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東日本大震災にかかる 第14回 陸前高田市保健医療福祉 包括ケア会議. 平成23年11月21日(月) 13:30 ~ 15:00 陸前高田市 米崎町コミュニティーセンター 陸前高田市 岩手県 大船渡 保健所 岩手県 一関 保健所 公衆 衛生ボランティア一同. ※ この PowerPoint は、 11 /21 (月)に行われた第 14 回陸前高田市保健医療福祉包括ケア会議において使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。 ※ 内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。
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東日本大震災にかかる第14回 陸前高田市保健医療福祉包括ケア会議東日本大震災にかかる第14回 陸前高田市保健医療福祉包括ケア会議 平成23年11月21日(月)13:30~15:00 陸前高田市 米崎町コミュニティーセンター 陸前高田市 岩手県大船渡保健所 岩手県一関保健所 公衆衛生ボランティア一同 ※このPowerPointは、11 /21(月)に行われた第14回陸前高田市保健医療福祉包括ケア会議において使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。 ※内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。 日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平 ryohei-s@rcakita.ac.jp
本日(11/21)の会議資料(PowerPoint)も公開します本日(11/21)の会議資料(PowerPoint)も公開します • 今日の包括ケア会議の内容は、後日、ホームページ上に公開します。 • これまでの会議内容や未来図、全戸訪問結果等も同じく公開しています。 • 「災害時の公衆衛生」、「陸前高田市」で検索していただきますとヒットします。 http://www.koshu-eisei.net/saigai/saigai.html ※手元には、現時点の体制図、PPT、月刊地域保健11月号、震災後人口ピラミッド、居場所未来図の資料
HP「災害時の公衆衛生」 ① ② ③
緊急 緊急でない 第Ⅰ領域 第Ⅱ領域 緊急かつ重要 緊急でないが重要 重要 第Ⅳ領域 第Ⅲ領域 緊急でもなく 重要でない 緊急だが重要でない 重要でもない この包括ケア会議(月1回)の位置づけ ◎ ○ ○
先月までに感じ始めた「手詰まり感、行き詰まり感」をプラスに(震災から8ヶ月・・・、保健医療福祉関係者だけの限界)先月までに感じ始めた「手詰まり感、行き詰まり感」をプラスに(震災から8ヶ月・・・、保健医療福祉関係者だけの限界) ◆会議の目的 ①広域的かつ複合的な災害となっている今回の震災からの復旧・復興に向け、市内外の関係者によるお互いの活動状況を共有し、できるだけ効率的・効果的にケアの提供ができるようにする。 ②中長期的な視点で地域全体を俯瞰し、復興のためのデザイン(計画・未来図)を議論する場にする
本日(11/21)の会議の進め方(Keyword: 心のケア、市民の力、情報共有・公開、格差)本日(11/21)の会議の進め方(Keyword: 心のケア、市民の力、情報共有・公開、格差) 13:35~14:15 前回(10/13)以降の状況・現状確認 ⇒今回は事前情報が少ないため、 各自ポイントを絞ってお願いします。 (※新規参加チームは自己紹介兼ねて) 14:15~14:30 岩室紳也先生から現状・課題整理及び 問題提起のためのお話 14:30~15:00 参加者による意見交換
