1 / 34

単位名   学部  : 天体輻射論 I   大学院:恒星物理学特論 IV 教官名 中田 好一

F : エディントン近似                             2006年11月13日                     . 単位名   学部  : 天体輻射論 I   大学院:恒星物理学特論 IV 教官名 中田 好一. 授業の最後に出す問題に対し、レポートを提出。 成績は「レポート+出欠」でつけます。. 授業の内容は下の HP に掲載されます。 http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kisohp/STAFF/nakada/intro-j.html. F.1.平面大気.

britain
Download Presentation

単位名   学部  : 天体輻射論 I   大学院:恒星物理学特論 IV 教官名 中田 好一

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. F: エディントン近似                             2006年11月13日                      単位名   学部  :天体輻射論I   大学院:恒星物理学特論IV 教官名中田 好一 授業の最後に出す問題に対し、レポートを提出。 成績は「レポート+出欠」でつけます。 授業の内容は下のHPに掲載されます。 http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kisohp/STAFF/nakada/intro-j.html

  2. F.1.平面大気 全ての物理量AがX軸に垂直な平面内で一定と仮定する。 A(X,Y,Z)=A(X)  (1) ーX軸方向(上向き)の輻射強度 I に対する方程式は、dI/dx=κI-ε  (2) X軸に角度θを成す直線(μ=cosθ)に沿って、輻射方程式を考える。 Iλ (μ,τλ=0) τλ=0 Y Z t τλ X θ Iλ (μ,τλ) 直線に沿っての長さを t とすると、dI/dt= κI-εd l となる。 dt と X軸に沿っての深さdXとの関係は、dt=dx/μ なので、書き直して μdI(μ,x)/dx=I(μ,x)κ(x)-ε(x)

  3. 形式解 μdI(μ,x)/dx=I(μ,x)κ(x)-ε(x) :以下 Iλ 、κλ等を I、κと省略する  dτ=κdX とおいて、 μdI / dτ=I-S dτは光線に沿っての光学的深さでなく、X軸に沿っての光学的深さ、に注意。 光学的深さ=τの点で、X軸に対し角度θの輻射 I(τ,μ) は下のように 与えられる。 t=0 μ>0:I(τ,μ)=∫∞τS(t)exp[-(t-τ)/μ]dt/μ =eτ/μ∫∞τS(t,λ)e-t/μdt/μ μ>0 μ<0:I(τ,μ)= -∫τ0S(t,λ)exp[ (τ-t)/μ]dt/μ = -eτ/μ∫τ0 S(t,λ) e-t/μdt /μ =∫τ0 S(t,λ) e-(τ-t) / (-μ) dt / (-μ) τ μ<0 t

  4. τo 表面からの輻射強度 表面から角度θで出る輻射Iの解は下のように与えられる。 I(τ=0 、μ) = (1/μ)∫∞0 S(τ) exp(-τ/μ) dτ 上式を見るとSをSource Function と呼ぶことが納得される。 S(τλ)=S=一定(0<τ<τo)のスラブ表面での I(τ=0 , μ)を計算すると、 I(τ=0 , μ) =(1/μ)∫τo0S exp( -τ/μ) dτ        = S[1-exp(-τo /μ) ] θ I(τ=0 , μ) S(τ)

  5. 線形大気の表面輻射強度 θ τ=0 τ=μ=cosθ τ=1 S(τ)= a + bτ I(τ=0 ,μ>0) = (1/μ)∫∞0S(t)exp( ‐t/μ) dt       =(1/μ)∫∞0(a+bt)exp( ‐t/μ) dt   = (1/μ)[ a∫∞0 exp(‐t /μ) dt + b∫∞0 t exp(‐t /μ) dt] = a+ bμ= S(τ=μ)    (μ>0) I(τ=0 ,μ<0) = 0 (μ<0) 下図で光線に沿ったτ=1に注意

  6. リム・ダークニング ( limb darkening )と表面輻射強度 θ α0 I(θ) α 1 天体表面で輻射強度が鉛直方向からの角度θにより、 I(cosθ)で表されるとする。レポート問題1.1でやった 通り、I(cosθ)は星の表面輝度分布F(α)に反映される。 上の図で なので、 逆に、F(α)が求まったら、 2 ところで、表面輝度分布I(cosθ)は源泉関数S(τ)と関係している。 仮に、S(τ)=a+b・τ+c・τ2+...と展開されたとすると、

