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「分相応」と「分不相応」の正しい意味をしっかり捉えましょう。 自分の生活を振り返って、「分相応」か「分不相応」かを考えてみましょう。

「分相応」と「分不相応」の正しい意味をしっかり捉えましょう。 自分の生活を振り返って、「分相応」か「分不相応」かを考えてみましょう。. 分相応と分不相応 川本 三郎 ( かわもと さぶろう ) 銀座に K という落ち着いたいいバーがある。カウンターがあってバーテンがいて酒がある。それだけのさっぱりしたバーである。

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「分相応」と「分不相応」の正しい意味をしっかり捉えましょう。 自分の生活を振り返って、「分相応」か「分不相応」かを考えてみましょう。

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  1. 「分相応」と「分不相応」の正しい意味をしっかり捉えましょう。「分相応」と「分不相応」の正しい意味をしっかり捉えましょう。 • 自分の生活を振り返って、「分相応」か「分不相応」かを考えてみましょう。

  2. 分相応と分不相応 川本三郎(かわもと さぶろう) 銀座にKという落ち着いたいいバーがある。カウンターがあってバーテンがいて酒がある。それだけのさっぱりしたバーである。  ここのバーテンのNさんはおもしろい人で、客が値段の高い酒を飲むのをあまり好まない。高いスコッチを注文したりすると「安くてもっといいものがあります」と別の酒を勧めたりする。特に若い男が高い酒を飲むのが好きではないらしい。「客の勝手にさせておけばいいじゃない」というと、彼は頑固に「分相応というものがあるでしょう」といって譲らない。  「分相応」という言葉も、そう言えば、あまり聞かなくなった。背伸びしたり見栄を張ったり派手に振る舞っ

  3. たり「分不相応」のことのほうが目立つ世の中になってしまった。たり「分不相応」のことのほうが目立つ世の中になってしまった。  日本はいまや金持ちの国なのだから「分相応」に派手に派手に贅沢になるのもいいことなのだといわれると返す言葉もないが、20代の若い男性が一着何十万円もするアルマーニのスーツを着たりすることが「分相応」とはどうしても思えない。  余裕とか贅沢には、そこそこの年齢の年輪がいるものだ。若い男が一杯何千円もするスコッチを飲んでいる姿は決して格好いいものではない。私はそれより学生が大衆酒場で安酒を飲んですっかり酔っ払ってしまい道路で倒れてしまっている姿のほうが、まだしも「分相応」でかわいいと思う。若いうちはあれでいいのである。逆にいい年をしてあれをやると、みじめになる。  自分の分をわきまえ、それに応じた生活を楽しむ。

  4. 「分相応」は生活の基本だろう。しかし「分相応」だけでいいのかというと、これも問題がある。それではいつまでたっても進歩がないことになる。現状維持で生活が固定してしまう。「分相応」の中にも時には思い切った「分不相応」がないと面白くない。昔の人が正月に思い切りご馳走を食べたり祭りの日に飲んで騒いだりしたのは、そういうバランスをとるための生活の知恵だったのだろう。「分相応」は生活の基本だろう。しかし「分相応」だけでいいのかというと、これも問題がある。それではいつまでたっても進歩がないことになる。現状維持で生活が固定してしまう。「分相応」の中にも時には思い切った「分不相応」がないと面白くない。昔の人が正月に思い切りご馳走を食べたり祭りの日に飲んで騒いだりしたのは、そういうバランスをとるための生活の知恵だったのだろう。  知人に、毎年夏休みになるとポルトガルの海辺のホテルに一人で遊びに行く女性がいる。独身でふだんは一生懸命はたらいている。「分相応」に暮らしている。しかし一年に一度だけ彼女なりの「分不相応」をする。贅沢をする。それがポルトガル行きである。彼女はかばんの中に読みたいと思っていてなかなか読めなかった本を詰め込む。そして海辺のホテルで一人のんびりと本を読

