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第 12 回 大和運輸. ヤマト 運輸( 14 万人以上の社員数)の 事業 内容: 宅急便・クロネコメール便を中心とした一般消費者・企業向け小口貨物輸送サービス 事業. 【 小倉 昌男の 年表 】. 小倉昌男の年表(続き). 【 長距離・大口顧客への 転換が遅れた原因 】. 関西の家電メーカ. 戦前 道路事情やトラックの性能から当然の選択. 関東一円の 「大和便」 100 KMの範囲内(超えたら鉄道貨物). 関東一円の 「大和便」 100 KMの範囲内(超えたら鉄道貨物). 戦後
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第12 回 大和運輸 ヤマト運輸(14万人以上の社員数)の事業内容:宅急便・クロネコメール便を中心とした一般消費者・企業向け小口貨物輸送サービス事業
【長距離・大口顧客への転換が遅れた原因】 関西の家電メーカ 戦前 道路事情やトラックの性能から当然の選択 関東一円の 「大和便」 100KMの範囲内(超えたら鉄道貨物) 関東一円の 「大和便」 100KMの範囲内(超えたら鉄道貨物) 戦後 道路事情やトラックの性能が向上し、関西(松下、シャープ、三洋等)で生産された家電が関東で販売という流れがあった。しかし、東海や関西への進出が遅れていた。
【乗り継ぎ制】 ※乗り継ぎ制を導入することによって、仮眠がなくなるので、人件費削減と安全面での強化につながる。運転手が自宅で睡眠中にトレーラーを活用できる。
【宅配便構想のヒント】 ① 吉野家 がメニューを絞り込んで利益が増えた(理想的な会社を目指すのではなく、取り扱う荷物を絞り込む) ②当時の運輸会社の顧客は企業であり、家庭からの宅配荷物は相手にされていなかった。国鉄小荷物と郵便小包(6キログラムを境に重いと国鉄小荷物)が家庭用の宅配荷物を扱っていたが、 親方 日の丸(時間もかかり、サービスの質が低かった) ③日本航空が売り出した「ジャルパック(必要なものをパッケージ化し、だれでも海外に行けるようにした)」をヒントに、主婦が使いやすいサービスを考えた(荒くれドライバーをどうしようか)。 ※宅配貨物の需要は不安定ではないのか?行き先も滅茶苦茶で対応できないのではないかと考えたが、日本全国レベルでの宅配貨物の動きを鳥瞰して成功のイメージをつかんだ。
【宅配便の基本ポリシー】 1976年1月20日に「 電話 1本で集荷・1個でも家庭へ集荷・翌日配達・運賃は安くて明瞭・荷造りが簡単」という『宅急便 』が誕生した。 基本ポリシー [1] 需要者 の立場になってものを考える。 [2]永続的・ 発展 的システムとして捉える。 [3]他より優れ、かつ 均一的 なサービスを保つ。 [4]不特定多数の荷主または貨物を対象とする。 [5]徹底した合理化を図る。
【取扱い個数の推移】 初日の取扱個数はわずか 11個(発送)であったが、最初の1ヶ月の取扱個数は8,591個、最初の2ヶ月で3万個を超え、1976年の実績は約170万個を記録した。 1979年に全国にネットワークを拡張した。 翌日配達 を基本に、取扱個数は順調に伸び続け、1980年には3,340万個となった。 1981年には約5,000万個を取り扱い、会社全体の経常利益も前年度比3.3倍、売上高に占める比率も5%を超え、宅配便を開始して5年後に採算ラインを超えた(『ヤマト運輸70年史』)。
【商品開発と取扱個数(ヤマト運輸ホームページから抜粋)】【商品開発と取扱個数(ヤマト運輸ホームページから抜粋)】
【ヤマトホールディングスの業績推移】 • バブル崩壊以降の低成長・マイナス成長下でも売上高は伸び続けた。 • 一兆円を超える売上高を稼いでいる(09年度の佐川急便は8873億円)。 • 売上高営業利益率が5~6%で安定している(09年度の佐川急便は2.5%)。
宅配システムのイメージ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・ ・ ・ ・ ・ (2013年4月1日現在) 支社 主管支店 ・ センター 幹線 支線 センター からの 宅配範囲 ・