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 ロングコアデータの解析

 ロングコアデータの解析. パススルー磁力計 測っているのはなに ? デコンボリューション演算 周波数空間での演算 実空間での演算 デコンボリューションの前提 本当に 測っているものはなに?. パススルー磁力計. コアの磁化を丸ごとほぼ連続に測る サンプリングが不要 消磁も丸ごと連続にできる 交流消磁だけだけど ARM/SIRM の着磁も 良いことばかり? 本質的でない問題点 本質的な問題点. パススルー磁力計. 測っているのは何?. 感度曲線. ×. +. 問題点. 解像度が上がらない 径を細くする Negative lobe の問題

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 ロングコアデータの解析

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Presentation Transcript


  1.  ロングコアデータの解析 • パススルー磁力計 • 測っているのはなに? • デコンボリューション演算 • 周波数空間での演算 • 実空間での演算 • デコンボリューションの前提 • 本当に測っているものはなに?

  2. パススルー磁力計 • コアの磁化を丸ごとほぼ連続に測る • サンプリングが不要 • 消磁も丸ごと連続にできる • 交流消磁だけだけど • ARM/SIRM の着磁も • 良いことばかり? • 本質的でない問題点 • 本質的な問題点

  3. パススルー磁力計

  4. 測っているのは何? • 感度曲線 × +

  5. 問題点 • 解像度が上がらない • 径を細くする • Negative lobe の問題 • 方位に偽の変動が出る • 径を細くしてもだめ

  6. Negative Lobe による偽の方位変動 • 典型的な例 • 磁化の強い層

  7. コンボリューション積分 • 連続関数で書くとコンボリューション積分 • 逆演算=デコンボリューション

  8. 周波数空間でのデコンボリューション ノイズがあるので    はωが大きいと小さくなるので、ωが大きくなると、不安定。安定化するには例えば、

  9. 実空間での離散デコンボリューション • d から m を求めるには連立一次方程式を解けば良い。 • ただし、やっぱり不安定。

  10. 安定化するには 安定化最小自乗法 と の大きさのバランスの良いを見つける。

  11. 周波数空間?実空間? • 周波数空間の演算の方が速い (FFT) • 二次元のデコンボリューションはこちら • 例えば、HSTのピンぼけ補正 • しかし...周波数空間の演算は端の影響が避けられない。周期性の仮定。 • 可能であれば実空間で。 • いずれにせよαをどう決めるかは大問題

  12. 正しいαを見つけるには • ベイズ統計 • 事前分布: • 2次差分が正規分布(0,τ)と仮定 ⇦磁化は急に変化しない • 残差 • 正規分布(0,ν)と仮定 • 事後分布 • ν/τ (=α)を与えて尤度が最大になる m を求める ⇨安定化最小自乗法の式のベイズ統計的解釈 • αを決めるのはABIC最大の法則 • ABIC=-2log(尤度)+2N

  13. デコンボリューションの前提 • 磁化がある層準で一定である • 磁化の変化は一次元 • 磁化変化の滑らかさ&誤差は一定 • 一つのαですむ • 正確にはデータの滑らかさと誤差を事前分布として正しく反映できていること • 正しいレスポンス関数が与えられている

  14. レスポンス関数の見直し • 2G から与えられるのは軸上のレスポンス

  15. レスポンス関数の計算 • レスポンス=微小コイルに電流Im流した時にセンサコイルに流れる電流Isとの比 • Is=Msm Im(Msm:相互コンダクタンス) • Msm =Mmsだからセンサコイルに単位の電流を流した時に出来た磁場=レスポンス センサコイル Msm Mms Is Im 微小コイル

  16. 超伝導シールドの効果 • 超伝導物質の内部に磁場は入らない • シールドの外側に適 当な磁場元を置い て表面で垂直成分 が0になるように 調節する

  17. x センサ z センサ

  18. レスポンスはサンプルで違う 半割コア 点試料

  19. 結局、本当に測っているのは何? • 三次元のレスポンス関数と三次元に分布する磁化とのコンボリューション • スピナ磁力計でも • 帯磁率計でも...etc. etc. • 測定器を理解しよう!!

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