  5. む。それが彼女にとって最高の「分不相応」なのだという。む。それが彼女にとって最高の「分不相応」なのだという。  こういう「分不相応」なら私もしてみたい。フランスでもアメリカでもなくポルトガルというのもいい。この点では彼女は「分相応」な選択をしている。ポルトガルの物価は安いのだから。「分不相応」の贅沢のうちにも彼女なりの「分相応」の美学が働いているのである。  結局、「分相応」にせよ、「分不相応」にせよ、大事なのは、自分の美学をきちんと持っていることだろう。人気マンガ「美味しんぼ」の中にいい言葉が出てくる。あるトンカツ屋の主人が若者にいう言葉である。「いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」  欲張りな人間としては他に天ぷらとウナギもつけ加え

  6. たいのだが。 出典:本文は『毎日新聞』(1990年12月2日朝刊)に掲載された「分相応と分不相応」からの抜粋。

  7. 注釈 1.アルマーニ(ARMANI):意大利著名服装品牌“阿尔马尼”。 2.美味しんぼ:日本有名的漫画书。书名是作者生造的是由「美味しい」和「食いしんぼ」拼成,意为美食家。 3.トンカツ:猪肉裹上面粉,鸡蛋糊和面包渣后用油炸的食品。炸猪排。

  8. 単語リスト1 分(ぶん)① [名]身分 ;分量;情况 相応(そうおう)◎[名・形動・自サ]相应;相称 不相応(ふそうおう)② [形动]不相称 バー① [名]酒吧 カウンター◎ [名]柜台 バーテン◎ [名]酒吧服务员,酒吧管理员スコッチ② [名]苏格兰威士忌酒 *勝手(かって)◎ Ⅰ[形动]任意,随便 Ⅱ[名]方便;情况;厨房 *頑固(がんこ)① [名・形动]顽固,固执 *譲る(ゆずる)③ [他五]让给,转给;谦让,让 步 背伸び(せのび)①[名]翘起脚;伸懒腰;逞强, 不自量力

  9. 見栄(みえ)② [名]外表,外观;夸张的姿势見栄(みえ)② [名]外表,外观;夸张的姿势 *派手(はで)② [形动]华丽,花哨; 大手大脚,排场 振る舞う(ふるまう)③ [自五]行动,动作 いまや① [副]现在正是;马上 *どうしても④ [副]怎么也得;(后与否定语 呼应)无论如何也(不), 怎么也(不) *余裕(よゆう)◎ [名]剩余,富余;充裕,从容 そこそこ② [副]适当,恰如其分;草草了 事,慌慌张张 大衆(たいしゅう)◎ [名]大众,群众 酒場(さかば)◎ [名]酒馆,酒吧 安酒(やすざけ)◎ [名]廉价的劣等酒 酔っ払う(よっぱらう)◎ [自五]酩酊大醉

  10. まだしも① [副]还行,还好 *逆(ぎゃく)◎ [名・形动]逆,倒,反 *惨め(みじめ)① [形动]凄惨,悲惨 わきまえる④ [他下一]识别,判明;理解, 知道(是否适当) *現状(げんじょう)◎ [名]现状 *維持(いじ)① [名・他サ]维持 固定(こてい)◎ [名・自他サ]固定 思い切った(おもいきった) [连体]果断的,大胆的 *思い切り(おもいきり)◎ [副]下狠心,尽情 *祭り(まつり)◎[名](纪念、祝贺)仪式,节 日;祭典,祭日 *そういう◎ [连体]那样的 *バランス◎ [名]平衡 *独身(どくしん)◎ [名]独身,单身

  11. * ~行き( ~ゆき)◎ [后缀]前往…,开往… 詰め込む(つめこむ)③ [他五]装入,填满 海辺(うみべ)◎ [名]海边 *最高(さいこう)◎ [名・形动]最高,最美好,最 优秀 美学(びがく)① [名]美学 *偉い(えらい)② [形]伟大;(地位)高;严重, 不得了 *欲張り(よくばり)③ [名・形动]贪婪 ウナギ◎ [名]鳗鱼 付け加える(つけくわえる)⑤ [他下一]补充,附加,增补

