80 likes | 161 Views
Q&A 50 金融の基本 Q 34 ~Q 36. 10BA354H 小柴摩耶. Q34 米国の金融危機と日本の危機の違い. 違いは主に 3 つ 場所・期間・影響の違いに分類できる ①最大の違いは危機の発生源が国内か海外か. ② 08 年米国の危機と 90 年代の日本の危機は どちらも不動産の価格上昇がバブル経済の原動力 一方でバブル崩壊から危機に発展するまでに要した期間が異なる 日本:5年程度(地価ピーク~金融危機) 米国: 1 ~ 1 年半(住宅価格ピーク~サブプライム). ③日本経済への影響の違い 08 年危機は 90 年危機に比べ軽微
E N D
Q&A50 金融の基本Q34~Q36 10BA354H 小柴摩耶
Q34 米国の金融危機と日本の危機の違い • 違いは主に3つ場所・期間・影響の違いに分類できる • ①最大の違いは危機の発生源が国内か海外か
②08年米国の危機と90年代の日本の危機は どちらも不動産の価格上昇がバブル経済の原動力 一方でバブル崩壊から危機に発展するまでに要した期間が異なる日本:5年程度(地価ピーク~金融危機)米国:1~1年半(住宅価格ピーク~サブプライム)
③日本経済への影響の違い 08年危機は90年危機に比べ軽微 (90年代はバランスシートを大幅に拡大、一方今回の危機は拡張なし)
Q35 金融機関への影響 • IMFは今回の危機により、約4兆ドルの損失を試算 • 各国政府・金融機関の対応
しかし 未だ残る懸念材料 ①金融規制の強化(金融機関に対し、自己資本の積み増し・リスクの高い事業の禁止などの規制)に向けた改革が進んでいるが… ②09年末ドバイ、10年ギリシャをはじめとするソブリンリスクへの懸念
Q36金融危機再発の予防 • 今までに112もの金融危機が発生二種類に分類できる①銀行危機(銀行の経営危機)②ソブリン危機(政府が国債を返済できない) • 08年の金融危機では、リーマンブラザーズ倒産の影響からほかの多くの欧米の金融機関で信用が失われた。 →その結果市場から資金を調達できなくなり、経営危機に陥る流動性危機が発生
今回の金融危機を教訓に再発防止の様々な規制強化が検討レバレッジの水準制限の規制自己資本規制見直し…等今回の金融危機を教訓に再発防止の様々な規制強化が検討レバレッジの水準制限の規制自己資本規制見直し…等 • ただし同時に行うと弊害も生じてしまう →経済に与える影響を考慮した、バランスの取れた規制を