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光学的アプローチに基づく現実世界のモデル化手法. 宮崎大輔 Robby T. Tan 原 健二 池内克史. 光学情報. 環境情報. 幾何情報. 現実世界のモデリング. これら3つの情報を一度に取得する手法を提案. 関連研究. 2. rendered image. real image. Minimize. K s , σ. 処理の流れ. 1. 反射成分の分離. 2. 拡散反射光の 偏光解析による形状復元. 3. ピーク位置検出 による光源推定. 4. 最小二乗法による 反射パラメータ推定. 1. 反射成分の分離.
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光学的アプローチに基づく現実世界のモデル化手法光学的アプローチに基づく現実世界のモデル化手法 宮崎大輔 Robby T. Tan 原 健二 池内克史 3月CVIM研究会
光学情報 環境情報 幾何情報 現実世界のモデリング これら3つの情報を一度に取得する手法を提案 3月CVIM研究会
関連研究 3月CVIM研究会
2 rendered image real image Minimize Ks, σ 処理の流れ 1. 反射成分の分離 2. 拡散反射光の 偏光解析による形状復元 3. ピーク位置検出 による光源推定 4. 最小二乗法による 反射パラメータ推定 3月CVIM研究会
1. 反射成分の分離 3月CVIM研究会
2色性反射モデル 入射光 鏡面反射 拡散反射 3月CVIM研究会
関連研究 • 偏光と複数枚画像: • Wolff et al. (1991): from gray-level images • Nayar et al. (1996): color and polarization • 複数枚画像: • Sato et al. (1994): temporal color space • Lin et al. (2001): closed form of basis function • 一枚の画像: • Shafer (1984): dichromatic model and parallelogram • Klinker et al. (1988): T-shape in RGB space • Bajcsy et al. (1996): S space and segmentation 3月CVIM研究会
表面反射成分 内部色 表面色 green blue red 内部反射成分 色空間 Klinker/Shafer/Kanade 88 • 色ベクトルの線形和 aS + bB 3月CVIM研究会
specular diffuse 拡散反射画像 鏡面反射画像 入力画像 反射成分分離[Tanら2002] 3月CVIM研究会
2. 偏光による形状推定 3月CVIM研究会
関連研究 3月CVIM研究会
法線 入射角 反射角 反射光 入射光 q q 空気 光源 偏光板 物体 透過光 偏光 偏光度: 光がどれだけ偏光しているかを表す尺度 部分偏光 (偏光度ρ 0~1) 非偏光 (偏光度ρ 0) 完全偏光(偏光度ρ 1) 3月CVIM研究会
カメラ 偏光板 法線 天頂角 q 方位角 物体 偏光による法線の決定 3月CVIM研究会
-曖昧性 輝度の変化と方位角φ 255 Imax ※偏光板は180° の周期性を持つ 輝度 0 360 1 2 偏光板の回転角 方位角 方位角 の決定 occluding boundary から物体領域内部へ、決定されたφを伝播していく (滑らかな曲面を仮定) 3月CVIM研究会
1 (n=1.7) 偏光度ρ 0 天頂角θ 90° 天頂角θと偏光度ρの関係 3月CVIM研究会
を最小化 ただし、 高さ H 法線 勾配 次式を反復計算する 高さを求める • 緩和法[Horn1986,池内1984] 3月CVIM研究会
3. ピーク位置検出による光源推定 3月CVIM研究会
光源半球 光源を半球上の点として表す 3月CVIM研究会
2.しきい値処理 3.ピーク位置検出 1.半球に投影 光源推定 ピーク位置を検出し、それを無限遠点光源の方向とする 3月CVIM研究会
4. 反復計算による反射パラメータ推定 3月CVIM研究会
Torrance-Sparrow反射モデル 拡散反射 鏡面反射 3月CVIM研究会
2 rendered image real image Minimize Ks, σ 反射パラメータの推定 以下の最小二乗問題を最急降下法に基づく反復計算によって解く 3月CVIM研究会
実験結果 3月CVIM研究会
入力データ 方位角φ 偏光度ρ 輝度I 3月CVIM研究会
形状推定結果 3月CVIM研究会
光源推定結果 推定された光源環境 実際の光源環境 3月CVIM研究会
レンダリング結果 入力画像 別の光源・視線の下で レンダリングした画像 合成画像 3月CVIM研究会
別の物体の結果 推定された形状 入力画像 別の光源・視線の下での レンダリング結果 合成画像 3月CVIM研究会
まとめ • 単一視点から幾何情報、光学情報、環境情報を一度に推定する手法を提案した • 幾何情報は偏光を用いて求めた • 光学情報は反復計算によって求めた • 環境情報は鏡面反射画像のピーク位置から求めた 3月CVIM研究会
精度の評価 精度の向上 部屋全体のモデル化 今後の課題 3月CVIM研究会
(c) Daisuke Miyazaki 2003All rights reserved. http://www.cvl.iis.u-tokyo.ac.jp/ 宮崎 大輔, Robby T. Tan, 原 健二, 池内 克史, "光学的アプローチに基づく現実世界のモデル化手法," 情報処理学会コンピュータビジョンとイメージメディア研究会, 2003-CVIM-137, pp.19-26, 東京, 2003年3月 3月CVIM研究会