  7. θ ここでも逆に I(cosθ) からS(τ)を以下のように求められる。 I(cosθ)=A+B・cosθ+C・cos2θ+... なら、 S(τ)=A+B・τ+(C/2)・τ2+(D/6)・τ3+... τ S(τ) 3 恒星大気内でLTEが成立していると、源泉関数S(τν)=B(T, ν) から、τνの深さでの温度が決まる。 結局、星の表面の輝度分布がある波長(周波数)で決まると、大気内の温度変化がその波長での光学的深さの関数T(τν)として求まることが判った。

  8. 前頁の変換をグラフで示すと下図の ようになる。 T(τν)を逆に表現すると、ある周波数(波長)での光学的深さτνが温度Tの関数τν(T)として 表される。が このプロセスを二つの波長λ1と λ2で繰り返して、τ1(T)と τ2(T)を得た。 I(α) I(θ) 5 これは、同じ温度Tの地点までの 光学的深さが波長によって異な るためである。したがって、各波 長での吸収係数をk1、k2とする と、 1 0 1 cosθ 1 sinθ

  9. 線形大気のフラックス   Fλ=∫μIλ(μ,τ=0)dΩ= 2π∫10μ( aλ+ bλμ)dμ=2π(aλ/2 +bλ/3) Source Function Sλ (τ)=aλ+bλτ だったから、 Fλ=π[aλ+(2/3)bλ]=πSλ(τλ=2/3) である。  温度Tの黒体表面からのフラックスがπBλ(T),ここにBλ(T)は輻射強度、  だったことを考えると、線形大気では、τλ=2/3の深さの所を見て  いると言える。 I(τ=0) a 0 τλ=0 1/3 τλ=μ=cosθ S(τ=2/3) 2/3 1 S τλ=1 a+b a+bμ

  10. F.2. モーメント方程式 n I(x,θ,φ)= I(x,θ) 輻射が軸対称の時、μ=cosθとして、 N次モメント MN を以下のように定義する。 Ω MN(x, λ)=(1/4π)∫(cosθ)N I (θ, x, λ) dΩ        =(1/4π) ∫∫ (cosθ)N I (θ, x,λ) (sinθ) dφdθ        =(1/2)∫μN I (μ, x, λ)dμ θ 0次モーメント  M0(x,λ)=(1/4π)∫I (μ, x, λ) dΩ              = (1/2)∫I (μ, x, λ) dμ = J (x,λ)=平均輻射強度(mean intensity) X 1次モーメント M1(x,λ)=(1/4π)∫cosθI(θ,x,λ) dΩ = (1/2)∫μI(μ, x,λ) dμ = H(x,λ) =∫ cosθ I (θ,x,λ) dΩ         =2π∫μI(μ, x,λ) dμ= 4πH ( x, λ) エネルギーフラックスF(n, x ,λ)

  11. 2次モーメント M2(x,λ)=(1/4π)∫ (cosθ)2I(cosθ, x,λ) dΩ = (1/2)∫μ2 I(μ, x,λ)dμ =K (x,λ) 光圧力 P(ν) = (4π/c)K(ν) 斜め方向の輻射方程式 Iλ (μ,τλ=0) X軸に沿って光学的深さτを定める。μ方向の光線に沿っては、 τλ=0 (表面) t θ dt=dX/μ dτ=κdX   なので、 X Iλ (μ,τλ) τ

  12. μdI/dτ=I-S ( i ) 両辺をdΩ/4πで積分する。 ∫[μdI/dτ]dΩ/4π=∫IdΩ/4π- ∫SdΩ/4π = d[∫μIdΩ/4π]/dτ dHλ/dτλ= Jλ– Sλ (ii) 両辺にμをかけてdΩ/4πで積分 d[∫μ2IdΩ/4π]/dτ  =∫μIdΩ/4π-∫μSdΩ/4π    ∫1-1μdμ=0 に注意すると、 dK λ/dτλ= Hλ