平成23年11月17日現在の被災概況(被災から251日目)平成23年11月17日現在の被災概況(被災から251日目) • 1 死者: 1,554名(H23.2.28住基人口:24,246名) • 2 行方不明者: 303名(死亡届受理:225名(74.27%) • 3 震災遺児: 171名以上(県全体:565名(10/20)) • 4 被災世帯数: 3,845世帯(H23.1.31現在8,068世帯) • ⇒47.7%の世帯が被災 • 全壊3,622世帯、大規模半壊103世帯、半壊91世帯、 • 一部損壊29世帯 • 5 応急仮設住宅(予定): 2,197戸(8/22) ⇒1,962世帯確認 • 6 市街地浸水面積: 約2.5k㎡(市街地の86%)
次ページ以降のスライドについて ◆11月21日の情報がベース ◆その他、10月13日以降の内容 ※原則、上記の視点で各チームの状況を 箇条書きでまとめてあります。 ※舌足らずですので補足をお願いします。
医療(県立高田病院) ・入院(管理)棟の決定 ⇒ 41床(仮設)でH24.2月スタート予定 ・外来受診者200~250人/日 ⇒ 発熱や手足口病増加傾向(外来のエリア区分) ⇒ 市でできない検診follow可(胃、大腸、骨粗) ・巡回健康講演会(参加者は例年の1/2~1/3) ⇒ 9/26:矢作38名、9/30:横田45名、 10/27:米崎15名、10/31:下矢作、11/8:生出 ※H24.1~3月に不足分を実施予定
医療(県立高田病院) ・その他 ⇒ インフルエンザ予防接種 ・・・10/25予約開始、11/1~接種開始 ⇒ 肺炎球菌予防接種 ・・・11/21予約開始、11/24~接種開始 ⇒ 糖尿病予防教室 ・・・閉じこもり予防的な内容とは別に院内で も実施していく ⇒ 訪問診療:60人/日、在宅での看とりも対応
復興計画について陸前高田市震災復興計画委員会委員:石木幹人先生(県立高田病院長)復興計画について陸前高田市震災復興計画委員会委員:石木幹人先生(県立高田病院長) ・月1回の、この場(包括ケア会議)の活用を ⇒ 市全体の復興計画 ・・・基本計画であり、ハード面が中心 ⇒ 包括ケア会議の活用 ・・・ソフト面や実施計画については、月1回の この会議の場を活用して確認できるように 進めていきたい ・・・この場から提言していけるように
保健師関連チーム ・各種健診(検診)が10/3からスタート
保健師関連チーム ・各種健診(検診)が10/3からスタート (※後半は12月2日~16日) ⇒ 連日、各地区・会場が混雑 ⇒ 被災者健診(10年間コホート調査)への協力を ・・・ 健診料負担なし ・乳幼児健診、予防接種も随時実施中 ⇒ インフルエンザ予防接種助成 ①65歳以上、60~64歳(障害有) …1,500円 ②中学生まで …2,000円
保健師関連チーム ・各地区サロン事業、介護予防事業
保健師関連チーム ・2回目の健康・生活調査を実施中(11/9~22) ⇒ 4~5月の健康・生活調査に引き続き実施 • ①1回目の調査で把握された個人宅避難者で仮設 • 住宅に入居されていない在宅生活者 • ②民間借り上げ支援制度と応急修理支援制度を受 • けた被災者 • ③1回目の調査時に心のケアが必要と判断された者 • ④仮設住宅入居後に面接が終了していない者 ※対象:約1,200世帯/7,500世帯 ⇒全体の16%
保健師関連チーム ・2回目の健康・生活調査(11/9~22)の集計 ⇒ 岩手医科大学坂田先生の協力をいただきながら 進めていく予定(結果は市被災者支援室へも提供) ⇒ 来年度以降の実施についてはマンパワーが必要 ・被災者健診(10年間コホート調査) ⇒ 例年よりも受診率は高い傾向 他の被災地で先行実施している結果からも、半数 の住民は心のケアが必要な状況(1割は重度)
社会福祉協議会 • ・サロン事業、生活支援相談員 • ⇒ 小友地区以外(小友・広田:NICCO担当)では、 • サロン浸透してきた(県内オレンジビブスで統一) • ・・・ いわて生協や予防医学協会とも協力 • ⇒ 生活支援相談員は11月1日で24名となる • ・・・ 仮設と地域の差、仮設内の差等、1年後に住宅 • の再建となったときの格差が心配 • ・災害ボランティアセンター(これまで延7万人が活動) • ⇒ 毎火定休日、畑作業の準備等、一緒にできる体制を
