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配送センターにおける必要棚床面積の算出と保管設備の選定に関する研究. 流通情報工学科 0523030 千葉正人. 配送センターの計画・改善の際のフロー. なるべく少ない情報で、配送センターの計画・改善の概要が決められる方法が必用!!. 土地の選定. 建物の計画. 基本設計. 実施設計. 建築確認申請. 施工業者の選定. 施工. 竣工. 保守・管理. 考慮する情報 注文時間、注文種類、注文量、ピッキング時間、リードタイム、作業スペース、 保管設備の種類や能力、 etc …. EIQ 法.
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配送センターにおける必要棚床面積の算出と保管設備の選定に関する研究配送センターにおける必要棚床面積の算出と保管設備の選定に関する研究 流通情報工学科 0523030 千葉正人
配送センターの計画・改善の際のフロー なるべく少ない情報で、配送センターの計画・改善の概要が決められる方法が必用!! 土地の選定 建物の計画 基本設計 実施設計 建築確認申請 施工業者の選定 施工 竣工 保守・管理 考慮する情報 注文時間、注文種類、注文量、ピッキング時間、リードタイム、作業スペース、 保管設備の種類や能力、etc… EIQ法 フローの初期段階で考慮しなければならないセンターについての情報はたくさんある。
EIQ法とは 具体的な内容での設計手順が示されていないため、使われる事が少なく、これを一般的に体系化するためには まだまだ時間が必要 注文件数(Order Entry)、種類(Item)、数量(Quantity)の三つの情報を分析する事によって、センターの概要をまずラフに把握をし、そこから詳細に計画を詰めていく手法。 保管設備に対する体系化 E,I,Qという限られた情報から大雑把な把握としても、センター計画、改善に入れるというのは魅力的 しかし…
取扱い種類と数量の関係による保管設備 取扱い数量 Q 取扱い種類 I
研究目的 経験者の経験に基づく 能力に大きく依存 設備選定 体系化が必要 本研究では、保管設備の体系化の第一歩として、 保管設備を設置する際の必要棚床面積と求め、保管設備を選定する手順を構築する
今回対象とする棚 ・自動倉庫 ・棚 商品の保管形式はケース保管とパレット保管のものを対象とした
保管設備の分類 対象とする棚 設備選定の際に必要な情報 ケース形式 ・固定棚 (軽量、中量、重量) ・移動棚 ・流動棚 ・回転棚 パレット形式 ・固定棚 (パレットラック) ・移動棚 ・流動棚 標準棚寸法をまとめる
設備選定手順フロー 取扱い商品の寸法によるグループ分け 1 棚の奥行(D)、高さ(H)、間口(W)寸法の絞込み 2 (棚の奥行絞込みと商品保管数(奥行のみ考慮)) ②-1 (棚の間口絞込みと商品保管数(間口のみ考慮)) ②-2 (棚の高さ絞込みと商品保管数(高さのみ考慮)) ②-3 棚一段における商品保管数の算出 3 棚一台での保管数の算出 4 必要棚数 5 一つの棚による棚床面積の算出 6 全商品による使用棚床面積の算出 7 通路幅・荷捌きスペースの考慮、コスト面の考慮、荷役能力の考慮
選定で使うデータ ケース寸法 棚寸法 H D パレット寸法 W H1 H H2 D D W W
棚床面積算出例 仮定として使う商品データ
取扱い商品のグループ分け 考慮項目 ・形状 ・奥行 ・間口 ・高さ ・重さ 取扱い商品の寸法によるグループ分け 1 棚の奥行(D)、高さ(H)、間口(W)寸法の絞込み 2 (棚の奥行絞込みと商品保管数(奥行のみ考慮)) ②-1 (棚の間口絞込みと商品保管数(間口のみ考慮)) ②-2 (棚の高さ絞込みと商品保管数(高さのみ考慮)) ②-3 棚一段における商品保管数の算出 3 棚一台での保管数の算出 4 必要棚数 5 一つの棚による棚床面積の算出 6 全商品による使用棚床面積の算出 7 通路幅・荷捌きスペースの考慮、コスト面の考慮、荷役能力の考慮
