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分子環境学特論I

分子環境学特論I. 大学院地球環境科学研究科 開講科目 2004 年度前期 毎週金曜日第 2 校時( 10:30─12:00 ) 研究科 C-104 号室 講義中のクイズに答え,最後に感想・意見を書いて提出 感想は講義のウェブページに名前をふせて掲載します・希望しない人は明記 調査・研究の内容を発表して討論 大谷文章 (おおたにぶんしょう) 001-0021 札幌市北区北 21 条西 10 丁目 北海道大学・触媒化学研究センター 011-706-9132 (ダイヤルイン)・ 011-706-9133 (ファクシミリ)

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分子環境学特論I

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Presentation Transcript


  1. 分子環境学特論I • 大学院地球環境科学研究科 開講科目 • 2004年度前期 毎週金曜日第2校時(10:30─12:00) • 研究科C-104号室 • 講義中のクイズに答え,最後に感想・意見を書いて提出 • 感想は講義のウェブページに名前をふせて掲載します・希望しない人は明記 • 調査・研究の内容を発表して討論 • 大谷文章(おおたにぶんしょう) • 001-0021 札幌市北区北21条西10丁目 北海道大学・触媒化学研究センター • 011-706-9132(ダイヤルイン)・011-706-9133(ファクシミリ) • ohtani@cat.hokudai.ac.jp・http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~k15391/

  2. 科学研究の技術:読み・書き・算盤(そろばん)科学研究の技術:読み・書き・算盤(そろばん) • ■『化学物質と環境』を軸にして、科学研究における「読み書き算盤(そろばん)」を身につけましょう • ・化学物質を取り扱う物質環境科学専攻の一員 • ・化学物質と環境について科学の立場にたってきちんと考えてみよう • ・そのためには、 •  「読む」:マスメディアや学術論文などの情報を客観的に読みとる技術 •  「書く」:科学の立場にたった表現を行う技術 •  「算盤」:科学(化学)の基礎にたって情報やデータを分析する技術 • ・各回ごとに資料を使った演習を通じてこの技術を習得 • ・科学研究についての理解を深める • ・受講者の調査・発表をするゼミ形式も併用 • ・昨年度までの内容はすべてウェブページ上(http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~k15391/j13.html)に公開

  3. あなたにとって「環境」とは何ですか • クイズ1 • ・地球環境科学研究科の大学院生 • ・分子環境学特論Iを受講 • ・「環境」とは何ですか

  4. 化学物質が環境であるという発想 • クイズ2 • ・この部屋(壁・床・天井は含めない)の中で •   もっとも多い化学物質は何ですか •   それは何モルですか •   もっともたくさんある元素は何ですか •   それは何個ですか

  5. 物質量(モル)を計算してみる • ・部屋の大きさ(身長・歩幅)10×8×3=240 m3 • ・空気(約80%が窒素・約20%が酸素)192 m3 • ・気体22.4 dm3が1モルなので窒素は約8.5 kmol • ・木製品の主成分はセルロース[物質量の定義] • ・鉄製品:原子量約56なので,200 kgで約3.5 kmol • ・人間も化学物質で構成されている •   重量で約60%が水 •   新生児は約80%で年齢とともに減少 •   臓器の中でもっとも含水率が高いのは脳で85% • ・もっとも多い化学物質は水である可能性が高い • ・60 kg×25/18=83 kmol • ・元素について原子の個数で比べるなら水素か

  6. 綿1 kgと鉄1 kg,どっちが重い クイズ3 ・質量がともに1 kgの   綿(主成分はセルロース)と鉄  どちらが重いですか  どれだけ重いですか

  7. 質量と重量(重さ) • ・質量:化学物質固有のもの(条件によって変化しない) •   質量が決まれば物質量を求めることができる • ・重量(重さ):測定条件により変化 •   もっとも大きな要素は浮力 • ・アルキメデスの原理 •   物体が押しのけた媒体の質量と同じ大きさの力 •   真比重が小さいものほど大きな浮力 •   真比重:(綿)1.54 g cm-3 (鉄)7.85 g cm-3 • ・重量に対する浮力の補正:分銅との真比重の違い • ・空気の質量:22.4 dm3で28.8 g,0.5 dm3で約0.6g • ・1 gあたりで0.6 mgの差が生じる(十分に測定感度内)

  8. ダイオキシンと環境: 情報を得る • クイズ4 • ・ダイオキシンについて知っていることを書きなさい •  「ダイオキシン ─神話の終焉─」渡辺正・林俊郎、日本評論社(2003)という本を読んだ,あるいは出版されているのを知っていますか

  9. 本と新聞 • クイズ5 • ・この1か月間に何冊の本を読みましたか • おぼえている題名をあげてください • クイズ6 • ・新聞を毎日読んでいますか・どんな新聞ですか

  10. 私(大谷文章)の場合 ・この1か月間に読んだ本  熊谷清一郎著「エンジンの話」岩波新書156(1981)  白鳥紀一編「物理・化学から考える環境問題」藤原書店(2004)  苅谷剛彦ら著「教育の社会学」有斐閣アルマ(2000)  伊勢田哲治著「疑似科学と科学の哲学」名古屋大学出版会(2003)  日本経済新聞社編「教育を問う」日本経済新聞社(2001)  藤本隆宏著「能力構築競争」中公新書1700(2003)  清瀬一郎「秘録東京裁判」中公文庫(1986)* ・購読新聞:毎日新聞と日本経済新聞 2000年12月以降クリッピング(切り抜き)してデータベース化

  11. まとめ • 【クイズ1】あなたにとって環境とは何ですか[書き] • 【クイズ2】この部屋の中でもっとも多い化学物質は何ですか。それは何モルですか。[書き/算盤] • 【クイズ3】綿1 kgと鉄1 kg,どっちが重い[算盤/書き] • 【クイズ4】ダイオキシンについて知っていること[読み/書き] • 【クイズ5】この1か月に何冊の本を読みましたか[読み] • 【クイズ6】新聞を毎日読んでいますか[読み] • 【クイズ7】今日の講義に関する感想と意見[書き] • 感想は講義のウェブページに名前をふせて掲載します・希望しない人は明記 • 連絡先として電子メールアドレス • 忘れた人・まだもってない人は後で(ohtani@cat.hokudai.ac.jp)へ電子メールで連絡

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