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中間発表 「複数枚の写真からの3次元形状の復元」. ~ 一般系バージョン ~ {特徴点 P 個 写真 F 枚における復元}. 村田研究室 1G01B160-1 三村 純一. 目次. 前回までの研究内容 今回のテーマ 理論 手法 シミュレーション&結果 卒論までの課題. {特徴点 P 点 写真 F 枚における復元}. ① 3枚と8枚 ②いろいろな図形 ③実データ. 前回までの研究内容. 本来のカメラモデルを近似カメラモデルに置き換えて、元データの復元を行う。 特徴点 4 点 写真 3 枚のデータに有効な(特殊な)復元アルゴリズムを用いて、プログラム実装。.
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中間発表「複数枚の写真からの3次元形状の復元」中間発表「複数枚の写真からの3次元形状の復元」 ~一般系バージョン~ {特徴点P個 写真F枚における復元} 村田研究室 1G01B160-1 三村 純一
目次 • 前回までの研究内容 • 今回のテーマ • 理論 • 手法 • シミュレーション&結果 • 卒論までの課題 {特徴点P点 写真F枚における復元} ①3枚と8枚 ②いろいろな図形 ③実データ
前回までの研究内容 • 本来のカメラモデルを近似カメラモデルに置き換えて、元データの復元を行う。 • 特徴点4点 写真3枚のデータに有効な(特殊な)復元アルゴリズムを用いて、プログラム実装。 →シミュレーション実験①(「三角錐」の復元)
前回までの研究内容 d X 「近似モデル」→ C Y Z G L L 近似の成立条件 = 3次元物体がその厚みに比べて、 十分カメラから遠くにある場合。 L >> d →シミュレーション実験②(復元精度の検証)
今回のテーマ {特徴点P点 写真F枚における復元} • 一般形での復元アルゴリズムを考える。 まず、写真 f 番目 特徴点 p 番目について。 与えられる情報 求めたい情報 全データをまとめると ・・・・
今回のテーマ {特徴点P点 写真F枚における復元} と定義すると、モデルの一般式は次のようになる。 本質は、この分解アルゴリズム・・
理論(分解アルゴリズム) {因子分解法} 特異値分解により暫定的に分解。 以上より、分解成功。 ここで、 次のような行列 A が存在する。 行列 より、行列 Q を求める。
手法 • Paraperspective射影モデル • 特異値分解 • クロネッカー積 • Jacobi法
シミュレーション&結果 ①3枚と8枚 ①写真数による精度検証。また、カメラ位置に よる精度も比較。(モデル:三角錐) • 写真3枚(ランダム) • 写真8枚(均等) • 写真3枚(特殊) (特殊:全てのカメラ位置において、モデルの近似条件を適切に満たしている。)
シミュレーション&結果 ①3枚と8枚 1. 写真3枚(ランダム) 2. 写真8枚(均等) 3. 写真3枚(特殊)
シミュレーション&結果 ①3枚と8枚
シミュレーション&結果 ②いろいろな図形 ②いろいろな図形の復元。そして、その形状 の精度検証。 • 三角錐 • 立方体 • 円錐 • 球 表. それぞれの図形の特徴
シミュレーション&結果 ②いろいろな図形 1. 三角錐 2. 立方体 3. 円錐 4. 球
シミュレーション&結果 ②いろいろな図形
シミュレーション&結果 ③実データ ③実データ(実写真)の復元、そして精度検証。 • 実写真を撮影 • 特徴点抽出 • 形状復元 • 精度検証 流れ 今回は、 モデルとして「PetBottle」を選びました。
シミュレーション&結果 ③実データ 1. 実写真の撮影 Pic01 Pic02 Pic04 Pic03 Pic05 Pic06 Pic07 Pic08
シミュレーション&結果 ③実データ 2. 特徴点抽出 ・・・ 特徴点 形状の特徴点にカラー付けを行う。 カラー付けは、RGBカラーに基づく。 (赤、黄、緑、アクア、青、シアン、黒を使用) 領域を搾って、各特徴点の座標(行、列)抽出を行う。 X軸 抽出された座標を、中心が0となる座標系に変換。 Y軸
シミュレーション&結果 ③実データ 3. 形状復元
「PetBottle」について ・・・ 全ての辺の長さと、ある2つの角が 決まれば、形状は唯一に決まる。(必要条件) シミュレーション&結果 ③実データ 4. 精度検証 • 復元されたものの精度について検証する。 ものの「形」は、特徴点同士の辺と角で 決定される。そこで、辺と角の比較を行 えばよい。 検証方法について ・・・ 全ての辺24個と角2つの比較を行い、復元精度を検証する。
シミュレーション&結果 ③実データ 4. 精度検証 1段目 2段目 1.5段目 2.5段目 辺 24個 角 2つ
卒論までの課題 • 一般的な(透明でない)物体の復元。 • 特徴点抽出についての有効な手法を考える。 以上で終わります!
(参考)RGBによる特徴点抽出 • RGBカラーとは 色を赤(R)・緑(G)・青(B)の3つの色の 組み合わせとして表現する手法。 (ここで、赤・緑・青は独立な色素である。) この3原色の色の強弱で、すべての色を表現できる。 (強弱は、0~255で表される。) 例: R G B 赤255 0 0 緑0 255 0 青0 0 255 黒 0 0 0 R G B 黄255 255 0 アクア0 255 255 シアン255 255 0 白 255 255 255
(参考)RGBによる特徴点抽出 • 抽出法について RGBの独立性からの判別を考える。 前例で示されているように、赤、緑、青、黄、アクア、シアン、黒 は、0(min) or 255(max) の値を取る。 よって、判別は容易となる。 例: 赤の抽出法 R > 150 , G < 50 , B < 50 を満たす画素を抽出すると考えればよい。 全ての画素に検索をかけて調べる。
ここで、 (参考)暫定的な分解について • 特異値分解 ある任意の行列 X を3つの行列(U,V,D)に分解する手法である。 ( U, V : 直交行列 , D 対角行列。) • 暫定的な分解 特異値分解を用いて、暫定的な分解を行なう。