スターバックスコーヒー ブランド力の再生に密着

1. スターバックスコーヒーブランド力の再生に密着スターバックスコーヒーブランド力の再生に密着 森宮ゼミ３年 カフェ班 1 1

2. 目次 • スターバックスコーヒー選定理由 • 会社概要 • カフェ業界・スターバックスジャパンの現状 • 低迷理由 • 市場調査・アンケート結果 • 新業態への拡張戦略 • まとめ • 参考文献 2 2

3. スターバックスコーヒー選定理由 カフェの中でも人気があり、私たちもよく利用するスターバックスコーヒー（以後、スターバックス）。 しかし現在、スターバックスの人気は低下傾向にある。　 その原因を調べ、 打開策を提案することで、以前のように多くの人に利用してもらえるようにするために、スターバックスを選定した。 なぜ人気が 落ちてしまったのか 3 3 3

4. 会社概要 4 4 引用元：スターバックスコーヒージャパン公式HP

5. 17.396 14.094 15.295 14.944 1995年 スターバックス 参入 13.577 カフェ業界の現状 バブル 崩壊の影響 16.351 10.132 財団法人外食産業総合調査研究センターデータより、森宮ゼミナール作成 5 5

6. 収益の推移 （単位：百万円） 日経ネットマーケット＆マネー株価サーチより 森宮ゼミ作成 6

7. スターバックスの低迷の理由 多店舗出店による失敗 ブランドイメージの低下 7 7 7

8. 北海道 秋田 青森 山形 岩手 新潟 長野 宮城 石川 富山 福井 福島 岐阜 京都 栃木 滋賀 鳥取 茨城 群馬 島根 岡山 山口 埼玉 広島 千葉 東京 福岡 神奈川 佐賀 山梨 静岡 兵庫 長崎 大阪 香川 愛知 愛媛 奈良 三重 熊本 徳島 大分 高知 和歌山 鹿児島 宮崎 沖縄 多店舗出店による失敗 スターバックスは 日本に出店し過ぎた！ スターバックスコーヒージャパン 公式HPより、森宮ゼミナール作成 8

9. ブランドイメージの低下 アメリカでは・・・ 業績不振 ６００店舗閉鎖 本国アメリカでは、減速が顕著になって来ている。 この現象は、日本のスターバックスにも 起こりうるのだろうか？ スターバックスはなぜ減速し、本来どうすべきだったのか？ 9 9

10. 結果・・・ ブランドイメージの低下 『出店過多によるブランド力の低下』 なぜ、猛烈に出店攻勢を行ったのか？ ・ライバル店の追い上げをかわし、シェアを広げるため ・消費者に対しブランドを刷り込ませるため 出店過剰によるスターバックスの陳腐化 10 10

11. ブランドイメージの低下 猛烈に出店攻勢を行った結果、 ブランドの コモディティ化 日本で業績不振を 起こさないためには、 新業態への拡張戦略が 必要である。 強烈な出店攻勢 ブランドイメージ の低下 ＝ 11 11

12. 調査期間：夏休み中 調査項目 人気商品 期間限定商品の取扱い 席数、テラス席の有無 店舗周辺環境・競合店 利用者層 …など 23区内店舗数順位 市場調査実施 スターバックスコーヒー ジャパンHPより 森宮ゼミナール作成 12

13. アンケート実施 調査方法：Web調査 対象者：１５～50歳男女166人 有効回答者数：155人 実施期間：９月23～29日 全１７問 アンケート項目 • 　カフェを利用するか？ • 　一番利用するカフェは？ • 　頻度は？ • 　どんな時に利用するか？ • 　誰と利用するか？ • 　カフェに求めるものは？ • 　スターバックスのイメージは？ • 　価格について？ • 　席数について？ • 　スターバックスの良い所・悪い所は？ • 　スターバックスを利用するか？ • 　健康に気を使っているか？ 13

14. 新業態への拡張戦略 市場調査とアンケート結果から消費者のニーズを分析 提案　 　スターバックスの客層の分離化をするための リニューアル店舗の実施 14 14