  12. 1. 分 ・学生としての分をわきまえて行動しなさい。 ・それぞれが自分の分に応じて、役割に満足している。 ・もう少しで終わりますから、分を尽くして帰ります。 ・部屋を借りるときは、家賃3か月分のお金が必要で す。 ・この分で行くと大学院はとうてい無理だろう。 ・彼を信頼していた分、裏切られたときのショックも 大きかった。

  13. 2. 勝手 ・そうするのは君の勝手だが、僕はやらないよ。 ・自分で勝手に判断せずに、まわりの人の意見も聞く べきだ。 ・おとなが勝手に子供をおもちゃのように扱うのが間 違いなのだ。 ・以前と勝手が違うようだ。 3. 譲る ・双方自説を主張して譲らない。 ・別荘を知人に安く譲った。 ・時間の関係で、結論は次回に譲ります。

  14. 4. いまや ・5年前の最新機種も、いまやすっかり時代遅れだ。 ・若者にとっていまや携帯電話はなくてはならない道 具となっている。 ・いまやそんな迷信を信じる人は一人もいない。 5. どうしても ・どうしてもあの人と結婚したいんだ。 ・明日の会議で発表するにはどうしても今日中に終わ らせなくてはならない。 ・何度も練習してみたが、どうしてもうまくできない。

  15. 6. まだしも ・どなりつけるだけならまだしも、殴るなんてひどい。 ・レポートはまとめるのに時間がかかる。試験なら一 日で済むからまだしもいい。 ・雨だけならまだしも、風も強いから今日は行かない ことにしよう。 7. いい年をする  ・近ごろは若者だけでなく、いい年をした大人までがマンガに熱中している。  ・いい年をして、子供みたいなしゃべり方をするのはやめろよ。  ・娘は「いい年をして、やめてよ」と私の再婚に反対した。

  16. 8. 思い切る ・思い切って社長に反対意見を打ち出した。 ・枝の端にぶら下がって思い切り揺さぶった。 ・仕事をやめてしまうとは、ずいぶん思い切ったこと をしましたね。 9. きちんと ・自分のやるべき仕事をきちんとした。 ・自分が持っている意見や、その意見の正しさを、確 かな証拠ときちんとした手順で証明しなければなら ない。 ・軍人になったからには、きちんと紀律を守らなけれ ばならない。

  17. 1. そう言えば ▲それまでの話の内容に関連する何かを思い出したり、 気がついたりしたことを表すときに用いる。 ・A:彼はなかなか来ないなあ。 B:そう言えば休むかもしれないって言っていたよ。 ・A:学生時代はよく2人で遅くまで議論したな。 B:そう言えば、そうだったなあ。 ・今日は4月1日か。そう言えば、去年の今ごろは入院 していたんだ。 ・A:なんだか今夜は静かね。 B:そう言えばいつもの下手なピアノが聞こえない ね。

  18. 2. ~も(する/しない) ▲a.数詞について、数量や程度の高さを強調するのに  用いる。肯定の表現を伴う。  ・彼の奥さんは1本5000円もするマツタケを平気で買 うような人だ。  ・彼女は学生なのに家賃が10万円もするアパートに住  んでいる。 ▲b.数詞について、数量や程度の低さを強調するの  に用いる。否定の表現を伴う。  ・ベッドに入って10分もしないうちに寝言が聞こえて  きた。  ・このアパートは新宿にあるのに、家賃が5万円もしない。

  19. 3. ~なり ▲体言について、それに相応する状態を表す。  ・新製品の宣伝について、私なりに考えた案を説明し  た。  ・どんなに幸せそうに見えても、人にはその人なりに  悩みがあるものだ。  ・娘には娘なりの考えがある。  ・古い機械は古い機械なりに、慣れてしまえば使いや  すさがある。  ・小さな商店だが、それなりの利益を上げて堅実に経  営している。