  13. F.3. エディントン近似 (Eddington approximation) μdI/dτ=I-S  (平面近似)     モーメント方程式 × ∫dΩ/4π   : × ∫μdΩ/4π :  この系列はμ2 μ3 と上げても閉じない。式の数<変数の数 モーメント方程式をどこかでむりやり閉じる必要。     エディントン近似    エディントン近似が正確に成り立つ例 (i) 完全等方輻射 I(Ω)=Ioの場合 J=Io, K=(1/2)∫1-1Ioμ2dμ=Io/3 =J/ 3

  14. (ii) I(τ,λ,μ)=Io(λ)+I1(λ)μ θ Jλ=(1/2)∫1-1I dμ=(1/2)∫1-1(Io+I1μ)dμ=Io(λ) Hλ=(1/2)∫1-1Iμdμ=(1/2)∫1-1(Io+I1μ)μdμ=(1/3)I1(λ) Kλ=(1/2)∫1-1Iμ2dμ=(1/2)∫1-1(Io+I1μ)μ2dμ=(1/3)Io(λ) I+ (iii) I(τ,λ,μ)= I+(λ) μ>0 = I‐(λ) μ<0 I‐ J=(I+ + I‐)/2 H=[I+ /2 – I‐/2]/2=(I+ – I‐)/4 K=[I+ /3+ I‐ /3]/2=J/3 4H

  15. F.4.Rossland mean opacity κR を全波長積分、K=∫Kλdλ、H=∫Hλdλ、に対する式に変換したい。 のようにならないか? Kλ=Jλ/3=(1/3) Bλ(T)とすると、 (エディントン近似、局所熱平衡仮定) なので上の要求は、 にしたいということである。 を考えると可能である。 それは、

  16. したがって、 次のような、平均κを考えると、 つまり 以下のように初めの要求が達成される。

  17. Bi Fi ∝ΔBi(T) /κi Bi+ΔBi κRの意味 κRに効くのは、κiが小さい所とΔBiが大きい所でκiが大きい所は効かない。 F∝∑ΔBi /κi=ΔB /κR

  18. F.5. 恒星大気のエディントンモデル (1) (2) 仮定:(a)∫Jλκλdλ=∫ελdλ :輻射平衡 ( Radiative Equilibrium)  この仮定は(1)を とすると分かるように、総フラックスH=一定 を意味する。 これは、大気中では新しいエネルギー発生(核反応)が起きていないからである。

  19. 仮定(b) Jλ(x)= Bλ(T(x)) 仮定(c )Kλ(x)=(1/3)Jλ(x)    :エディントン近似 ∫Hλdλ=H,  ∫Kλdλ=K とする。 (1)式は仮定(a)によって、          H(x)=Ho       (3)  (2)式から、  で定義されるκR=Rosseland mean pacityを使うと (4)

  20. 平均光学深さτRを τR=∫ρ(x)κR(x)dx と定義すると、(3)、(4)から H(τR)=Ho=一定 K(τR)=τRHo+ C     C=積分定数で後で決める。 J(τR)=S(τR)=B(τR)=3・K(τR)=3(HoτR+C)=(σ/π)T4 (τR)   S=3C+3・Ho・τは、a+bτの形なので、線形大気の結果が適用   できる。 S=a+bτの大気では、F=π・S(τ=2/3) =π・(3・C+2・Ho) Hの定義から、F=4πH=4πH0                であるから、 C=(2/3)Ho したがって、 B(τR)=3・[(2/3)Ho+Ho・τR]=3・Ho・[τR+(2/3)]=(σ/π)・T4

  21. ここまでの結果は、エディントン近似モデルの (iii) I(τ)= I+ (τ)μ>0 = I‐ (τ)μ<0 でも考えられる。 H(τ)=Ho=一定=(I+ – I‐)/4 K(τ)=τHo+ C=(I+ + I‐)/6 を解いて、 I+ (τ) =2H(τ)+3K(τ)=2 Ho +3(τHo+ C) I‐(τ)=3(τHo+ C)- 2 Ho 仮定 : 表面τ=0で、I=Io (μ>0) =0 (μ<0) とすると、C=(2/3)Ho , Io=4Ho H(τ)=Ho=一定 K(τ)=τHo+ (2/3)Ho =Ho (τ+ 2/3) で、前ページと同じになる。

