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「食の安全・安心を実現する トレーサビリティソリューションのご紹介」

「食の安全・安心を実現する トレーサビリティソリューションのご紹介」. (株)日立製作所 IDソリューション事業部 トレーサビリティ&RFID本部 寺田 修司. 1.キーテクノロジ:RFID 2.市場動向 3.適用事例 4.日立のトレーサビリティソリューション. RFIDの利用が期待されている応用分野. トレーサビリティ. 物品管理. 食の安全. 環境リサイクル. 卸・小売. オフィス. (文書・什器). (食肉、野菜、鮮魚等). (家電、自動車等). (商品・在庫). 追跡管理. その他. 文化施設等. (宅配、コンテナ、

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  1. 「食の安全・安心を実現する トレーサビリティソリューションのご紹介」 (株)日立製作所 IDソリューション事業部 トレーサビリティ&RFID本部 寺田 修司

  2. 1.キーテクノロジ:RFID 2.市場動向 3.適用事例 4.日立のトレーサビリティソリューション

  3. RFIDの利用が期待されている応用分野 トレーサビリティ 物品管理 食の安全 環境リサイクル 卸・小売 オフィス (文書・什器) (食肉、野菜、鮮魚等) (家電、自動車等) (商品・在庫) 追跡管理 その他 文化施設等 (宅配、コンテナ、        郵便) (図書、デジタルコンテンツ、   文化財、展示物) (医薬品、衣料等) 人流把握 防犯・セキュリティ他 エンタテインメント 交通 金融・ブランド品 (偽造防止) 都市 (災害情報収集) (入場者管理、情報提供) (パスポート) 高齢者・障害者等の移動支援 ITマンション (入退出、遠隔管理) 情報家電 (遠隔・自動操作)  (誘導・ガイダンス)

  4. RFIDによる経済波及効果 RFIDによる経済波及効果(日本国内)  2010年の内訳 単位:兆円/年 17 単位:兆円/年 18 2010年は17兆円 IT投資設備投資 2兆円 16 ユーザ企業 売上拡大 14 12 2007年前後がブレークポイント 10兆円 10 コスト削減 8 6 新規ビジネス・ サービス創出 4 5兆円 2 計17兆円 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 黎明期 勃興期 拡張期 2010年 出典:総務省ユビキタスネットワーク時代における電子タグの高度利活用に関する    調査研究会資料(アクセンチュア株式会社) ※ ベースケース値

  5. ・・・電子タグ、ICタグ、無線タグ等 ヘッダ 識別子  企業コード 製品コード シリアルナンバー RFIDとは? RFIDタグ アンテナ ICチップ 電波・電磁誘導 アンテナ ((( ))) リーダ/ライタ ~数メートル ID ((( ))) ((( ))) 汚れに強い 透過性あり

  6. RFIDタグの特徴 バーコードとの比較 バーコードに比べ、複数個体の一括認識や、透過性がある等の優位点があります。 RFIDタグ バーコード 記録できるデータ容量 数十~数キロバイト 数十バイト(※1) データの追加書込み ○ × 複製 困難 容易 最大通信距離 ~数メートル ~数十cm 移動中の読取 ○ × 複数同時一括読取 ○ × 透過性(※2) ○ × 経年変化や汚れ 耐性が強い 耐性が弱い コスト 高い 低い ※1:2次元バーコードは数キロバイト ※2:ダンボール等、障害物を透過しての個体認識

  7. RFIDタグ周波数帯別の特性

  8. 日立のRFIDタグ ~ミューチップの仕様~日立のRFIDタグ ~ミューチップの仕様~ ■超小型無線認識用ICチップ ■形態と通信距離  ●外部アンテナ付きミューチップ  ●通信距離:~30cm ■128ビットの改ざん不可能データ  ●製造時にデータ作成 (ミューID)  ●発行可能ID数:2の128乗個(10の38乗個)  ●だぶりがなく、唯一無二のID ■通信周波数:2.45 GHz ■輻輳制御なし <インレット外観> 超小型パッケージインレット 印刷アンテナインレット TCPインレット 米粒 ミューチップ 1目盛り:1mm 物品へのタグ実装 例:(株)日立エンジニアリング開発品