15. PLAN1 ブラック・スターバックス 15

16. 市場調査の結果より 57%が 30代以上 市場調査結果より森宮ゼミ作成 16

17. アンケート結果より カフェに求めるものは？（複数回答） より良い居心地、 よりおいしいコーヒーを提供するためには・・・ アンケートツクレール集計結果より、森宮ゼミ作成 17

18. アンケート結果より スターバックスのイメージとは？ スターバックスの おいしい、おしゃれ、 良い居心地、高級感 を最大に活かせるお店は・・・ 18 アンケートツクレール集計結果より

19. 新業態への拡張戦略 ブラック・スターバックス ターゲット層を 男女３０代〜５０代の コーヒー自体を楽しみたい人、 ビジネスマンに絞る。 コンセプト：高級志向型カフェ • ロゴマークは形を変えず色だけ『黒』に変更。 • 　　 店内を黒系に統一して高級感を出す。 • ドリップ系のコーヒーに限定して、主力商品の • フラペチーノ系は行わず商品数の数を減らす。 • 分煙化する。 • インターネットの環境を完備。 • 値段は高価格にする。 19 19

20. ドトール コーヒー UCC上島珈琲 タリーズコーヒー ブラック スターバックス 現在の スターバックス リ・ポジショニング 高価格 庶民的 高級 低価格

21. PLAN２ ホワイト・スターバックス 21

22. アンケート結果より 健康に気を使っているか ７０％の人が 健康に “気を使っている” アンケートツクレール集計結果より森宮ゼミ作成

23. 新業態への拡張戦略 　ホワイト・スターバックス コンセプト：健康志向型カフェ セットメニューを取り入れ ランチ時にOLをターゲットにする 従来のスターバックスよりお得感を与える • ロゴマークは形を変えず色だけ『白』に変更。 • 低脂肪乳の商品や豆乳を使った商品を多く取り入れる。 • サイドメニューに無添加の健康食品や • 野菜を多く使った商品を出す。 • ホワイトスターバックス限定の野菜フラペチーノを出す。 • 店内を白系と木材の質感があるデザインに統一して、 • 　清潔感や健康的なイメージを出す。 • ターゲット層を健康志向の人、 • 20代～30代の • 女性に絞る 23 23

24. 店舗展開 8店舗 港区 ホワイト・ スターバックス ブラック・ スターバックス 従来の スターバックス 20％ 10％ 100％ 70％ 港区 30店舗 港区 ex.国際新赤坂ビル店 ex.フォーシーズ溜池山王ビル店 43店舗 港区 5店舗 24

25. ドトール コーヒー UCC上島珈琲 ホワイト スターバックス タリーズコーヒー 現在の スターバックス リ・ポジショニング 高価格 健康に 気を使わない 健康に 気を使う 低価格

26. 高価格志向（ブラック） 健康志向（ホワイト） メニュー展開例 • ブルーマウンテンブレンド • エメラルドマウンテンブレンド • マンゴー×キャロット・フラペチーノ • ピーチ×フレッシュトマト・フラペチーノ • おからケーキ・ミックスベリーソース添え • ライ麦パンのBLTサンド 26

27. 客層の分離化 既存店舗の改装による多店舗出店の防止 競合他社との差別化 まとめ ブランドに再び力を取り戻すことが可能であり、 スターバックスの活性化につながる 27 27

28. 参考文献 Web Starbucks Coffee Japanhttp://www.starbucks.co.jp/[09.10.05] Starbucks Corporationhttp://www.starbucks.com/[09.10.05] 日経テレコン21http://t21.nikkei.co.jp/g3/CMN0F11.do[09.10.05] Business Media 誠　http://bizmakoto.jp/[09.10.05] 社団法人日本フードサービス協会http://www.jfnet.or.jp/[09.10.05] 財団法人外食産業総合調査研究センターhttp://www.gaishokusoken.jp/index.cfm[09.10.07] 日経ネットマネー＆マーケット株価サーチ http://markets.nikkei.co.jp/[09.10.07] 書籍 スターバックス5つの成功法則と「グリーンエプロンブック」の精神 　 ジョセフ・ミケーリ著 ／月沢李歌子訳 ブランド戦略（実践）講座　水野与志朗著 28 28

29. ご清聴 ありがとうございました 29 29