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自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 災害にも強い協働と総働のまちづくり -

自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 災害にも強い協働と総働のまちづくり -. IIHOE [ 人と組織と地球のための国際研究所 ] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/. お三方のご活動のご紹介から. そばこ会(尾鷲市 光が丘) ・顔が見える関係、訓練後の懇親会、炊き出し兼ねた食事会 →避難者受け入れ訓練実施( 11 年 9 月)! →海と山の顔が見える関係づくりが、全市の防災力向上に 熊野市消防本部 ・総力を挙げて 184 名救助

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自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 災害にも強い協働と総働のまちづくり -

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Presentation Transcript


  1. 自治を回復し、まち・むらの課題を、まち・むらの力で解決するために- 災害にも強い協働と総働のまちづくり - IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/

  2. お三方のご活動のご紹介から そばこ会(尾鷲市 光が丘) ・顔が見える関係、訓練後の懇親会、炊き出し兼ねた食事会 →避難者受け入れ訓練実施(11年9月)! →海と山の顔が見える関係づくりが、全市の防災力向上に 熊野市消防本部 ・総力を挙げて184名救助 ・意識変革:積極的な準備、早めの避難、体験を過信しない 紀宝町災害ボランティアセンター ・多様な職種の経験者46名の訓練が、即応に結び付いた ・42日間開設:Vo5314名、639件対応(清掃、避難所運営等) ・社協・民児協などと連携して個別ニーズ聴き取りも →防災から減災へ:「防ぐ」より、「被害を最小に抑える」 →科学・技術より、「人間と関係の力」で 自主独立=孤立無援より、受援力・互援力で!

  3. 最も支援が必要な被災者に支援を効果的につなぐために最も支援が必要な被災者に支援を効果的につなぐために

  4. つなプロの活動範囲 特別なニーズを 持つ被災者 避難所 避難所支援 ボランティア つなぐVo 専門性を 持つNPO 「広く大きく」の支援と連携しながら、 「ピンポイント」の領域で、「つなぐ」ことに特化する。

  5. アセスメント→重点支援→自律復興支援へ △ ガソリン不足! ○ 65件は完了まで支援 ◎ 東京・大阪で協力団体募集 ×遠隔情報を生かせない団体 × 助成方針変更 △ 継承先確保 ○ 健康調査 ○一部ながら強い信頼 ◎ 多賀城市 全避難者調査 ○ 強い信頼に基づく連携 ○ 継承先確保 ×助成方針・・

  6. 「新しい公共」? 「新しい公共」と日本の将来ビジョン                     (「新しい公共」宣言 2010年6月)  「新しい公共」が作り出す社会は「支え合いと活気がある社会」である。すべての人に居場所と出番があり、みなが人に役立つ歓びを大切にする社会であるとともに、その中から、さまざまな新しいサービス市場が興り、活発な経済活動が展開され、その果実が社会に適正に戻ってくる事で、人々の生活が潤うという、よい循環の中で発展する社会である。  気候変動の影響が懸念される一方で、少子高齢化が進み、成熟期に入った日本社会では、これまでのように、政府がカネとモノをどんどんつぎ込むことで社会問題を解決することはできないし、われわれも、そのような道を選ばない。これから、「新しい公共」によって「支え合いと活気のある」社会が出現すれば、ソーシャルキャピタルの高い、つまり、相互信頼が高く社会コストが低い、住民の幸せ度が高いコミュニティが形成されるであろう。さらに、つながりの中で新しい発想による社会のイノベーションが起こり、「新しい成長」が可能となるであろう。  日本には、古くから、結・講・座など、さまざまな形で「支え合いと活気のある社会」を作るための知恵と社会技術があった。「公共」は「官」だけが担うものではなかった。各地に藩校が置かれていた一方で、全国に一万五千校あったといわれる寺子屋という、当時としては、世界でももっとも進んだ民の教育システムがあったなど、多様な主体がそれぞれの役割を果たし、協働して「公共」を支え、いい社会を作ってきた。政治(まつりごと)と祭が一体となって町や村の賑わいが生まれた。茶の湯のような文化活動から経済が発生してきた。  しかし、明治以降の近代国民国家の形成過程で「公共」=「官」という意識が強まり、中央政府に決定権や財源などの資源が集中した。近代化や高度成長の時期にそれ相応の役割を果たした「官」であるが、いつしか、本来の公共の心意気を失い、地域は、ややもすると自らが公共の主体であるという当事者意識を失いがちだ。社会とのつながりが薄れ、その一方で、グローバリゼーションの進展にともなって、学力も人生の成功もすべてその人次第、自己責任だとみなす風潮が蔓延しつつある。一人ひとりが孤立し、国民も自分のこと、身近なことを中心に考え、社会全体に対しての役割を果たすという気概が希薄になってきている。日本では「公共」が地域の中、民の中にあったことを思い出し、それぞれが当事者として、自立心をもってすべきことをしつつ、周りの人々と協働することで絆を作り直すという機運を高めたい。