  9. ■博覧会概要(http://www.expo2005.or.jp/)   ●開催者:財団法人 2005年日本国際博覧会協会   ●開催期間:2005年3月25日~9月25日(185日間) 会場内施設入退場管理システム (入場者・滞留者数管理) 観覧予約システム (時間指定での観覧予約) 予約確認端末 (観覧予約の予約情報確認) イベントの来場者管理~2005年日本国際博覧会(愛知万博)~ ■ミューチップ入場券の特長   ●偽造券の防止   ●改札機能等各種会場サービスに利用が可能   ●容易な統計作業     ・スピーディーな入場受付(1人当たり2秒)     ・リアルタイムで、統計作業が可能 ミューチップ入場券 (入場券にミューチップを埋め込み) ■ミューチップ入場券の活用シーン 入場券システム (入場券の改札機能) <予約端末イメージ> この他の活用シーンとしては・・・  ・日立グループ館内の各種アトラクション  ・会場内で記念撮影した写真の検索と購入 <予約確認端末イメージ> パビリオンのアテンダント向けに、会場内に約1200台を配備(KDDI殿開発)。

  10. 1.キーテクノロジ:RFIDタグ 2.市場動向 3.適用事例 4.日立のトレーサビリティソリューション

  11. 顧客企業の関心の高まり 最近のニュース 2005年9月6日 日本経済新聞 ヨドバシカメラ、ICタグ実用化・来春から自動検品 ヨドバシカメラは来春、取引メーカーの協力を得て無線ICタグ(荷札)の実用化に踏み切る。パソコンや薄型テレビなど個別の商品に張り付け、入庫時の検品を自動化する。作業時間やコストをおおむね従来の3分の2に減らせるとみる。将来は顧客への配送、修理履歴などの管理にも生かす。ICタグの実験は多くの企業が実施しているが、実用例は少ない。 2005年7月4日 日産自動車・NTTデータプレスリリース 日産自動車、世界初の積層型RFIDタグによる金型在庫管理システムを導入 日産自動車株式会社と株式会社NTTデータは、RFIDタグを使用した金型管理システムを共同開発した。日産は、エンジンやサスペンション等のパワートレインの主要生産工場である横浜工場に同システムを導入し、金型管理精度の向上を図る 2005年5月30日 日本経済新聞 ICタグ、小売店店頭で利用広がる・販促などにも活用 メーカーの在庫管理などに利用されているICタグ(荷札)を小売店の店頭で採用する事例が広がり始めた。宝飾品販売のサダマツは6月から商品につけたICタグで顧客の購買行動を記録し、マーケティングに生かす。自動車販売店、百貨店では顧客が商品情報を得られるシステムを導入している。ICタグの低価格化などの課題がクリアできれば、販促手法として小売業界に幅広く浸透しそうだ。

  12. トレーサビリティをめぐる各業界の動き トレーサビリティ関連の法規制、標準化や実証実験が各業界で検討・実施されています 平成17年度 経済産業省電子タグ実証実験事業

  13. トレーサビリティをめぐる各業界の動き トレーサビリティ関連の法規制、標準化や実証実験が各業界で検討・実施されています 平成17年度 経済産業省電子タグ実証実験事業

  14. 響プロジェクトとは  電子タグを普及・発展させるためには ユーザの声 電子タグを もっと安く 低価格で高品質な電子タグを開発し、 市場に安定供給 ワールドワイドで 高い機能 高い性能 経済産業省の研究開発委託事業 響プロジェクト (2年間)  ICタグが、企業と企業が、世界の国々が、相互にひびき合って、 新しい和音を生み出す、そんな願いが込められたプロジェクト

  15. 響プロジェクトの目的    1. 電子タグ低価格化のための要素技術開発   2. 安定的に大量供給できる体制の整備   3. 世界で共通に使用できる電子タグの開発 電子タグの普及・発展に寄与

  16. 響プロジェクト~研究開発内容  具体的に開発するもの ※写真は参考です。現物とは異なります。 ●電子タグ用インレット ・ 10cmインレット ・ ダイポールアンテナインレット 160~200 x 15~20 x 0.3 [mm] 100 x 10~25 x 0.3 [mm] 基本機能評価 フィールド評価 (10cm ラベルへの利用を想定) ●電子タグ用 ICチップ ウェハー ICチップ 必要に応じ各種評価タグ化 ●リーダライタ用 ICチップ 評価用リーダライタ リーダライタ アンテナ 170 x 170 x 30 [mm] 300 x 210 x 50 [mm]

