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動的電源電圧・周波数制御による プロセッサの消費電力削減. 阿部研究室 0621022 村木 智史. はじめに. 近年、計算機の性能向上と複雑化によりシステムの消費電力が増加し続けており、省電力化ということが求められている 本研究ではプロセッサの省電力化のために動的電源電圧・周波数制御 (DVFS) 手法を用いて消費電力の削減を行う. プロセッサの消費電力について. DVFS 手法について(1). プロセッサの消費電力を削減するための手法として、 DVFS ( Dynamic Voltage and Frequency Scaling )手法がある
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動的電源電圧・周波数制御によるプロセッサの消費電力削減動的電源電圧・周波数制御によるプロセッサの消費電力削減 阿部研究室 0621022 村木 智史
はじめに • 近年、計算機の性能向上と複雑化によりシステムの消費電力が増加し続けており、省電力化ということが求められている • 本研究ではプロセッサの省電力化のために動的電源電圧・周波数制御(DVFS) 手法を用いて消費電力の削減を行う
DVFS手法について(1) • プロセッサの消費電力を削減するための手法として、DVFS(Dynamic Voltage and Frequency Scaling)手法がある • 電圧と周波数を下げて極力動作を遅くすることで消費電力を削減するのがDVFS手法の仕組みである
実験の目的と提案手法について • 本実験では消費電力を削減するためにDVFS手法を用いて、周波数を下げることにした • 周波数は2926MHz、2128MHz、1197MHzの3つを選択し、1000×1000行列の計算を行うプログラムを実行した • 各周波数における、パフォーマンスカウンタの値と実行時間について測定を行った
実験結果と考察(1) • 各周波数における累計の実行時間とその消費エネルギーを求めた • 消費エネルギーは動的な消費を対象とし、先に述べた公式から求めた
実験結果と考察(3) L2_DCMの回数の推移 実行時間の推移
実験結果と考察(4) 閾値 周波数 周波数を下げる個所
まとめ • L2データキャッシュミスに着目しその変化をみることで周波数を下げることが可能な個所をみつけることができた ⇒周波数を下げることにより消費エネルギーを削減することができる • 実行時間の推移からデータキャッシュミスの回数にあまり変化がないのに時間変化が大きい個所もあるが、これは他のパフォーマンスカウンタの値をみることでさらなる消費エネルギーの削減につながると考えられる