210 likes | 280 Views
因子数. 因子数の選定. ---- 探索的分析の妙 ----. SAS の因子数決定方法. SAS の因子数決定方法:続. 因子数 k の選定法 ---- 以下の客観的ルールと解釈可能性を 考慮して総合的に判断する ----. Guttman ルール関連 相関行列の固有値で値が1以上のものの個数(SPSS) 相関行列の対角部分を事前共通性(多くはSMC)で置き換えた行列にもとづく方法 Scree 法 相関行列の固有値プロットにもとづく方法 モデルの吟味 共通性の割合(累積寄与率) 適合度検定, AIC Tucker-Lewis の指標.
E N D
因子数 因子数の選定 ---- 探索的分析の妙 ----
因子数k の選定法---- 以下の客観的ルールと解釈可能性を考慮して総合的に判断する---- • Guttman ルール関連 • 相関行列の固有値で値が1以上のものの個数(SPSS) • 相関行列の対角部分を事前共通性(多くはSMC)で置き換えた行列にもとづく方法 • Scree 法 • 相関行列の固有値プロットにもとづく方法 • モデルの吟味 • 共通性の割合(累積寄与率) • 適合度検定,AIC • Tucker-Lewis の指標
Guttman ルール関連 • 相関行列 S の固有値で,値が1以上のものの個数(SPSS) • 相関行列 S の対角部分を事前共通性(多くの場合,SMC)で置き換えた行列 S* にもとづく方法 • S*の固有値で,値が0以上のものの個数 • S*の固有値の大きいものからの和が初めて tr(S*) [事前共通性の和]を超えたときの固有値番号(SAS;prinit) • DS*Dの固有値の大きいものからの和が初めて tr[DS*D] を超えたときの固有値番号.ここで,Dは独自性の平方根の逆数からなる対角行列(SAS;ml)
Σ-Ψ=ΛΛ’の正の固有値の数が因子数. Σは未知なので,ΣをSで置き換える 真の共通性は未知なので,事前共通性 SMC,もしくは0で置き換える(S*を作成する) S*の正の固有値の数を数える. 「事前共通性を0として正の固有値を数える」 「事前共通性を1として1以上の固有値を数える」 問題点 事前共通性の問題.SMCは真の共通性を過小評価している.0はもっと過小評価している. この基準で求められる因子は真のものより少ない可能性がある. Σを S で置き換えることのに問題はないのか? Guttman ルールの実行と問題点
本来0であるべきところが変動するため,正の固有値数は真の因子数より多くなる.本来0であるべきところが変動するため,正の固有値数は真の因子数より多くなる. 共通性の過小評価によって因子数を少なく見積もってしまう欠点は,上記のことで相殺するという考え方もある. 固有値が0の部分は変化がなだらかである.固有値プロットがなだらかになる手前の固有値番号を因子数とする方法がある.これを Scree法という. Σを S で置き換えることの問題点
固有値が0の部分の合計は正の部分と負の部分が相殺して0に近い.従って,すべての固有値合計は,第1固有値から真の因子数までの合計と近くなりそうである.固有値が0の部分の合計は正の部分と負の部分が相殺して0に近い.従って,すべての固有値合計は,第1固有値から真の因子数までの合計と近くなりそうである. 第1固有値からの固有値を加えていき,その和が固有値合計を越えたときの固有値数を因子数にすることが考えられる. すべての固有値合計= Σ-Ψ=ΛΛ’の対角成分の和=(事前)共通性の合計 変形 Guttman ルール
Guttman ルールはなぜ因子数を過小推定するか:その数理 ciは真の共通性
Scree 法 固有値プロットにおいて,固有値の減少量がなだらかになる直前の固有値番号を因子数とする
適合度(カイ2乗)統計量の値と密接な関係がある適合度(カイ2乗)統計量の値と密接な関係がある “Psi^{-.5}S^*Psi^{-.5}”を使う意味
モデルの吟味による因子数の選択 • 共通性の吟味 • 各変数の共通性 • 共通因子が説明する割合(累積寄与率) • 適合度検定 • Tucker-Lewis の指標
2因子モデル 1因子モデル モデルの吟味(SAS)