  17. 響プロジェクト~開発体制 ICチップ、アンテナ、インレット、リーダライタ用ICチップの技術 開発に関する責任を担う 経済 産業省 響開発コアチーム ルネサステクノロジ 日立製作所 中核企業 八木アンテナ 委託契約 大日本印刷 凸版印刷 日本電気 富士通 2年目より参画 協力企業 中核企業と相互協力し、 中核企業の開発をサポート タグメーカ、 リーダライタメーカ ユーザ業界 SIer業界 響仕様のタグ、リーダライタの開発

  18. 1.キーテクノロジ:RFIDタグ 2.市場動向 3.適用事例 4.日立のトレーサビリティソリューション

  19. 食品トレーサビリティの要件 安全の確保 品質異常の監視(温度、賞味期限等の監視) 問題の発生元と影響範囲の特定 安心の提供 生産・加工・流通履歴の開示 真贋判定 業務改善(検品・棚卸し効率向上等) +α サプライチェーンの改善 (適正在庫、リードタイム短縮の実現)

  20. 牛肉トレーサビリティ法の概要 ソリューション事例①~食肉トレーサビリティサービス~ ■趣旨:BSEまん延防止措置の的確な実施や牛肉の安全性に対する信頼確保を図るため、牛を       個体識別番号により一元管理するとともに、生産から流通・消費の各段階において当該個体      識別番号を正確に伝達するための制度を構築する。 ■正式名称:牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法 ■公布:平成15年6月      生産段階での施行:平成15年12月1日  流通段階での施行:平成16年12月1日 ■概要 1.生産段階での措置      ①(独)家畜改良センターによる牛個体識別台帳の作成        (項目:個体識別番号、生年月日、雌雄の別、母牛の個体識別番号、飼養地・飼養者、            転出・転入年月日、と畜年月日又は死亡年月日、その他)            ②牛の所有者による出生・輸入の届出      ③譲渡し・譲受けの届出、年月日、相手方氏名等の届出 2.と畜段階の措置      ①センターへのと畜年月日等の届出      ②牛肉の引渡し先への個体識別番号の等の伝達 3.流通段階の措置      ①販売業者等の講ずべき措置      牛肉の容器・包装、送り状、または小売等の店舗の見やすい場所に、個体識別番号または      これに代わるロット番号を表示 生産-と畜-加工-流通-小売 のプロセスにおいて、牛の個体 識別番号(若しくはロット番号)を 確実に引き継ぐ仕組みが必要

  21. 和牛ロース 和牛ロース 和牛ロース 和牛ロース 牛肉トレーサビリティ法に対する課題 ソリューション事例①~食肉トレーサビリティサービス~ 現状の対応:①部分肉またはカートンに添付されたラベルによってのみ伝達する         ②メール等 納入元から納入先への1:1の伝達手段によって伝達する 食肉会社 食肉会社 生産者 加工会社 食肉会社 冷蔵倉庫 事業者 小売業者 ラベル 伝票 ラベル 伝票 ラベル 伝票 耳標 商品一個一個のラベルによる管理納入元一社一社からのメールによる伝達 情報の一元管理が困難 納入元からしか情報が伝達されない SCM全体全体での商品のトレース情報把握が困難

  22. 食肉会社様の課題(1) ソリューション事例①~食肉トレーサビリティサービス~ 課題1 SCM全体での商品のトレース情報を、確実に把握したい 冷蔵倉庫 事業者 生産者 加工会社 食肉会社 小売業者 課題 課題 社外加工会社からの仕入が過半数を占めているため、個体識別番号の効率的な入手の仕掛けが必要 物流を冷蔵倉庫会社に業務委託しているため、小売業者に出荷された食肉の個体識別番号の把握が困難 生産者から小売事業者まで、一貫したトレース情報の把握の仕掛けが必要

  23. 食肉会社様の課題(2) ソリューション事例①~食肉トレーサビリティサービス~ 課題2 お得意先様の様々なご要望に個別に対応していると、業務効率が悪い 個体識別番号を伝達してほしい、という共通の要望 食肉会社様 小売事業者様 メールで送信して欲しい ニーズは同じなのに、お得意先様毎に方式が異なる ダイアルアップ方式でファイル転送して欲しい データのフォーマットもそれぞれ異なる Webの画面に、毎日データを入力して欲しい 方式を共通化することにより、業界全体で業務効率を向上させる必要有り