  7. まちの力は、関係の密度がつくる!人口密度より人「交」密度!まちの力は、関係の密度がつくる!人口密度より人「交」密度! • 町(区域)でも街(建物の集まり)でもなく、「まち」:人と人との関係 • 「衣食」「住」の次は、「医移職充」 • 衣食は外から持ち込み配布も可能 • 住の安心は、建物だけじゃない! • 今後の医療は予防がさらに重要! • 移動・職業・充実は、関係そのもの

  8. 田上・長崎市長のお話から(管理職研修) • 協働は「発想」から! • 事業・業務の執行段階だけでなく、連携・紹介でも成果に • 「自然環境を守る・育てる」課の目的→市民はパートナー • 特別なことじゃなく、日常・普段の仕事の進め方として • 行政「だけ」で事業・予算→成果を大きくするために転換を • 一人芝居から、プロデューサーに! • 周囲の人びとが資源に見えてくる→誰に何ができるか • 市民とコミュニケーションする力! • 市民が求めるのは「普通の言葉で会話できる職員」 • 「制度の説明だけ!」、「自分の担当だけ!」、「コロコロ異動する職員より、自分のほうが詳しい!」 • 「この申請に来たのはなぜか?」にまで遡ることで、より深い解決や満足に結び付く • トラブルを減らす&市民の喜びを高める・増やす!

  9. 竹山・堺市長のお話から(局長・部長研修) • 自治とは? → 団体自治から住民自治へ • 憲法第94条:地方公共団体は、その財産を管理し、事務を処理し、及び行政を執行する権能を有し、法律の範囲内で条例を制定することができる。 • 「自然権」としての地域主権(←「分権」ではない) • 近接性と補完性の原則 • 主体性・権限・財源は現場に。広域は補うために • 都市内分権→区役所の権限・機能の強化 • ドライバーは市民。職員はナビゲーター。 • 良いナビゲーターたるために、現場へ! • OB/OGになったら、地域づくりの一員に! • そのための準備を、在職中から!

  10. 2020年の世界・日本は? • 中国のGDPは、日本よりいくら多い? • 原油、鉄、レアメタルなどの価格は? • 日本の国民一人当たりGDPは何位? • 日本の高齢者率は? • 国債の残高は? • 既存インフラの補修コストは? • 橋:15m以上が15万か所!→20年には25%以上が50年経過! • 施設:700㎢以上!→市町村管理が半数以上、30年以上が3割! • 下水道:陥没は年5000か所以上! • 道路、ダム、住宅、上水道、電力、鉄道、・・・ • 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? • 消費税は、いくら必要?

  11. 尾鷲市も、これまで20年と、これから20年は違う尾鷲市も、これまで20年と、これから20年は違う

  12. 2020年の尾鷲市は? • 高齢者率は?→43.5%!(全国より50年早い!) • 高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.1人! • 75歳以上は?→4270人(市民の4人に1人)! • ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? • 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? • 健康増進活動の効果の可視化を急ぐ! • 生産人口は?→22%減(00年比41%減) ! • 個人所得税収は? • 既存インフラの補修コストは? • 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ • 債権残高は? • 消費税を、どれだけ増やす必要がある?

  13. 尾鷲市の高齢者・後期高齢者のくらしは?

  14. 熊野市も、これまで20年と、これから20年は違う熊野市も、これまで20年と、これから20年は違う

  15. 2020年の熊野市は? • 高齢者率は?→42.2%!(全国より50年早い!) • 高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.1人! • 75歳以上は?→4143人(市民の4人に1人)! • ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? • 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? • 健康増進活動の効果の可視化を急ぐ! • 生産人口は?→20%減(00年比36%減) ! • 個人所得税収は? • 既存インフラの補修コストは? • 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ • 債権残高は? • 消費税を、どれだけ増やす必要がある?

  16. 熊野市の高齢者・後期高齢者のくらしは?

  17. 紀北町も、これまで20年と、これから20年は違う紀北町も、これまで20年と、これから20年は違う

  18. 紀北町の高齢者・後期高齢者のくらしは?