社協主催:お茶っこ飲みの会実績 ※今後、各団体活動の実績の積上げ必要
NICCO • ・サロン事業 • ⇒ 小友・広田地区8か所で実施中 • ・・・ 1回/半月の実施も女性の参加がほとんど • 男性が参加しやすい企画、雰囲気の工夫を • ・フォローケースについて • ⇒ 1回/月、市や社協と打ち合わせを行いながら調整
薬剤師会(薬局)チーム • ・薬局数に変更はなし(次スライド参照) • ⇒ 一中の県医師会診療所の処方せんが土日に発行 • ・・・ とうごう薬局(竹駒)を中心に対応 • ・仮設住宅への「薬セット配布&相談会」は終了 • ⇒ 大船渡保健所と協力し、気仙地区全体を対象に • 実施してきたが、11/5に終了 • ・学校薬剤師業務等のスタート • ⇒ 中学校、老人クラブ、地域家族会等への講演活動 • ・・・ 地域に出ていけるようになってきた
薬剤師会(薬局)チーム • ・今後に向けて • ⇒ 小児用風邪薬、保湿剤(ザーネクリーム)の配布 • ⇒ 仮設やサロン等における「くすりの相談会・講演会」 • 等に対応できるよう連携していきたい • ⇒ 通常の調剤業務や学校薬剤師業務等を通じて、 • 声を集めながら、他関係機関へのフィードバック・ • 共有を行っていく
こころのケアチーム ・こころのケア外来(毎木、米崎コミセン:11月から東京T) ⇒ 予約・飛び込み含め、8~10件/日 ・・・ 常連多いか、男性のfollowを・・ ・岩手自殺防止センター ⇒ 毎火(☎0120-334-964) 20:00~23:00 毎土(☎019-621-9090) 20:00~23:00 ・・・ 実際の相談件数少ない(PR不足) 直接被災した世帯と、そうでない世帯の followが必要・・・
岩手県大船渡保健所 ・岩手県医師会高田診療所(高田一中敷地内) ⇒ 心療内科(岩手医科大学)スタート ・・・10/15(土)15:00~ 毎週土・日 ・地域こころのケアセンターの設置(国3次補正) ⇒ 市町村単位で保健師の配置も予定・・・来春~ ・「こころサロンたかた」 ・身近な人を亡くしたご遺族の交流&わかちあいの場 ⇒ 11/24(木)13:30~15:30 米崎コミセン ・・・12/22(木)、1/26(木)、2/23(木)、3/22(木)
運動チーム(健康運動指導士 藤野恵美氏) ・玄米ニギニギ体操に限らず、各地区で継続中 • 活動日数:94日 教室指導延べ人数:25,132人 • (※10月30日現在 ※他地域含む) ⇒次ページスライド資料のとおり、各地区・組織からの 依頼(朝体操など)への支援を継続 ⇒健康運動サークル たかた☆ハッピー♪ウェーヴ! との協働・・・ 住民が中心で継続できる活動を支援 ⇒今後(例:11/28) 竹駒小、サンビレッジ、米崎小、 第2グランド、横田コミセン・・・というようにラウンド
10/7 高田町:ハッピー定例会研修 ※高田町: 健康運動サークル たかた☆ハッピー♪ウェーヴ!
10/28 陸前高田市米崎テニススポーツ少年団 ※米崎町 エアロビクス指導
10/30 竹駒町:秋の朝のラジオ体操 ※竹駒町 細根沢仮設
健康運動サークルたかた☆ハッピー♪ウェーヴ!健康運動サークルたかた☆ハッピー♪ウェーヴ! ・地域での教室開催等(速報値) ⇒ 県立高田病院: 13回(健康講演会等) ⇒ 市や社協、藤野先生: 9回 ※このほか朝のラジオ体操・・・12回 ⇒ 玄米ニギニギ棒の作成・配布等: 11回約3,000組 ・独自の活動(速報値) ⇒ 会員(40名)定例会等: 毎月第4水PM 4回 ⇒ その他役員会等: 19回
地域リハチーム ・日本理学療法士会チームは9月末で活動終了 ⇒ 気仙地域リハビリテーション広域支援センターや、 松原苑在宅応援チームで引き継ぎ ・・・ 不足の場合等は、岩手リハセンへ応援要請 ・段ボールベットの配布好評(250個の在庫残りわずか) ⇒ 足腰の負担軽減、これからの季節、断熱効果も 【問合先】 松原苑在宅応援チーム:53-1877、090-5838-1877 市包括支援センター:内線212