  24. 和牛ロース 和牛ロース 和牛ロース 小売事業者様の課題 ソリューション事例①~食肉トレーサビリティサービス~ 課題1 商品は各店舗に配送されるが、個体識別番号は本部で一括して把握・管理したい 人手を介するのは 効率的では無い 仕入先 個体識別番号 個体識別番号は、 本部で一括して電子保存! 入荷 入荷 入荷     メールやFAXのように人手を要する手段ではなく、自動化をしたい    ただし、システムの開発・運用コストはかけられない 課題2

  25. 得意先コラボレーションサービス ソリューション事例①~食肉トレーサビリティサービス~ 全体イメージ ■企業内で閉じたトレーサビリティに留まらず、サプライチェーン全体で情報共有する仕組みをご提供 食肉会社 食肉会社 生産者 加工会社 食肉会社 冷蔵倉庫 事業者 小売業者 ラベル 伝票 ラベル 伝票 ラベル 伝票 耳標 基幹システム PCなど 基幹システム FAXなど PCなど トレーサビリティ データ トレーサビリティ データ トレーサビリティ データ インター ネット 取引情報 取引情報 取引情報 FAXなど PC通信など 取引情報 ・パックラベル ・店頭表示 取引情報 取引情報 取引情報       トレーサビリティデータセンタ 家畜改良センタ 個体識別 DB 情報登録、情報照会、コード変換、マスタ管理 消費者 生産流通履歴DB 個体情報

  26. 鮮魚トレーサビリティ試験概要 ソリューション事例②~鮮魚トレーサビリティ~ ~総務省中国総合通信局 「電子タグの高度利活用に関する調査検討会」公開試験~ 流通の各地点において,入出荷検品情報と保管温度情報を流通履歴情報として登録      ⇒流通履歴情報(検品情報,温度情報)参照の実用性を評価      ⇒流通履歴情報登録業務の現状業務への影響を評価 温度センサ・ 電子タグ貼付 流通状況照会(トレースフォワード) 流通履歴照会(トレースバック) 電子タグ 貼付情報 出荷検品・ 温度情報 入荷検品・ 温度情報 出荷検品・ 温度情報 入荷検品・ 温度情報 トレースDB 輸送・保管時の温度情報取得 電子タグ付け 入荷検品 電子タグ回収 販売 出荷検品 入荷検品 出荷検品 保管 保管 輸送 輸送 産地市場 消費地市場 小売店

  27. 仮設センタ ))) ((( トレース DB 基地局 ソリューション事例②~鮮魚トレーサビリティ~ 温度センサ・電子タグ貼付 ◇ 産地市場作業 ◇ 試験前事前作業  温度センサIDと電子タグIDを紐付け  データベースへ登録しておく。 温度センサおよび電子タグ取り付けし、 水揚げ情報をデータベースへ登録する。 センサ・タグ取り付け場所 PC、基地局設置場所 インターネット常時接続 Windows PCクレードル型RFIDリーダ温感センサ基地局を設置 電子タグおよび温度センサをとろ箱へ取り付け トロ箱と温感センサ基地局の距離は10m未満かつ間に電磁的遮蔽物が 無いように設置 RFIDリーダは クレードルから 取り外して使用 クレードル ))) 候補(発泡スチロール製) 内寸約40cm×約30cm×約20cm 厚みは約2cm 実証実験用トロ箱置き場 事務所 AC電源

  28. 輸送・保管時の温度取得 ソリューション事例②~鮮魚トレーサビリティ~ 市場倉庫内、輸送用トラックの保管温度情報を温度センサにより取得、記録用PCに記録(無線基地局の範囲内にある温度センサのみ検知) 市場倉庫・トラック荷台内 端末拠点PC(市場の場合) 温度センサ ))) ))) 無線基地局 産地市場 ②温度センサのIDと時刻・温度を記録 ①一定時間ごとに 温度情報を送信 ))) 温度センサ ))) 記録用PC(トラックの場合) 無線基地局 輸送用トラック