  20. 4. なかなか~ない ▲簡単には実現しない様子。文末に否定や消極的な表現 が来る。  ・1時間待ってもバスがなかなか来ない。  ・雨の日は、タクシーがなかなかつかまらない。  ・1年勉強しただけではなかなか新聞が読めるように ならない。 5. (動連用)な ▲動詞・動詞型助動詞の連用形について、命令の意味を 表す。やや乱暴な言い方である。  ・ここまで降りて来な。  ・あぶないからやめな。  ・遅刻してしまうよ。早く起きな。

  21. 6. ~って ▲くだけたスタイルの話し言葉で用いる。 a. 引用関係を示す。「~と」にあたる。  ・それで、もう少しゆっくり話してくれって言ったん です。  ・しきりに、うまいかって聞いていた。 b. 同格の修飾関係を示す。「~という~」にあたる。  ・駅前の「富士」って日本料理店、入ったことある?  ・あした帰るって話だよ。 c. 話題を示す。「~とは」、「~というのは」にあ たる。  ・WHOって何のことか知りませんが、よく聞きます。  ・A:もうこの辺で議論はやめてほしいんだが。 B:やめろって、いったいどういうことですか。

  22. d. 「んだ」に付く形で文末に用いて「伝聞」を表す。  ・頭が痛いから学校を休みたいんだって。  ・A:あの店のギョーザ、おいしいんだって? B:いや、それほどでもないと思うよ。

  23. 1. 本文を読んで、次の質問に答えなさい。 (1) バーテンのNさんは若者が高い酒を飲むのをなぜ嫌がっているか、説明しなさい。 (2) 分相応の具体例を文中から例を抜き出して説明しなさい。 (3) 学生が大衆酒場の安酒で酔っぱらって道路に倒れているのが、どうして分相応なのか、その理由を述べなさい。 (4) 分相応は生活の基本だと筆者は言っているが、どうしてだと思うか、あなたの考えを述べなさい。 (5) 分相応の美学とはどういうことか、筆者の知人の女性の例をもとに簡単に説明しなさい。

  24. 2. 次の下線部のカタカナは漢字に、漢字にはよみがな をつけなさい。 (1) 人間はいつもヨクバリだ。() (2) 彼の血圧は最高120、最低70です。 () (3) 45歳の山田さんは気楽なドクシン生活を楽しんで いる。 () (4) こんな安い給料で家計を維持するのは大変だ。 ( ) (5) この写真、左右がギャクに写っていませんか。 ( ) (6) 今は勉強だけで精いっぱいだから、アルバイトを する余裕はない。( ) (7) うちの親父はなかなかガンコな人だ。( ) (8) よく固定しておかないと、骨折はいつまでも治ら ないよ。( )

  25. (9) あの政治家はタイシュウからあまり支持されてい ないようだ。( ) (10)夕方の海辺を散歩するのは、とても気持ちがいい。 ( )

  26. 3. 次の(  )に平仮名を一つずつ書き入れて、文を 完成させなさい。 (1) 鈴木さん、午前10時に野村さん(  )(  ) (  )お客さんから電話がありましたよ。 (2) 妻に本当のことを打ち明ける(  )(  )の 勇気がなかった。 (3) こういうお菓子(  )好む女の子が多いようだ。 (4) 運転中に居眠りし(  )(  )すると、事故 を起こす恐れがある。 (5) 教師(  )(  )だから、丁寧な言葉を使う のは当たり前だ。 (6) 「すぐ行くよ」と言われたが、結局1時間 (  )待たされた。 (7) この仕事は力(  )要るので、女性に向いてい ない。

  27. (8) 私には、私(  )(  )の考えがある。 (9) この点(  )(  )誰も間違っていないと言える だろう。 (10)来る(  )(  )(  )来ない(  )(  )(   )、連絡ぐらいはしてほしい。

  28. 4. 「~相応」ということばはどのように使われるか。次のに入ることばを、下の枠内から選んで、書きなさい。(各項一つとは限らない) a. 身分相応の_______________________________ b. 年齢相応の_______________________________ c. 収入相応の_______________________________ d. 値段相応の_______________________________ e. 能力相応の_______________________________ 問題・生活・服装・行動・品質・味・考え方・やり方

