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買いたいと思うお菓子 の ネーミング に関する 研究. 08-1-017-0913 鈴木 春菜. 1.目的 同じ商品でもネーミングが違う場合、人々の興味を引く度合い・感じ方の違いを明らかにし、最終的にそれぞれの商品に興味を引くネーミングを提案することを目的 と する 。 2.概要 ネーミングに関するアンケートにより、ネーミングに引かれお菓子を買ったことがあると回答した人が多く いた 。そこで、お菓子の中でも2種類の商品において、それぞれどのようなネーミングであれば興味を引き付けることができるのかを明らか にす る 。. 3.分析方法
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買いたいと思うお菓子のネーミングに関する研究買いたいと思うお菓子のネーミングに関する研究 08-1-017-0913 鈴木 春菜
1.目的 同じ商品でもネーミングが違う場合、人々の興味を引く度合い・感じ方の違いを明らかにし、最終的にそれぞれの商品に興味を引くネーミングを提案することを目的とする。 2.概要 ネーミングに関するアンケートにより、ネーミングに引かれお菓子を買ったことがあると回答した人が多くいた。そこで、お菓子の中でも2種類の商品において、それぞれどのようなネーミングであれば興味を引き付けることができるのかを明らかにする。
3.分析方法 販売されている2つの商品に4種類の名前を考えて付ける。 ネーミングには様々な種類があるが、私が興味のある「イメージ系」「説明系」をもとに考えたネーミングを使用し、調査を行う。そして、提案したネーミングと元のネーミングの中から一番興味を惹き、購入したいと思うネーミングを大学生に選んでもらい、評価をしてもらう。 4.意義 この研究を通して、どんなネーミングの商品が興味を惹きつけることができるのか、また、反対に興味を持ってもらえず購買につながらないネーミングを明らかにする。さらにジャンルの違う2つの商品を比べることでそれぞれに求められているネーミングを知ることができる。
第1回アンケート 1.今までで、商品名やタイトルが決め手となって、ついつい買ってしまった商品、また気になったネーミングなどはあるか?? ほとんどが「ある」という回答!! 2.それはどんな商品であったか? 食品が 圧倒的に 多い!!
景気の低迷によって商品は短命化し、商品開発は加速度的に増えている。かつては1つのジャンルでせいぜい10種類くらいの新商品誕生が、いまや100種類に及ぶといわれています。この流行の移り変わりの激しいネーミングの世界でも、特にサイクルの短い業界がお菓子のジャンル!!景気の低迷によって商品は短命化し、商品開発は加速度的に増えている。かつては1つのジャンルでせいぜい10種類くらいの新商品誕生が、いまや100種類に及ぶといわれています。この流行の移り変わりの激しいネーミングの世界でも、特にサイクルの短い業界がお菓子のジャンル!! さらに、スーパーやコンビニでお客さんが商品を見て、購入するかどうかを判断する時間は2秒以内。 このように菓子業界は高度なネーミングが求められている。 そこで!! それぞれの お菓子において、買いたいと思う要素は何だろう?? 「説明系×漢字」「説明系×食語」「イメージ系×漢字」「イメージ系×食語」の4種類の組み合わせに沿ったネーミングを考案。 それに元々付いていたネーミングを加え、5種類のネーミングをアンケート調査によって比較した。
5種類のネーミング ・スナック菓子 1.oliveoilpotatochips(元のネーミング) 2.阿列布油-オリーブ-(説明系×漢字) 3.あっさりチップス(説明系×食語) 4.健康チップス(イメージ系×漢字) 5.カリッポテ(イメージ系×食語) ・チョコレート 1.marble style(元のネーミング) 2.苺練乳(説明系×漢字) 3.まろやかチョコ(説明系×食語) 4.苺大理石(イメージ系×漢字) 5.ふんわりチョコ(イメージ系×食語)
買いたいと思うネーミングは?? ・スナック菓子
買いたいと思うネーミングは?? ・チョコレート菓子
アンケートからわかったこと・・・ それぞれのジャンルによって、 求められる要素が違う!! ・スナック菓子 イメージ系×食語の「カリッポテ」 ・チョコレート菓子 イメージ系×漢字の「苺練乳」 スナック菓子は 音が良く、覚えやすいネーミングが人々を惹きつけ購買に繋がる。 チョコレート菓子は 可愛く、分かりやすいものが求められており、さらに漢字を使用することによってインパクトが付き、惹かれるため購買に繋がることが明らかとなった。
その他、分かったこと・・・ ・買いたいと思ったネーミングで最下位であっっても、買いたくないネーミングの最上位ではないことがわかった。 買いたくないと思ったものでもインパクトがあり惹きつけられる要素があるため、これをもう少し商品特性を活かした漢字の言葉を使用すると購買に繋がるだろうと考えられる。 ・問題なのは買いたいと思うネーミングで最下位だったネーミングである。買いたくないネーミングで一番に選ばれたネーミングがインパクトのあるものであったため、そのネーミングは隠れあまり注目されていなかった。このように他のネーミングに隠れてあまり目立たないものは避けるべきネーミングということに気付いた。