  29. トロ箱(発泡スチロール箱)に氷を入れた場合の温度測定トロ箱(発泡スチロール箱)に氷を入れた場合の温度測定 温度トレース実験例 ソリューション事例②~鮮魚トレーサビリティ~ ●測定条件  ・測定間隔:1回/5分  ・トロ箱設置場所    冷蔵庫内⇒室内⇒冷蔵庫内⇒    室内⇒冷蔵庫内  ・トロ箱サイズ   外寸:295mm(W)×205mm(D)×135mm   内寸:270mm(W)×180mm(D)×110mm  ・氷:約1.5kg、トロ箱内上部に約30mmの空間 ●温度センサ設置箇所 #1:トロ箱内氷の上(氷に接触) #2:トロ箱の蓋の内側(蓋に接触) #3:トロ箱の蓋の外側(蓋に接触) #4:トロ箱設置場所近傍(約5cm離れた場所)    (冷蔵庫の場合は冷蔵庫内) #3 #1 室内 冷蔵庫内 冷蔵庫内 室内 冷蔵庫内 #2 トロ箱に 薄日が当たる トロ箱全体 #2 トロ箱の蓋の 内側への設置 #3 氷の上 への設置

  30. ・・・ ・・・ 農産物トレーサビリティ概要 ソリューション事例③~農産物トレーサビリティ~ ~トレーサビリティーのフロー概要~ 直営店 消費者 市場 生産農家 検品 取り入れ 検品 ))) 糖度の測定 ))) ③ 直営店で電子タグを読取り 生産者情報などを参照 セキュアプリント 技術が付加された QRコードを再出力 ① 生産履歴 情報登録 ① ② ))) 一度開封すると読めなくなる電子タグを貼付 糖度情報 登録 ③ セキュアプリント 技術が付加された QRコードを出力 自宅等でQRコードを読取り 生産者情報などを参照 ② ② データセンタ トレースDB ・糖度情報を参照 ・生産履歴情報を参照 ・商品の入出荷検品情報 ・糖度情報 ・生産履歴情報を蓄積  ① 生産履歴管理⇒ QRコード・電子タグを用いて,生産農家~市場に届くまでの,生産/糖度/流通履歴を蓄積  ② 真贋判定 ⇒ セキュアプリント技術が付加されたQRコード(個体に貼付し,個体管理を実現)・             一度開封すると読めなくなる電子タグを用いて真贋を判定  ③ 消費者の情報取得⇒ りんごに貼付されたQRコード・箱に貼付された電子タグを読取り,生産履歴情報を取得

  31. (ご参考)セキュアプリント技術 一般インク/プリンタで印刷でき、目では見えない電子透かし技術 セキュアプリント 市販の紙に市販の インクで印刷したQRコード 透かし技術の付加 ))) PC(セキュアプリント 作成機能) 一般プリンタ 赤外線スコープで見た場合 (イメージ画像) 携帯でQRコードの読み込み ■QRコードを赤外線スコープを介して見ると,目視では見えなかったイメージ画像をチェックすること  により,真正性が確認される。 ■コピーしてもイメージ画像は複製されず,消失する。 • QRコードをコピーして,偽者の商品に貼付しても,イメージ画像が確認できないため,容易に    偽造が判明できる。(盗難・偽造防止) •  本物の商品には,真正性を確実に保証する,QRコードが貼付されているので,消費者に対して,   安全・安心を提供し,することができる。(ブランドイメージ向上)

  32. ・・・ ・・・ 真贋鑑定の処理フロー ソリューション事例③~農産物トレーサビリティ~ ~ブランドの真贋判定について~ 直営店 市場 生産農家 ②セキュアプリント技術が 付加されたQRコード貼付 一般インク/プリンタで印刷出来る見えない透かし技術 店頭におけるりんごのすりかえ防止 一度開封すると読めなくなる電子タグを貼付 ③電子タグ貼付 ①セキュアプリント技術が 付加されたQRコード貼付 生産農家~市場までの間におけるすり替え防止 市場~直営店又は自宅までの間における開封防止 ①生産農家~市場までの間,りんごのすり替えを防止するためにセキュアプリント技術が付加された QRコードを貼付します。 ②直営店の店頭に陳列してあるりんごのすり替えを防止するために,セキュアプリント技術が付加された QRコードを,りんご個体に貼付します。 ③市場~直営店又は自宅までの間,箱が開封されるのを防止するため一度開封されると読めなくなる電子タグ   を貼付 します。