棚の寸法絞込み 必要データ ・①で分類した商品のデータ ・棚の標準基本情報 取扱い商品の寸法によるグループ分け 1 棚の奥行(D)、高さ(H)、間口(W)寸法の絞込み 2 (棚の奥行絞込みと商品保管数(奥行のみ考慮)) ②-1 (棚の間口絞込みと商品保管数(間口のみ考慮)) ②-2 (棚の高さ絞込みと商品保管数(高さのみ考慮)) ②-3 棚一段における商品保管数の算出 3 棚一台での保管数の算出 4 必要棚数 5 一つの棚による棚床面積の算出 6 全商品による使用棚床面積の算出 7 通路幅・荷捌きスペースの考慮、 コスト面の考慮、荷役能力の考慮
必要な棚数の算出 必要データ ・①で分類した商品のデータ ・②で設定した棚の寸法 取扱い商品の寸法によるグループ分け 1 棚の奥行(D)、高さ(H)、間口(W)寸法の絞込み 2 (棚の奥行絞込みと商品保管数(奥行のみ考慮)) ②-1 (棚の間口絞込みと商品保管数(間口のみ考慮)) I① ②-2 (棚の高さ絞込みと商品保管数(高さのみ考慮)) ②-3 棚段数考慮 棚一段における商品保管数の算出 3 棚一台での保管数の算出 4 I① 必要棚数 5 一つの棚による棚床面積の算出 6 I① 全商品による使用棚床面積の算出 7 通路幅・荷捌きスペースの考慮、 コスト面の考慮、荷役能力の考慮 取扱い商品数考慮
棚床面積の算出 取扱い商品の寸法によるグループ分け 1 棚の奥行(D)、高さ(H)、間口(W)寸法の絞込み 2 (棚の奥行絞込みと商品保管数(奥行のみ考慮)) ②-1 (棚の間口絞込みと商品保管数(間口のみ考慮)) ②-2 (棚の高さ絞込みと商品保管数(高さのみ考慮)) ②-3 棚一段における商品保管数の算出 3 必要な棚数考慮 棚一台での保管数の算出 4 必要棚数 5 一つの棚による棚床面積の算出 6 全商品による使用棚床面積の算出 7 必要データ ・②で設定した棚の寸法 ・⑤で求めた棚数のデータ 通路幅・荷捌きスペースの考慮、 コスト面の考慮、荷役能力の考慮
⑦以降のフローについて 取扱い商品の寸法によるグループ分け 1 棚の奥行(D)、高さ(H)、間口(W)寸法の絞込み 2 今回は保管スペースとして、保管設備の面積だけ考慮 (棚の奥行絞込みと商品保管数(奥行のみ考慮)) ②-1 (棚の間口絞込みと商品保管数(間口のみ考慮)) ②-2 (棚の高さ絞込みと商品保管数(高さのみ考慮)) ②-3 棚一段における商品保管数の算出 3 棚一台での保管数の算出 4 他の要素の考慮、体系化が 課題として残った 必要棚数 5 一つの棚による棚床面積の算出 6 全商品による使用棚床面積の算出 7 通路幅・荷捌きスペースの考慮、 コスト面の考慮、荷役能力の考慮
結論 配送センターの保管設備における、棚を対象とした、棚床面積を求めるための手順を構築する事が出来た。 課題 保管設備を選定する際に考慮する要因については、コスト面や荷役能力など、他にもあり、そこをどう体系化するのかが課題として残った。
水平回転棚に関して • 水平回転棚に関しては、本来、バラバラの商品のものを保管し、その商品情報を入力するだけで、ピッカーの元に、その商品が保管されてる棚が自動で回転してくるというものであり、同種類のものを保管する事には適さないが、今回、その点は考慮に入れていない。
フローとデータとの関係 取扱い商品の寸法によるグループ分け 1 取扱商品の寸法 寸法による分類基準 棚の奥行(D)、高さ(H)、間口(W)寸法の絞込み 2 (棚の高さ絞込みと商品保管数(高さのみ考慮)) ②-1 分類した商品の奥行 棚の標準奥行寸法データ (棚の間口絞込みと商品保管数(間口のみ考慮)) ②-2 分類した商品の間口 棚の標準間口寸法データ 一つの棚による棚床面積の算出 6 (棚の奥行絞込みと商品保管数(奥行のみ考慮)) ②-3 ②-1の棚の奥行設定データ 分類した商品の高さ 棚の標準高さ寸法データ 棚段数 棚一段における商品保管数の算出 3 ②-2の棚の間口設定データ ②における奥行、間口で考慮した商品保管数データ 全商品による使用棚床面積の算出 7 商品の重さ 棚一段荷重 ⑤の必要棚数 棚一台での保管数の算出 4 ⑥の一つの棚による床面積 ③の棚一段での商品保管数 設定した棚段数 必要棚数 5 コストによる絞込み 8 ④の棚一台での保管数 取扱い商品数 ⑤の必要棚数 棚の価格