  29. 5. 次の文ののことばと同じ意味の使われ方をしているものはどれか、a~dの中から一つずつ選びなさい。 (1) 吉田さんに借りた長編小説を一晩で読み切った。 a. 3年間思い続けた彼に思い切って告白しようと 決心した。 b. 田舎から桃を送ってきたが、一人では食べ切れないので大家さんにあげた。 c. 僕は彼女のことを信じ切っていたから、裏切 られたときはショックだった。 d. 彼は絶対に自分が正しいと言い切った。 (2) かばんに荷物をつめ込んで旅に出かけた。 a. 久しぶりに会った友達と話し込んでいたら、い つの間にか朝になっていた。 b. 兄は家に帰ってきてから部屋の片隅に座り込

  30. んで、じっと考え事をしている。 c. 彼女は食べたことのないものはおいしくない と思い込んで、絶対に口にしない。 d. おぼれた子供を助けようとして河の中に飛び込んだ。 (3) いい年をしてあれをやると、みじめになる。 a. そのホテルは1泊5万円もして、私なんか泊ま れない。 b. 昨夜から吐き気がして何も食べられない。 c. この彫刻の人物はとてもやさしそうな顔をして、母に似ている。 d. あっ、しまった。時計をしてくるのを忘れた。 (4) 人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょう どいいくらいってとこなんだ。 a. 安室奈美恵って歌手を知っていますか。

  31. b. 彼女は今日来られなくなったって言ってます よ。 c. あのバーにはよく有名人が行くんだって。 d. WTOって、何のことですか。 (5) 一年に一度だけ彼女なりの「分不相応」をする。 a.弟は家に帰るなり「腹へった!」と母に食事を催促した。 b. 家を出たなり3か月も帰ってこなかった。 c. そんなに忙しいんだったら友達になり手伝っ てもらったらどうですか。 d. 私なりに努力はしてみましたが、なかなか力 が及びませんでした。

  32. 6. 次の(  )に適当なことばを入れて、文を完成させなさい。 (1) この仕事は難しすぎて、なかなか( )。 (2) ( )が、この問題だけはどうしても解けな かった。 (3) 母親が留守の間は、子供たちなりに一生懸命考え て、( )。 (4) みんなで一緒に行くって約束してきたんだけど、 ( )。 (5) A:山田さんの家に何度電話しても通じないんだけ ど、どうしたの? B:そう言えば、( )。

  33. 7. 次の中国語を日本語に訳しなさい。 (1)七天的旅行居然花了1万元,他的生活真是奢侈。(~もする) (2)虽然是小公司,也还有相应的利润。(~なりに) (3)下了个狠心,买了一块一千元的手表。(思い切っ て) (4)他是一个只想到自己的任性的人。(勝手) (5)我认为无论是山田还是佐藤,都不太适合这项工作。(~にせよ)

  34. 8. 作文 (1) この課の本文とチャレンジ及び関連資料を参考 にして、300字程度の作文を書きなさい。   主題: 若者の仕事に対する意識の変化   構成: ①今後の変化の記述 ②例示による説明 ③それについての意見   関連語句:年功序列制、終身雇用制、能力、適性、 生かせる、転職、価値観   関連文型:①~ようとしている ②例えば~といった~。 ③つまり、~。 ④~と思われる。 (2) 下記の履歴書を参考にして、自分の履歴書を書き なさい。

  35.    構成: 注意点:     ① 正直に正確に書く。     ② 名詞句の形で示す。 履歴書  氏名  鈴木洋子  女  1974年9月25日生  本籍  東京都武蔵野市中町1-2-3  現住所 東京都大田区大森2-23-4 学歴と職歴 1986年4月  東京都大田区立大森中学校入学 1989年3月  同校卒業 1989年4月  東京都立中野高等学校入学 1992年3月  同校卒業 1992年4月  東京大学工学部人間工学科入学 1996年3月  同校卒業 1996年4月  東京環境整備研究所勤務 現在に至る 免 許 1995年9月  普通自動車運転免許 賞 罰            なし  以上の通り相違ありません 2002年9月1日                    鈴木洋子 ㊞