  33. 食品トレーサビリティの概要 ソリューション事例④~農産物トレーサビリティ~ 産地 食品工場 / セントラルキッチン 卸 / 物流センタ 小売店舗 外食店舗 消費者 (1)履歴登録 (2)履歴登録 (3)履歴登録 (4)履歴登録 (3)業務改善 (9)真贋判定 生産履歴 流通履歴 加工履歴 温度履歴 履歴 情報 お得意様 オーナー 顧客企業     食品トレーサビリティシステム (5)消費者等への履歴の提示 品質管理部門 対策指示 食品トレーサビリティ データベース (6)発生元/影響範囲の特定 影響範囲 影響範囲把握 (7)温度履歴の監視 異常警告 (8)賞味期限の監視 異常把握 (10)サプライチェーンの改善 流通管理部門 SCM担当

  34. 郵送 産地での生産履歴登録 ソリューション事例④~農産物トレーサビリティ~ ◆インターネット、FAX、携帯電話等で生産履歴登録します 生産時 食品トレーサビリティ システム 種植 インターネット 生産 履歴 登録 種植日、品種 栽培 FAX 栽培方法 農薬散布 農薬種類、散布日 携帯電話 収穫 収穫日 生産履歴 と紐付けた タグ作成 出荷時 出荷 貼付 タグID, 出荷日 出荷履歴 登録 インターネット 携帯電話 効果1.信頼性の向上 正確な履歴を記録し、取引先に提供することにより、産地・産物の信頼性が向上いたします 効果2.生産者のITレベルに応じた履歴登録 インターネット、FAX、携帯電話等、生産者のITレベルに応じた登録方法を提供いたします

  35. 4月1日の使用食材 ○×屋 横浜店 野菜炒定食 キャベツ:  生産者: 農家太郎 産地: 北海道 取入日: 7月20日 農薬: 農薬A, B _ □ × 食材情報 野菜炒定食 キャベツ:  生産者: 農家太郎 産地: 北海道 取入日: 7月20日 農薬: 農薬A, B ○×屋 横浜店 2004年4月度 使用食材レポート 食材 産地 生産者 農薬 入荷量 キャベツ 北海道 農家太郎 農薬A 100個 農家次郎 農薬A 23個 青果一郎 農薬A 10個 群馬 青果三郎 農薬A 10個 長野 青菜花子 農薬A 5個 消費者等への履歴の提示 ソリューション事例④~農産物トレーサビリティ~ ◆生産履歴、流通履歴を検索・提示します お得意様 オーナー 顧客企業 食品トレーサビリティ システム 店舗 配 布 生産履歴 流通履歴 印刷 店頭 掲示 消費者 効果1.消費者への安心の提供 消費者等に食品の安全性に関する情報提供が可能となります 効果2.ブランドイメージ向上 トレーサビリティに取り組んでいることのアピールとなり、ブランドイメージ向上に役立ちます

  36. ◆品質異常が発見時に、流通履歴から発生元と影響範囲を特定します◆品質異常が発見時に、流通履歴から発生元と影響範囲を特定します 凡例 物流 業務の流れ 特定経路/手順 産地A 市場等 物流センタ 店舗 A (1) 品質異常通知 産地B (2) (2) 店舗 B 品質異常発見 問題対処 チェック,破棄,.. 産地C 店舗 C 問題対処 チェック,破棄,.. 発生元・影響範囲の特定 ソリューション事例④~農産物トレーサビリティ~ 品質管理部門 影響範囲検索 警告通知 食品トレーサビリティ システム (2)影響範囲 特定 (1)発生元検索 効果1.迅速な対応 問題が発生した食品から発生元・影響範囲の特定を迅速に行えます 効果2.回収量・破棄量を限定 正確な影響範囲の特定により、回収量・廃棄量を抑制できます 効果3.発生元特定と再発防止 発生元の特定により、原因の特定が容易となり、再発防止に役立ちます

  37. その他適用事例 家電業界による動脈物流における電子タグ実証実験 ~経済産業省 家電動脈サプライチェーンにおける電子タグ実証実験~ ■企業間情報共有の有用性検証 量販店 メーカー この製造番号の 冷蔵庫は今どこに あるかな? デジカメと テレビの 在庫状況は? 流通履歴照会在庫照会 流通履歴照会在庫照会 流通履歴情報を蓄積 製造番号単位で検索可能 データセンタ 情報共有DB ■入出荷検品業務への 適用性検証 電子タグによる入出荷検品情報 メーカー二次倉庫 メーカー基幹倉庫 量販配送センタ 量販店 仕分け 店頭へ 品出し 出荷検品 入荷検品 出荷検品 入荷検品 出荷検品 入荷検品 電子タグ貼付

