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あるべき温泉の姿を求めて ~温泉地をきっかけとした温泉本来のあり方の提唱~

あるべき温泉の姿を求めて ~温泉地をきっかけとした温泉本来のあり方の提唱~. 第 40 回経営学部研究発表大会 塚田ゼミナール B チーム 遠藤・北野・藤田. 【 目次 】 はじめに 第 1 章 温泉について 1-1  温泉の概要 1-2  温泉の歴史 ( ヨーロッパ、日本 ) 第 2 章 サービス業化する温泉 2-1  高まる温泉人気 2-2  二極化する温泉地 2-3  躍進する温浴施設 2-4  サービス業化した温泉地・温浴施設の大罪 第 3 章 温泉の価値観を取り戻すために 3-1  温泉地の存在 3-2  温泉や温泉地の持つ価値

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あるべき温泉の姿を求めて ~温泉地をきっかけとした温泉本来のあり方の提唱~

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  1. あるべき温泉の姿を求めて~温泉地をきっかけとした温泉本来のあり方の提唱~あるべき温泉の姿を求めて~温泉地をきっかけとした温泉本来のあり方の提唱~ 第40回経営学部研究発表大会 塚田ゼミナールBチーム 遠藤・北野・藤田

  2. 【目次】 はじめに 第1章 温泉について 1-1 温泉の概要 1-2 温泉の歴史(ヨーロッパ、日本) 第2章 サービス業化する温泉 2-1 高まる温泉人気 2-2 二極化する温泉地 2-3 躍進する温浴施設 2-4 サービス業化した温泉地・温浴施設の大罪 第3章 温泉の価値観を取り戻すために 3-1 温泉地の存在 3-2 温泉や温泉地の持つ価値 3-3 温泉地の現状分析 3-4 改善策の提案 おわりに

  3. はじめに • 『温泉大国ニッポン』で代表されるように、  温泉=世界に誇る日本の文化・歴史  その豊富さゆえ、温泉は多様な姿に変えられ…  現在                      が問題視されている BUT!! 温泉の持つ価値の軽視化 信頼の低下     etc…

  4. 研究目的  本来の姿を取り戻し、温泉の真の価値を後世に伝えていきたい!!  現在の温泉ブームの裏にある温泉の価値が下がった根本的原因を見つけ出した上で、私たちが求める                を提唱していきたいと思う。 ”温泉のあるべき姿”

  5. 第一章 温泉について

  6. 温泉の概要 【温泉の定義】 ※「温泉法」第2条より ①泉源における水温が摂氏25度以上 ②指定された19の成分のうち、いずれか1つ以上を含む 温泉数・・・・・27,043個 温泉地数・・・3,102ヶ所  (※2002年現在) 低くても温泉になる!! 実際は 動力>自噴

  7. ヨーロッパの温泉の歴史 【古代ローマ時代】:起源       =身を清める (沐浴、飲料水) 公共浴場の誕生 【中世】庶民の憩い・社交の場 【近世】温泉の効能が医学的に認められる 温泉 「療養」のスタイルは現在も続く… 「療養」の機能を果たすように

  8. 日本の温泉の歴史① 【古代・中世】:医療未発達の時代       = ・疲労回復         ・病気やケガの治療→湯治の誕生 ・療養を目的とした滞在型温泉施設湯治場の設置 温泉 「療養」兼「保養」「社交」の場

  9. 日本の温泉の歴史② 【明治時代】:資本主義経済の発展 ・温泉の機能=「療養・保養」→「休養」へ 【昭和時代】:高度経済成長期 ・温泉の機能=「休養」+「行楽・レジャー」 新規掘削が相次ぐ 現在、「療養」機能は薄れつつある

  10. 第二章サービス業化する温泉

  11. 高まる温泉人気 • 現在「温泉めぐり」がブーム。 • 96年以降「温泉旅行」が「周遊観光」や「テーマパーク」を上回り第1位※「旅行者動向2003」より • 「癒し・健康ブーム」が、温泉人気に更なる拍車をかける状態となっている。

  12. 二極化する温泉地 • 高度経済成長・バブル崩壊等の時代背景の変化の影響もあり、温泉地は繁栄・衰退という二極化  を迎えている この原因として 温泉の価値をどのように扱ったかで 大きな差が生まれたのではないだろうか!?

  13. 衰退要因(事例:熱海・鬼怒川温泉) ①職場の慰安旅行ブーム期   大型ホテル・団体客向け施設(宴会場など)を提供               ②東武鉄道の開発【鬼怒川】  →鬼怒川温泉を営利目的として扱う  ・時代背景の変化:高度経済成長→バブル崩壊へ ・ニーズの変化:団体旅行→個人旅行へ ブームに便乗し、設備投資やレジャーを最優先          にした対応 BUT!! 要因

  14. 躍進する温浴施設 • 「温泉の安・近・短」を売りに、日帰り温泉施設が急増 • 安価で食事も取れる“スーパー銭湯”や、大型複合温浴施設”温泉テーマパーク”が開設ラッシュ オープン数年目にして  既に業績が下がってきている… BUT!!