  22. τ=0 Io 4Ho 4Ho エディントン近似モデル(iii) 4Ho

  23. 有効温度 Te エディントンモデルに入るパラメターはHoだけである。 パラメターHoを温度で表現する為、F= 4πHo =σTe4 で有効温度 Te  を導入する。すると、 Ho=σTe4/4π J(τ)=S(τ)=B(τ)=(3σTe4/4π) (τ+2/3)=(σ/π)T4 (τ) 表面(τ=0)温度 To はTeよりやや低く、  To4 =(1/2)Te4、(To=0.84Te) また、 T(τ=2/3)=Te  ここにも、τ=2/3 が現れている。

  24. 0 2/3 1 2 3 τ 0 2/3 1 2 3 τ J,H,Kのτによる変化 温度Tのτによる変化 4H 1.5 J 3H K Te To 2H H H 表面

  25. F.6. 黒体輻射スペクトルからのずれ エディントン大気からの総フラックスFは、 F=σTe4 であることが分かった。ここにTeは、ロスランド平均光学的深さτR=2/3のところでの大気温度である。 もし、全波長でκλ=κ0=一定(グレイ)であったら、全波長でτλ=τRである。したがってτλ=2/3になる深さはτRと共通で、温度はTeである。 グレイ大気からのフラックスは Fλ=πB(Te) この大気のスペクトルは温度Teの黒体輻射スペクトルとなる。 通常は波長毎にκλが異なるから、τλ=κλ・Lλ=2/3 となる深さLλが、 したがって波長毎に覗き込む温度T(Lλ)が異なる。このために波長毎に異な る温度の黒体フラックスが出る。これが、星からのスペクトルが黒体輻射スペ クトルと異なる原因である。

  26. κλが一定 κλが波長で変化 κ κ λ λ τλ=0 τλ=0 T0 T1 T2 τR=2/3 τλ=2/3 λ τλ=2/3 λ Fλ Fλ πBλ(Te) λ λ

  27. Fλ=π・Bλ[T(τλ=2/3)] なので、 T(τλ=2/3)を決める必要がある。Fλ=π・Bλ[T(τλ=2/3)] なので、 T(τλ=2/3)を決める必要がある。 大気中の温度はロスランド平均光学的深さτRにより、 で与えられる。したがって、T(τλ=2/3)をT(τR)で表せばよい。 右図から分かるように なので、 L τλ=κλ・L τR=κR・L この式にτλ=2/3を代入して これをさらに2行目のT(τR)の式に代入して 結局 κλ= κRFλ=πBλ [Te] κλ< κR Fλ=πBλ [T>Te] κλ> κR Fλ=πBλ [T<Te] ただし、

  28. F.7.温室効果 地球表面の温度は基本的には、    太陽輻射による熱流入(主に可視域)=地表からの熱放射(主に赤外域) で決まる。 F(λ) 太陽         地球 λ 可視 赤外 F σTg4 地表 この時の熱平衡の式は、地表温度=Tgとおくと、    F(太陽)=σTg4 である。

  29. (1)単層モデル 地球表面は赤外で不透明な(τ>1)大気に覆われている。 すると輻射の収支は前図から下図のように修正される。   Ta=大気温度、 Tg=地表温度、 A=可視光反射率 である。 F(λ) 太陽         地球 λ Fo A・Fo (1- A)・Fo 可視 赤外 大気   Ta (1- A)・Fo 2(1- A)・Fo 地表   Tg

  30. 単層モデルの仮定  1)大気は一様な温度Taを持つ。   2)太陽光は可視、地上からは赤外のみ放射  3)大気は可視で透明、赤外は不透明で黒体   4)可視太陽光の地表反射率=A To=太陽有効温度=5780K、 Ro=太陽半径、  D=1AU=215Ro Fo=σTo4(Ro/D)2: 太陽から地上に向かう総フラックス(真上からとして) σTa4=大気から上方向、宇宙空間への赤外放射=下方向、地表への赤外放       σTg4= 地表から大気への赤外放射 なので、 Fo=σTa4+AFo  :大気の上での輻射収支  Fo+ σTa4= σTg4+AFo  :大気と地表の間での輻射収支 太陽 Fo Fo=σTa4+AFo σTa4 AFo 大気 σTa4 Fo σTg4 AFo  Fo+ σTa4= σTg4+AFo 大地