栄養改善支援チーム ・キッチンカーによる巡回栄養教室の開催 ⇒ 9/28~10/7 市内16地区 550名参加 ・・・男性も各地区数名は参加 食生活改善推進員との協働 ・・・保健師チーム、社会福祉協議会と今後も連携 ⇒ 生活の困り感への支援
地域包括支援センター ・日本社会福祉士会からの支援継続中 ⇒ 9/20~12月まで、毎週2名の支援体制 ・その他 ⇒ 市内東部の事業所がいっぱいで、利用者のバラ ツキがみられる。入所希望者も多く、待機者が多い ⇒ 横田地区にデイサービス2か所新設 ⇒ 配食サービス(高寿園)再会も利用者少ない ⇒ 介護認定増加している
地域包括支援センター ・その他 ⇒ 認知症サポーター養成講座やケアマネ・事業所の 研修を再開する予定 ⇒ 電動四輪車の寄付10台あり ・・・ 希望者は連絡を
松原苑(介護老人保健施設) • ・施設定員状況 ⇒ショート希望は減少、入所希望者が多い ・・・20名以上の待機者あり ⇒オーバーベットできており、職員が疲労 ・・・このままの状態を継続することは困難 ・広田地区モバイルデイケア継続中 ⇒1月まで継続実施 ・福祉用具等サービス ⇒ダンボールベット、NHKの放映後、さらに好評
NPO法人 難民支援協会 • ・女性支援、思春期支援を継続 • ⇒ 女性相談1回/週ペースで実施中 • ・・・在宅者のコミュニティの再構築が必要 • ⇒ 「女性キット」は冬バージョンに更新済み • ・・・レッグウォーマー、ネックウォーマーなど • ・・・これまでに4,500個を配布済み • ⇒ 思春期保健のパンフレット配布 • 中学校等での思春期・AIDS予防教室開催 • ・・・ 12/14:高田一中
日本ユニセフ協会 • ・予防接種の支援 • ⇒インフルエンザ(中学3年生まで2,000円/回の助成) • ⇒日本脳炎の再開協力 • ・育児支援 • ⇒社会福祉協議会との協働 • ・・・ベビーマッサージ、リトミック、ベビーヨガ • ⇒「おやこの広場 きらりんきっず」の支援 • ・・・次スライドイベント支援
おやこの広場 きらりんきっず • ・子育てボランティア養成講座事業から設立(H16) • ⇒ 母親の居場所づくりが大切 • ・H22年7月26日~、市子育て支援事業の委託を受け開始 • ⇒ 「月・水・金 10:00~15:00」で実施していた • ・・・子育て中のお父さん、お母さんはもちろん、 • おじいちゃん、おばあちゃんまで、交流の場 • ・・・お互いの子育てを見て学びあい、集う場 • ⇒ 40人の登録あり • ・・・子育て世帯へのアプローチを
おやこの広場 きらりんきっず被災した活動拠点があった店舗の建物の看板おやこの広場 きらりんきっず被災した活動拠点があった店舗の建物の看板 welcomeきらりんきっず a Gathering Space for Mummies&Kids
おやこの広場 きらりんきっず • ・とにかく親子の居場所を作ろう • ⇒ 「自分たちでやれることはやってみよう」 • 4/14~、高田一中図書室で再開 ~7/15まで
おやこの広場 きらりんきっず • ・「カフェドバーわいわい」さんのご厚意(仮設店舗) • ⇒ 「大人がリフレッシュし、みんなで子育てできる場」 • 8/1~、わいわいで再スタート 子どもは地域の宝物
おやこの広場 きらりんきっず • ・「たがだのわらしBa」・・・11月3日 市民の森伝承館 • ⇒ 来場者470名 「のびのびと楽しんでもらう場」
認知症にやさしい地域支援の会 • ・認知症介護家族の交流会(20名くらいの参加あり) • 「認知症は介護こそ、最大の治療」 • ⇒ 平成23年11月24日(木)13:30~15:30 • 菅野不二夫会長宅(0192-54-4529) • ・・・陸前高田市高田町字洞の沢72 • ⇒ 介護予防や介護など、どなたでも参加ください。 • 次回開催: 平成24年1月26日(木)
陸前高田市民生部「社会福祉課」 • ・サービス利用申請増加 • ・ろうあ者相談員募集中
NPO法人 福祉フォーラム・東北 • ・地域の子どもから高齢者だれもが安心して在宅で暮ら • せる元気で豊かな地域社会の再生を目指します。 • ⇒ 当面は全国からの看護職を中心とした専門職の • 登録を受け付け、陸前高田市のニーズにあわせた • 支援を展開していく予定