体感を出している。 背景にはこれまた工業用に使われる穴あきアルミ板が敷かれており、一番下層にあるベルベットがちらりと見える。 このように、日常的に存在しているものにほんの僅か手を加えるだけで、アートとして成立させている。 そしてそれは題名の通り「目」を、目線の持つパワーを象徴しており、作者のことばにあるようにアートという媒体を通じて作者と鑑賞者の間に発声に拠らない会話を行なってもらいたい、という思いが根底にある。コミュニケーションにとって、目はとても重要な役割を果たしているからだ。 獅子倉の作品は、現代の日本においてアートを制作し発表する、ということの意味を自らに問うことから生まれ出でており、われわれにはすっと馴染めながらも心のどこかを刺激される。  「目力」シリーズにドローイングなどの小品も加え、楽しくて何かしら新鮮な驚きも感じられる、作者の自由な発想の世界を是非御覧いただきたい。

  3. ししくらしんじProfile 多摩美術大学彫刻科卒業。 イタリア大使館文化部奨学生・フィレンツェ留学。 サイバー大学世界遺産学部中退。 1999年 モーツァルトを絵画する(ESギャラリー青山)で個展デビュー 2001~2007年 フルクサス展(国立国際美術館) / 第一回横浜トリエンナーレ参加 / 新宿バケツ☆ストリートが国内外で話題になる FIFAワールドカップ記念文化催事参加(横浜国際総合競技場) / NiCAF日本代表(東京国際フォーラム) / coba Live!(原宿クエスト) / 水戸芸術館 /養老天命反転地/金沢21世紀美術館 / トヨタ美術館 / 川村記念美術館ギャラリー / アメリカ大使館 / BEAMS GALLERYにて個展多数 / NHKハート展 / NHKトップランナー及びワールドプレミアム出演 2008~2011年 上海アートフェア参加 / 抗州アートフェア参加 / Vitamin Water上海店に個展 / ヴェルサイユにて個展 / パリ市内各地でストリート・パフォーマンス 2012年 バコーン(築地本願寺ブディストホール)

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