  19. 御浜町も、これまで20年と、これから20年は違う御浜町も、これまで20年と、これから20年は違う

  20. 御浜町の高齢者・後期高齢者のくらしは?

  21. 紀宝町も、これまで20年と、これから20年は違う紀宝町も、これまで20年と、これから20年は違う

  22. 紀宝町の高齢者・後期高齢者のくらしは?

  23. 協働から総働へ 当事者 中長期の視点で、 地域を耕す意欲としくみ 事業者 金融機関 専門家 総働 協働 学校 (教員+生徒) 行政 公共サービスを担う 意欲とスキル NPO

  24. まちづくりは、誰のため? 何のため? • あいさつできる関係づくりのため • 子どもたちの世代が誇りを持って暮らし、働くため • 20年で人口が半減した町で、小中学生が農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長に提言する年50時間以上の町おこし授業(北海道・浦幌町、「NPOマネジメント」第63号参照) • 災害時などの安心のため • 障碍者・高齢者のための「避難支援」と「避難所の課題確認」訓練(別府市)

  25. 元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う • 自分が住み続ける地域の未来の ために、本当に大切なことを 実現できるように、全力を尽くす。 • 出し惜しみしない • できないフリしない • あきらめない • 「誰かがどうにかしてくれる」なんて  甘えない

  26. 雲南市の地域自主組織のすごさ ・「公民館」から「地域交流センター」へ • 共益的な生涯学習から、公共サービスへ ・「小規模多機能」自治 • 合併による「行政機能の集中・効率化」を補う「適地適作(策)」型の地域づくり • 幼稚園放課後の預かり保育(海潮) • 閉店された農協跡で産直市&100円喫茶(中野) • 共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」 • 最小限の安全・安心をどう維持するか? • 文化・伝統をどう残すか? • 経済的な循環・競争力をどう維持するか?

  27. 真地(まーじ)団地自治会(那覇市) ・1981年開設の市営住宅、400世帯 ・「車両部」で買物&観光支援! ・2011年度に「地域福祉部」新設!  「第1次福祉計画」(11-13年度):  見守り、活性化、運行、資金造成  ・見守り:同棟の支援者、新聞・宅配も協力  ・木曜:デイサービス(14-16時)  ・金曜:「百金食堂」(100円昼食会)  ・土曜:カラオケ!

  28. 60人のお年寄りのために77歳の看板娘が営むコンビニ「ノーソン」(大分県中津市 旧・耶馬渓町) ・03年農協閉店、05年合併:「役場も店も遠くなる」 ・農協から店舗を買い取り、日用品販売&お茶飲み ・調味料、菓子、種苗など300品目、年商400万円 ・住民がつくった野菜・果物を市街地大型店に出荷 → 年商400万!→耕作放棄地が相次いで畑に! ・中島さん「田舎には、仕事を探しに来る人じゃなく、  仕事をつくれる人に来てもらいたい」

  29. 独居高齢者のための厳冬期限定共同住宅「のくとい館」(岐阜県高山市)独居高齢者のための厳冬期限定共同住宅「のくとい館」(岐阜県高山市) ・全14室、各室に台所・浴室完備、月額1万2千円  朝夕食は食堂で ・旧・教職員住宅を活用(08年12月) ・市社協の提案+国交省「新たな公」補助金で実現! ・「まちなかに暮らす息子と同居しても、  知り合いがいないけど、ここだと一日が早い」

  30. 自治会・町内会は、行事を半減して、事業=福祉+経済を!自治会・町内会は、行事を半減して、事業=福祉+経済を!

  31. 地域の人口構成を年齢別に把握する

  32. 「求められる判断・業務」と「責任者」を1項目ずつ書き出す。手続き・権限・基準、備品、体制など「必要な準備」は赤に「求められる判断・業務」と「責任者」を1項目ずつ書き出す。手続き・権限・基準、備品、体制など「必要な準備」は赤に スタッフの安全確認、支援体制づくり、・・・ 備品、資材、施設、車両、ボランティア、 医療・福祉など専門家、・・ 写真、議事録、ブログ、SNS、・・・ 安否確認、救出、配布、避難所運営、・・

  33. ケース1:9月8日・火曜日15時 静岡沖 M7.5 • 浜松から三島まで震度6強・津波最大3m、倒壊・要避難25万戸・150万人、火災多数、死亡・重傷2万人? • JR・高速:全線不通、国道1号寸断・大渋滞 • 電力系の被害軽微、水道・ガスは寸断 • 大型で非常に強い台風接近中

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