  38. アパレル分野におけるトレーサビリティ実証実験アパレル分野におけるトレーサビリティ実証実験 その他適用事例 ~総務省中国総合通信局 「電子タグの高度利活用に関する調査検討会」公開試験~ 店内の商品(スーツ・靴・ネクタイ)に電子タグを取り付けて、 流通管理情報(在庫情報、履歴情報等)や商品情報を提供する。 店 舗 倉 庫 PC一体型アンテナ ゲートアンテナ 4 電子タグ 1 【在庫移動情報】 倉庫・売場間の移動情報提供 【商品情報】 スーツ・靴の商品情報提供 ドア 3 2 棚アンテナ ハンディアンテナ 5 プライスタグ (バーコード) ))) ((( ))) ((( 【棚卸情報】 店舗売場の棚卸在庫情報提供 【棚卸情報】 【流通履歴情報】 商品の流通履歴提供 【リアル棚在庫情報】 棚の全在庫数をカウント 店 舗 売 場

  39. 16:22 16:22 ピッ! 16:22 16:22 RFID搭載携帯電話 RFID 内蔵ポスター my my ポータルへ情報登録 ポータルへ情報登録 16:22 16:22 16:22 16:22 16:22 16:22 GET! GET! した情報 した情報 *** *** 1. 1. そば  そば  庵    庵    2. 2. 美容整体・葛西 美容整体・葛西 3. 3. タクシー連絡先 タクシー連絡先 4. 4. シャトルバス時刻表 シャトルバス時刻表 コンテンツを選択 以上の情報 以上の情報 を を My My ポータルに登録する ポータルに登録する その他適用事例 RFIDリーダ搭載の携帯電話による「ケータイコンシェルジュサービス」実証実験 ■携帯電話を使って、ホテルやアミューズメント施設等の情報や地域情報、イベント   情報を提供するサービス「ケータイコンシェルジュサービス」を検証。  今回は、周辺ショップ情報や有名スポット報など約70種類の専用コンテンツを用意。 RFID内蔵ポスター ケータイコンシェルジュサーバ 利用者の携帯電話 RFID 内蔵ポスター 葛西マップ<Map> MyポータルTop My ポータル Top 16:22 16:22 16:22 16:22 GET! GET! した情報 した情報 *** *** 1. 1. そば  そば  庵    庵    サーバーへ 登録 2. 2. 美容整体・葛西 美容整体・葛西 サーバー上の Myポータルを参照 3. 3. タクシー連絡先 タクシー連絡先 4. 4. シャトルバス時刻表 シャトルバス時刻表 Myポータルで情報閲覧 My ポータルで情録閲覧 16:22 16:22 16:22 16:22 ◆住所: ◆住所: 東京都江戸川区 東京都江戸川区 ◆電話番号: ◆電話番号: 03 03 - - 5674 5674 - - **** **** 戻る 戻る 本実験は、KDDI株式会社、伊藤忠商事株式会社、伊藤忠テクノサイエンス株式会社、株式会社日立製作所が共同で、2005/9/7~10/3(約1ヶ月間)実施致しました。

  40. その他適用事例 宝飾店向け商品ロケーション管理システム ショーケース内に「ガラス製リーダアンテナ」を設置し、商品の所在を自動かつリアルタイムに検知。 売り場 事務所 ③マーケティング →顧客嗜好の分析 等 リーダ゙ライタ • 管理情報の閲覧/利用 ICタグ • 商品の値札にICタグを貼付 • アンテナ単位で、複数のICタグを一括読み取り 管理室 現場イメージ • 商品のロケーション情報の管理 • リーダライタ、アンテナの制御 装飾台 ↓ ロケーション管理サーバ 商品ロケーション データベース ↑ ガラス製アンテナ ①自動棚卸 →棚卸作業の省力化 ②持ち出し管理 →不正・犯罪の未然抑止

  41. 1.キーテクノロジ:RFIDタグ 2.市場動向 3.適用事例 4.日立のトレーサビリティソリューション

  42. トレーサビリティへの期待 社会的ニーズ 電子タグ技術の進歩 ・食の安心・安全 ・リサイクル、リユース ・リコール     ・電波飛距離の向上 ・タグ加工技術(金属、水) ・超小型化 ・グローバル標準の推進 ・低価格化     + 経済的ニーズ ・売上拡大 ・流通在庫の削減 トレーサビリティへの期待 ※トレーサビリティ ・・・情報技術を用いて、製品や食品などの材料から加工・製造・流通など              の過程を通して履歴管理、追跡照会をすること、またはその仕掛け