  36. 単語リスト2 *行動(こうどう)◎ [名・自サ]行动,行为 裏切る(うらぎる)③ [他五]背叛;辜负 双方(そうほう)① [名]双方 自説(じせつ)◎ [名]己见 別荘(べっそう)③ [名]别墅 次回(じかい)◎ [名]下次 最新(さいしん)◎ [名]最新 機種(きしゅ)① [名]机型,机种 *迷信(めいしん)◎ [名]迷信 怒鳴りつける(どなりつける)⑤ [他五]大声斥责 *熱中(ねっちゅう)◎[名・自サ]热衷,着迷,入迷 再婚(さいこん)◎[名・自サ]再婚 打ち出す(うちだす)③ [他五]提出(主张)

  37. *端(はし)◎ [名]端,边,边缘 *ぶら下がる(ぶらさがる)⑤ [他下一]下垂,吊挂 揺さぶる(ゆさぶる)◎ [他五]摇动,使…动摇 手順(てじゅん)◎ [名]次序,程序,步骤 *軍人(ぐんじん)◎ [名]军人 *規律(きりつ)◎ [名]纪律,秩序;规律 単語リスト3 *議論(ぎろん)① [名・自他サ]议论,争论 マツタケ◎ [名]松菌,松伞菌,松蘑 寝言(ねごと)◎ [名]梦话,梦呓 新製品(しんせいひん)③ [名]新产品 *宣伝(せんでん)◎ [名・他サ]宣传,宣讲;吹嘘 *案(あん)① [名]想法;提案;意料

  38. *商店(しょうてん)① [名]商店 堅実(けんじつ)◎ [名・形动]坚实,牢靠 単語リスト4 *気楽(きらく)◎ [形动]轻松;安逸 *左右(さゆう)① [名]左和右,左右;旁边,身边 *写る(うつる)② [自五]照相,映现;映,照 精一杯(せいいっぱい)③ [形动・副]竭尽全力 親父(おやじ)◎ [名]父亲,老爸;老头子 *骨折(こっせつ)◎ [名・自他サ]骨折 *支持(しじ)① [名・他サ]支撑;支持,赞成 *居眠り(いねむり)③ [名]瞌睡,打盹儿 身分(みぶん)① [名]身份 *収入(しゅうにゅう)◎ [名]收入,所得

  39. 長編(ちょうへん)◎ [名]长篇 *桃(もも)◎ [名]桃,桃树;桃色,粉红色 *大家(おおや)① [名]房东,房主 *いつのまにか⑤ [副]不知不觉,不知什么时候片隅(かたすみ)③ [名]一隅,一个角落 吐き気(はきけ)③ [名]恶心,要吐 *催促(さいそく)① [名・他サ]催促 *歌手(かしゅ)① [名]歌手,歌星

  40. チャレンジ 1 「若者文化」の落とし穴  たとえば価値観が一変した、というのなら、むかしのそれはどうだったかが、まず明らかにされねばならない。なぜそんな価値が生まれたか、その経緯もつきとめられねばなるまい。いまはむかしとは違う、という主張がなされるのは、そのあとでなくてはならない。  (A)(  )、ともするとこの前提が、いとも簡単に無視されてしまう。(a)(  )のことなどははじめから知ろうともされず、古いものはまるでスクラップのように十把一絡げにして否定されがちだ。  人間はいままで、先人の残した文芸、思想、生活倫理などを踏まえ、それをたたき台として、より(b)( )を

  41. 生み出してきた。前代を超克するという意味では、いついかなる時代にも世代の断絶はあった、といえる。だが、その断絶とはあくまで、(c)( )をふまえた上での異議申し立てであった。  (B)( )、ここへきて様子はいささか違ってきた。現代の(X)( )とは、過去の文化を継承することを拒否する、という意味までをふくんでいるようだ。(d)( )を表現することに全精力が注がれ、過去何千年の歴史の中で、人間がなにを考え、どう生きてきたかをふり返る、といった作業はあっさりと敬遠される。  驚くほどに古典を知らぬ若者が少なくないのも、この風潮のあらわれと思えてならない。わずか2、3世紀前の文芸にさえ、敵意にも似たアレルギーを持つものがまれではない。なにが書かれているのか、はじめからのぞいてみようともしない。週刊マンガ誌をかかえることより、