  31.  (1-A)Fo=σTa4 σTg4=2σTa4 太陽表面でのフラックス=σTo4、 太陽半径=Ro、 地球太陽距離=D とおくと、 Fo=σTo4(Ro/D)2であるから、上の式に代入すると、 Ta= To(Ro/D)1/2 (1-A) 1/4, Tg=2 1/4Ta   A    0.1    0.3     0.5     0.7    0.8   0.85  0.9   Ta   384    360      331   292    264   245   222   Tg   455    428     394     347    313   292   263 このように、大気が毛布の役をするので地上温度は大気の1割以上高温 となる。 単層モデルでのTgとTaとの関係が、エディントン大気でのTeとToとの関係と同じであるのは面白い。

  32. レポート問題F     出題11月13日    提出11月20日レポート問題F     出題11月13日    提出11月20日         レポートには、問題番号、学生証番号、学科、学年、氏名を書くこと。 次ページの表は太陽表面の輝度分布である。表を見ると分かるように、表面輝度は中央から縁に向かって低下する。これを太陽のリムダークニングと呼ぶ。 F.1 λ=0.3737μmのI(α)を横軸α/α0、縦軸I(W/m2/μm)のグラフにせよ。   次に与えられた表のαをcosθに直し、横軸cosθ、縦軸I(W/m2/μm)のグラ   フにせよ。 F.2.   I(cosθ)をa+b×cosθで近似するaとbを定めよ。 F.3.   他波長についても Iλ(cosθ)=aλ+bλ×cosθ で近似し、全8波長に対し aλと bλを求めよ。 F.4.   F3より、S(τλ)=aλ+bλ×τλ だが、LTEを仮定すると、   S(τλ)=B(λ、T)なので、   B(λ、T)=aλ+bλ×τλ θ I(θ) α0 α

  33. F.4.(続き)   この式は、波長λでの光学的深さがτλの所での温度がTという意味である。   したがって、大気内で温度Tの地点までの光学的深さτλ(波長毎に異なる)   を定める式と読み替えられる。   T=6000Kまでの光学的深さτλ(T=6000K)を8波長に対して求め表とグラ   フで表せ。グラフの横軸は波長λ(μm)、縦軸はlog10τλとする。   大気内、T=6000Kまでの幾何学的深さをLとすると、τλ=<κλ>L、よって   グラフは平均吸収係数の相対的変化を表している。 κλのピークと谷は何を表していると思うか?   黒体輻射の輻射強度は、下の式を使え。T4=(T/104K)である。

  34. λ(μm) α 0.3737 0.4260 0.5010 0.6990 0.0 4.198E+07 4.476E+07 4.022E+07 2.473E+07 2.0 4.173E+07 4.452E+07 4.003E+07 2.465E+07 4.0 4.096E+07 4.380E+07 3.944E+07 2.441E+07 6.0 3.962E+07 4.253E+07 3.841E+07 2.398E+07 8.0 3.761E+07 4.061E+07 3.686E+07 2.331E+07 10.0 3.476E+07 3.784E+07 3.461E+07 2.232E+07 12.0 3.068E+07 3.381E+07 3.135E+07 2.084E+07 14.0 2.440E+07 2.744E+07 2.621E+07 1.840E+07 16.0 6.027E+06 7.875E+06 1.045E+07 1.032E+07 太陽表面での8つの 波長の輝度分布。 α=太陽中央から    の角距離(分) 太陽半径=16分角 輝度 Iλの単位は    W/m2/μm λ(μm) α 0.8660 1.2250 1.6550 2.0970 0.0 1.547E+07 7.692E+06 3.595E+06 1.598E+06 2.0 1.543E+07 7.678E+06 3.590E+06 1.596E+06 4.0 1.531E+07 7.633E+06 3.576E+06 1.591E+06 6.0 1.510E+07 7.552E+06 3.549E+06 1.581E+06 8.0 1.476E+07 7.425E+06 3.507E+06 1.565E+06 10.0 1.426E+07 7.230E+06 3.441E+06 1.539E+06 12.0 1.351E+07 6.928E+06 3.337E+06 1.499E+06 14.0 1.224E+07 6.412E+06 3.153E+06 1.426E+06 16.0 7.969E+06 4.596E+06 2.482E+06 1.160E+06 16′ α

More Related