  43. トレーサビリティとは トレーサビリティとは、企業内もしくは、業種・企業間に跨る商品追跡管理 トレースフォワード 企業間トレーサビリティ ID 消費者 商品 トレースバック 製造・品質情報 調達・組立情報 物流・販売情報 分解・処理履歴 企業内トレーサビリティ 入荷 入荷 製造 分解 組立 仕分け 出荷 修理/廃棄 出荷 販売 物流/小売業 リサイクル/廃棄業 製造業(部品等) 製造業(メーカー)

  44. 日立のトレーサビリティソリューション 日立のトレーサビリティソリューションのコンセプト “Traceability & Supply Chain Innovation” トレース情報の利用・活用 トレース情報の蓄積・共有 トレース情報の収集 トレーサビリティネットワーク アプリケーション IDコンポーネント技術 業種別I/F セキュリティ ミューチップタグ 製造 食品製造管システム 生産管理システム 等 ミューチップ以外のタグ (書換型、センサ等) 個体認証 R/W認証 追跡・分析他 輸配送計画支援システム物流倉庫管理システム 等 物流 2次元シンボル バーコード  AirLocation、GPS、 ITS他 (位置検知)  商品トレース情報 量販店店舗システム 専門店店舗システム 等 販売 デジタルペン、ICカード  (情報入力、認証)  「トレース情報の収集」、「トレース情報の蓄積・共有」、 「トレース情報の利用・活用」の一貫したソリューションを提供

  45. 日立のソリューション-来場者管理ソリューション-日立のソリューション-来場者管理ソリューション- 入場券 HITACHI uVALUEコンベンション2005 に適用 イベントや展示会での来場者管理を簡単に 特 長 • ミューチップを貼った入場券をかざすだけで受付完了。パスケースに入れた状態でも読取り可 • 管理者はセミナ/時間別の入場者数の確認、来場者ごとの入場状況を把握 • ポイント管理、セミナ会場の座席表示などオプション機能も充実 システム図 運営本部 総合受付 来場者 データ登録 サーバ 受付 DB 利用者側の受付画面(例) 利用者側の受付端末(例) データ登録 会場 データ登録 管理者側機能(例) 「来場状況グラフ」 ブース データ閲覧 ブース

  46. 日立のソリューション-来場者管理ソリューション-日立のソリューション-来場者管理ソリューション- セミナ予約/予約確認機能 ポイント管理機能 セミナ確認画面 10 ポイント ・Aセミナ 12/20 11:00~12:00HallA ・Cセミナ 12/20 14:00~16:00HqllD 登録済みセミナ 会場A 顧客来場の連絡メール機能 アンケート集計機能 来場者への礼状(メール) 送付機能 携帯電話画面 ○○さんが 受付にきました。 メール画面 ○○ 様XXXセミナにご来場いただきありがとうございました。今後とも△△へのご支援、よろしくお願い致します。XXXセミナ運営事務局 入場券 入場券 オプション機能 顧客サービス機能 セミナ会場(座席)表示機能 座席表を位置を点滅表示 座席確認画面 お座席のご案内 △△様のお席はこちら。 6 A 1 2 3 4 5 6 B 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 C 運営業務機能 応用ソリューション ・学校/塾などの出欠管理 ・学会・ファンクラブ等の会員管理、等

  47. 日立のソリューション -デジタルペンソリューション - バッテリ メモリ 筆圧センサー プロセッサ インク 認識単位: 4mm2(6×6ドット) カメラ ドットパターン どの認識単位(6×6ドット)も異なるパターンをもつ  ⇒ 436通りのパターン空間     (A4サイズで97兆枚) ペンの絶対位置: 用紙内の相対位置だけでなく、パターン空間内での絶対位置も識別可能 5-12 トレース情報の収集 デジタルペンソリューション ドット 0.3㎜間隔の格子から  上下左右にずらして配置  ⇒ 4状態/ドット ※デジタルペンとデジタルペーパーはアノト社(スウェーデン)の技術を用いて製品化したものです。

  48. 『 食の安全・安心を実現する トレーサビリティソリューションのご紹介』 (株)日立製作所 IDソリューション事業部 トレーサビリティ&RFID本部 寺田 修司

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