  42. ポケットに(1)文庫本を入れることに強い抵抗感があるようだ。ポケットに(1)文庫本を入れることに強い抵抗感があるようだ。  (C)( )、過去の人類が積み重ねてきた知恵と絶縁し、ゼロから出発しようという世代が出現しつつある、ということにもなろう。そこで、ただひとつ確実に信じられるのは、同じ世代だけに通じるフィーリングなのであろうか。だが、そのなかからいったい、なにが生み出されるだろうか。世代間どころか、同じ世代相互のあいだにも、断絶と孤独をもたらすおそれはないだろうか。それは、「若者文化」はついに虚像でしかない、という問題なのである。 出典:本文は『総合力完成――現代文』(旺文社)所収の「『若者文化』の落とし穴」の全文。

  43. 練習問題 1. 空欄(A)・(B)・(C)を補うのに最も適切なことばを次の中から選びなさい。 (A)a. つまり b. なぜなら c. すると d. ところが (B)a. すなわち b. だがどうやらc. ただし d. それに (C)a. 極言すれば b. ところがc. たとえば d. それに

  44. 2. 空欄(a)~(d)を補うのに最も適切なものを次の中か ら選びなさい。 a. 前代の遺産 b. 過ぎ去った時代 c. 現在の感情  d. 新しい文化

  45. 3. 空欄(X)を補うのに最も適切なものを次の中から選びなさい。 a. 文化 b. 感情  c. 価値観 d. 断絶

  46. 4. 傍線部(1)の「文庫本」はここではどのような意味で 用いられているか。その説明として最もふさわしい 部分を、本文から20字以内で抜き出しなさい。

  47. 5. 本文の要点は何か。次の中から最も適切なものを選びなさい。 a. 現代の世代の断絶とは、古い文化遺産を継承することを拒否するという意味である。 b. 現代の若者文化は古い文化遺産を継承しようとし ない、そのような若者文化は虚像でしかないと言 える。 c. いつの時代にもあった世代の断絶は、前時代の遺 産をふまえた上での異議である。 d. 同じ世代相互の間にも断絶はあると言える。

  48. チャレンジ 2 「自己実現」を長い目で考えよう 石川 陽治(いしかわ ようじ)  景気の後退局面でも、人手不足は続いている。これは、働く者、とくに若い人たちの側から見れば、従来よりも労働条件が有利になることを意味している。  労働時間は短くなる方向にあり、新入社員向け独身寮の建設競争も盛んになった。入社後の配属などでは、できるだけ本人の希望を尊重し、人事制度の面でも、「社内公募制」を導入するなど、新しい仕事にチャレンジする機会を用意する企業が増えた。これらの試みに共通するのは、若い優秀な人材に定着してもらいたい、という企業側の願いである。

  49.  しかし、新入社員の定着率はこのところ悪くなってきた。これは「転職は当たり前」の風潮が広まっていることにもよるが、若者が自己実現を急ぎ過ぎていることにも一因があるのではないか。 しかし、新入社員の定着率はこのところ悪くなってきた。これは「転職は当たり前」の風潮が広まっていることにもよるが、若者が自己実現を急ぎ過ぎていることにも一因があるのではないか。  景気の後退で、中途採用も「量より質」の傾向を強め、転職の環境にも変化の兆しが見える。どんな職業に就いても、思いどおりの仕事ができなかったり、厳しい局面に立たされたりする時はあるものだ。安易に転職する前に、ひとまず踏みとどまり、自己実現を長い目で考えることも必要だろう。困難を乗り越えるときに本当の仕事の喜びを感じることは、今も昔も変わらないはずだ。  出典:本文は『朝日新聞』(1992.3.23夕刊「ウィークエンド経済」)に掲載された「景気後退下の門出」の一節。

  50. 練習問題 1. 人材定着のために企業側がどのような努力をしているか、述べなさい。

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