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形式言語 と オートマトン. 第 4 回 鳥取大学工学研究科 情報エレクトロニクス 専攻 田中美栄子. 1. 本日の予定. 有限状態オートマトン の復習. 形式言語とオートマトン. 1. 本日の予定. “ 有限状態オートマトン ” は 最終評価の 6 割 を占めます。 もし、今までの授業で分かっていない人がいたら 今日 の 授業 で 追 いつきましょう !. 形式言語とオートマトン. 2. 小テスト解説. 問1. 下図のように状態遷移する偶奇判定機がある、このオートマトンを 5 字組み M=<Q , Σ,δ, q 0 , F> で定義せよ.
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形式言語 とオートマトン 第4回 鳥取大学工学研究科 情報エレクトロニクス専攻 田中美栄子
1 本日の予定 有限状態オートマトン の復習 形式言語とオートマトン
1 本日の予定 “有限状態オートマトン”は 最終評価の6割を占めます。 もし、今までの授業で分かっていない人がいたら 今日の授業で追いつきましょう! 形式言語とオートマトン
2 小テスト解説 問1 下図のように状態遷移する偶奇判定機がある、このオートマトンを5字組みM=<Q,Σ,δ,q0,F>で定義せよ 形式言語とオートマトン
2 小テスト解説 =答= Q={偶,奇} Σ={a} δ(偶, a)=奇,δ(奇,a)=偶 q0=偶 F={偶} 形式言語とオートマトン
2 小テスト解説 五字組みの確認 FSA: M= <Q, Σ, d,q,F> の5字組 ・ Q: 状態の集合 ・ Σ : 使用するアルファベット ・ d : 動作関数 ・ q :初期状態 ・ F: 受理状態の集合 形式言語とオートマトン
2 小テスト解説 問2 • 次の有限オートマトンMに言語”ababb”が入力された時の変遷を様相で表せ。また、受理されるかどうかを記せ。 M=<Q,Σ,δ,q0,F> ここで、 Q={A,B,C,D}Σ={a,b} δ:Q×Σ→Q δ(A,a)=B, δ(A,b)=C, δ(B,a)=A, δ(B,b)=D, δ(C,a)=D, δ(C,b)=A, δ(D,a)=C, δ(D,b)=B q0=A F={D} とする 形式言語とオートマトン
2 小テスト解説 問2 • M=<Q,Σ,δ,q0,F> • Q={A,B,C,D} • Σ={a,b} • δ:Q×Σ→Q • δ(A,a)=B, δ(A,b)=C, • δ(B,a)=A, δ(B,b)=D, • δ(C,a)=D, δ(C,b)=A, • δ(D,a)=C, δ(D,b)=B • q0=A • F={D} 図で表す 形式言語とオートマトン
2 小テスト解説 問2 (A,ababb) ↦M(B,babb) ↦M(D,abb) ↦M(C,bb) ↦M(A,b) ↦M(C,ε) 結果:受理されない =答= 形式言語とオートマトン
3 練習問題 下図の有限オートマトンが受理する入力列を書け また、この有限オートマトンを五字組みで示せ 形式言語とオートマトン
3 練習問題 =答え= 受理する入力列の例: a aaa aaaa など。 形式言語とオートマトン
3 練習問題 =答え= 五字組み • Q={S0,S1,S2} • Σ={a} • δ(S0, a)=S1 • δ(S1, a)=S2 • δ(S2, a)=S0 • q0=S0 • F={S0,S1} 形式言語とオートマトン
3 練習問題 下図の有限オートマトンが受理する入力列を書け また、この有限オートマトンを五字組みで示せ 形式言語とオートマトン
3 練習問題 =答え= 受理する入力列の例: 0 0111 000101 1010 など。 形式言語とオートマトン
3 練習問題 =答え= 五字組み • Q={S1,S2,S3} • Σ={0,1} • δ(S1, 0)=S3,δ(S1,1)=S2 • δ(S2, 0)=S2,δ(S2,1)=S1 • δ(S3, 0)=S2,δ(S3,1)=S3 • q0=S1 • F={S3} 形式言語とオートマトン
4 お疲れさまでした 本日の小テストです 形式言語とオートマトン