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高齢者にやさしいまちづくりのモデル調査・研究

高齢者にやさしいまちづくりのモデル調査・研究. 東京都北区 健康福祉部 高齢福祉課 高齢福祉係 係長    田中 英行  主任主事  中島 友樹. 1. 高齢者の状況について. 総人口    333,406 人    高齢者人口  82,517 人 高齢化率     24.7 %                    (平成 25 年 4 月 1 日付). 23 区で一番高い高齢化率 !!. 2 . 事業の概要について. 平成 23 年 6 月東京都北区は学校法人東洋大学と 『 東京都北区と東洋大学との連携協力に関する包括協定 』 を締結いたしました。

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高齢者にやさしいまちづくりのモデル調査・研究

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  1. 高齢者にやさしいまちづくりのモデル調査・研究高齢者にやさしいまちづくりのモデル調査・研究 東京都北区 健康福祉部 高齢福祉課 高齢福祉係 係長    田中 英行  主任主事  中島 友樹

  2. 1.高齢者の状況について 総人口   333,406人    高齢者人口  82,517人 高齢化率    24.7%                    (平成25年4月1日付) 23区で一番高い高齢化率!!

  3. 2.事業の概要について 平成23年6月東京都北区は学校法人東洋大学と『東京都北区と東洋大学との連携協力に関する包括協定』を締結いたしました。 そして、東京都北区と東洋大学が相互の資源を活用し、高齢者にやさしいまちづくりに関する調査・研究を行い、地域社会の発展や高齢者福祉の向上、人材育成及び学術の発展に寄与することを目的として平成23年度からの2カ年事業としてスタートいたしました。  総事業費 23年度 3,150千円 24年度 3,150千円 (委託料)

  4. ○ 調査対象となるモデル地区の選定 【特徴】  ① 高齢化率の高い地域  ② 集合住宅の多い地域  ③ 戸建が多い地域  【モデル地区(調査対象地区)】 ・赤羽台・桐ケ丘地区     → UR住宅(赤羽台)や都営住宅(桐ケ丘)が多い地域で     あり、地域によっては高齢化率が50%を超す。  ・栄町地区    → 戸建て木造住宅の密集地域であり、高齢化 も進んできている。

  5. ○ 研究項目 ① 地域ニーズの把握  ② まちのなかのバリアの現状と改善方法の検討 ③ 戸建て地区での地域住民の支えあい ④ 高齢者の居場所作りと見守りのありかたについて ⑤ 高齢者を見守る仕組み ⑥ 国内外の先進事例 ⑦ 高齢者のための地域施設の提案 ⑧ これからの高齢者にやさしいまちづくり

  6. 3.モデル地区における調査・研究について ○ 地域ニーズの把握 (要望、困りごと等) 全高齢者実態把握調査 (23年度北区実施)の分析 ※ 区内在住の満65歳以上(平成23年7月1日現在)の高齢者に対して実施 (対象者数 77,903人有効回収数 60,219人 77.3%) 区に求められていること… 相談窓口の充実 入所施設の整備 高齢者の見守り強化 等 ○ 住民の意識調査 (栄町地区) ・地域における人々のつながりの特徴 ・地域の見守り活動について ・自治会やシニアクラブなどのコミュニティが抱え  る問題 等  モデル地区内でグループインタビューやアンケートを実施

  7. ○ 高齢化の進む集合住宅地域の調査 (赤羽台・桐ケ丘地区) ・集合住宅(団地)や地域の施設の現地視察 ・町会・自治会役員へのヒアリング ・お祭りなどのイベントに実際に参加してのヒアリング等               団地建て替えによるコミュニティ の変化や町会活動等についについ て質問を行いました。 ○ まちのなかのバリアの現状についての調査 高齢者生活環境の現状を把握するためモデル地域の道路、公園等 公共空間のバリアを調査しました。

  8. 4.高齢者にやさしいまちづくり調査・研究会 ○ 東京都北区と東洋大学の研究メンバーによる   定期的な研究会を開催しました。 (11回) 調査の進捗状況や現地調査の報告、 北区と東洋大学との意見交換など を行いました。

  9. 5.報告書の作成と報告会の実施 ○ 2年間の調査・研究の成果を報告書として   まとめました。 『高齢者にやさしいまちづくりに関するモデル調査  研究委託報告書』(本編・概要版)

  10. やさしいまちづくり調査・研究報告会開催しました。  (東洋大学から北区長へ報告書が渡される様子) (報告会の様子) 報告会当日は東洋大学の研究会メンバーによる研究結果の発表の他、モデル地域の区民や東洋大学の学生の皆さんにも参加していただき、高齢者にやさしいまちづくりについてディスカッションを行いました。

  11. 6.これからの高齢者にやさしいまちづくり ○ 見守りの必要性 ・高齢者の孤立化の防止 ・地域の自主的な活動(町会・自治会) ・見守りコーディネーターの役割 ○ 高齢者の居場所とバリアフリー環境整備 ・高齢者が気軽に集まり交流できる居場所づくり ・高齢者にやさしいバリアフリーの環境整備

  12. 7.調査・研究を受けて 【地域見守り・支えあい活動促進補助事業】  地域の見守り活動を行っている町会・自治会  に対し活動費の補助を行う事業です。 <実績> 24年度  補助交付団体 10団体 25年度  補助交付団体 25団体 事業を通じて見守り活動の 輪を拡げていきます!

  13. 2年の期間を経て調査・研究の成果が報告書という2年の期間を経て調査・研究の成果が報告書という 形にまとまりました。 北区は「長生きするなら北区が一番」を目指し今回の 調査・研究を参考にして今後も高齢者施策を進めて まいります!! 本日はご静聴まことにありがとうございました。

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