  15. サービス業化に走った温泉地・温浴施設の大罪サービス業化に走った温泉地・温浴施設の大罪 ①温泉の品質を下げる原因 ②温泉の持つ本来の価値を消し去る サービス業化による失敗 本質を失わせる原因

  16. 第三章温泉の価値観を取り戻す為に

  17.  温泉地の存在 温泉はどのようにあるべきなのか!? 温泉とは、温泉地と共に発展してきた為、 温泉地の存在が必要不可欠 温泉の本質を活かした温泉地にこそ 温泉本来のあるべき姿がある!!

  18. 温泉や温泉地の持つ価値 【温泉が持つ価値】 ・効能・・・治療,精神安定・鎮静作用 【温泉地が持つ役割】 ・温泉情緒,自然環境 ・人との触れ合い,憩いの場 温泉=療養 +自然環境,社交の場

  19. 温泉地の現状分析 【温泉地の二極化】 温泉 繁栄 温泉地 施設 衰退 経済的な意味合い 本当の二極化

  20. 二極化の二分化 理想の “あるべき 温泉の姿” 1 自噴 温泉 2 動力 改善の余地 あり 温泉地 3 自噴 施設 動力 改善の余地ナシ!!

  21. ①温泉重視の自噴泉利用型温泉地 • 温泉の源泉やその泉質を最大限に活かした温泉地 【特徴】 ・独自の温泉資源を活かした温泉地づくり (外湯めぐり・共同浴場の設置・飲泉) ・長い歴史や自然環境を持つ ”あるべき温泉”の理想の姿

  22. 事例:塩原温泉(栃木県)温泉を活かした新たな取り組み • 地域再生整備計画”新たなまちづくり運動”  ・豊富な資源である温泉を有効活用  ・千年以上続く歴史・文化を体感出来る温泉街の創造 〈塩原温泉公園整備案〉 足湯、吸入浴、飲泉、湯滝…etc を取り込んだ回遊式温泉庭園 この事業の一環として

  23. 本当の あるべき温泉の姿である!! (http://www.mmjp.or.jp/sirakaba/news/yuppo.htm) 塩原温泉が持つ療養効果や、 文化・自然環境を、 視覚と体験から実感することが可能

  24. ②温泉重視の動力泉利用型温泉地 • 温泉中心だが、湯量不足を補う為に動力化された温泉も使用している温泉地  ・・・例)湯布院、奥飛騨温泉郷、指宿温泉 今後も温泉資源を中心に続いていく事は 困難な為、改善の余地あり

  25. 改善策 ヨーロッパ型の温泉地【環境・飲泉】 あるべき温泉の姿が 当てはまっている ①飲泉への取り組み 事例)バーデンバーデン【ドイツ】     モンテカティーニ【イタリア】 (http://www.hi-ho.ne.jp/~aya-ko/toscana05.htm)l ②専門医の設置による温泉治療の促進 事例)バーデンヴァイラー 【ドイツ】 ③自然環境の整備 (http://www.norte.co.jp/yu/sekai/europe/germany_02.htm) 温泉=療養をメインに、 自然環境や飲泉といった 温泉地作りを目指す!!

  26. ③施設重視の自噴泉利用型温泉地 • 温泉ではなく施設に特化したが、豊富な湯量や泉質を持っている温泉地  ・・・例)箱根、別府温泉 このままでは温泉を活かせず、 温泉本来の姿が消えてしまう恐れがある為 改善の余地あり

  27. 改善策 本来の日本型の温泉地【入浴】 あるべき温泉の姿が 当てはまっている ①湯治文化の復元 ②湯治場や共同浴場の設置 ③外湯めぐりの促進 (http://www.automatics.jp/luckylife/onsen) 【事例:玉川温泉(秋田県)】 ・・・湯治を中心とした滞在型温泉地 ・治療困難とされる病気の療養を行う                    (http://www.norte.co.jp/yu/akita/29_tamagawa/) ・診療所や看護師が存在し、湯治相談を実地 豊富な湯量や泉質を 最大限に活かし、 湯治を元にした温泉地作りを目指す

  28. まとめ 温泉 =療養と共に天の恵み  温泉地は温泉の本質を活かした取り組みを行う⇒温泉は正しい方向へと進んで行く。 この事を 念頭に置いて これこそが 温泉のあるべき姿なのである!!

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