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1. フッ化物は自然界に多く含まれる フッ化物は以下のものにも含まれる 土壌 植物 動物 全ての上水道. 2. フッ化物の作用機序. エナメル質の溶解性を減少 各種の抗菌作用 脱灰エナメル質の再石灰化. 3. フロリデーションとは自然の状態で存在するう蝕予防に最適な水源のフッ化物レベルに地域の水道のフッ化物濃度を調整するプロセスのことである。. 4. 「水道水フッ化物濃度調整」 ( Adjusted water fluoridation ) は 「水道水フッ化物添加」 ( Artificial water fluoridation ) よりも好ましい用語である.
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1 • フッ化物は自然界に多く含まれる • フッ化物は以下のものにも含まれる • 土壌 • 植物 • 動物 • 全ての上水道
2 フッ化物の作用機序 • エナメル質の溶解性を減少 • 各種の抗菌作用 • 脱灰エナメル質の再石灰化
3 フロリデーションとは自然の状態で存在するう蝕予防に最適な水源のフッ化物レベルに地域の水道のフッ化物濃度を調整するプロセスのことである。
4 「水道水フッ化物濃度調整」(Adjusted water fluoridation)は「水道水フッ化物添加」(Artificial water fluoridation)よりも好ましい用語である フッ化物は水に自然に存在する
5 フロリデーションのフッ化物濃度は一般的に0.7~1.2 ppmであり、その濃度はその地域の気候に依存する。
6 1 ppm とは非常に小さな割合 以下の割合と同じ • 長さ:10Kmに対する1cm • 時間:2年間に対する1分間 • お金:100万円に対する1円
7 初期の研究によると, フロリデーションによる う蝕予防率は • 永久歯:50~60 % • 乳 歯:40~50 %
8 供給されているフッ化物 (フロリデーション以外) • 歯磨剤 • 洗口剤 • 水道水フッ化物調整地区で生産された食品・飲料 フッ化物が利用され,全ての地区でう蝕が減少した結果, 今ではフッ化物のう蝕予防率は20-40%になっている。
9 フロリデーションによって子供だけでなく大人もその恩恵を得ることができる: フロリデーション地区では歯冠う蝕と歯根う蝕が減少する
10 フロリデーションは理想的な公衆衛生的予防法である: • すべての年齢層に効果がある • 安全 • 経済的 • 社会の全ての人が平等に受けられる • 簡便である(う蝕予防のため特別な努力を必要としない) • 歯科治療費を減少できる
11 フロリデーションの安全性は他のどの公衆衛生的予防法よりも多くの研究が行われている: • 55年間の実践経験 • 為害性の証拠はない • どの研究も安全性を再確認している
12 歯のフッ素症とは歯の形成期にフッ化物を慢性的に過剰摂取することによって引き起こされる歯の低石灰化現象のことである: • 生後6年間の幼児期が重要。 • 症状の範囲は白斑~小窩,着色。
13 • フロリデーション地区の約10-20 %の人にマイルドな歯のフッ素症が認められる • 審美的問題はない • 研究によると歯のフッ素症の増加は以下のことと関連している: • 早い時期からのフッ化物配合歯磨剤の使用 • フッ化物補助剤の不適切な使用 • 人工ミルクの長期間使用
14 フロリデーションは下記の組織によって推奨されている: • すべての主要な米国保健機関 • 米国以外の多くの健康局 • アメリカ歯科医師会 • 米国公衆衛生局 • 世界保健機構(WHO) • その他多くの保健機関
フロリデーションは下記の機関によっても支持されている:フロリデーションは下記の機関によっても支持されている: 15 • 米国小児科学会 • 米国小児歯科学会 • 米国癌学会 • 米国心臓学会 • IADR(国際歯科研究学会) • その他多くの専門学会
16 フロリデーション反対者: • 類別が困難 • 自己利益のために反対する • 他の基本的な健康事業にもしばしば反対する • 一般的な問題についてアピールしようとする • 個人の権利, 汚染, 自然食
17 最新の米国フロリデーション調査 (1992) • 米国の人口の53%がフッ化物調整された水を飲んでいる 1億3千5 00万人以上 • このうちの62% が都市上水道によるものである
18 最近新たにフロリデーションを開始したアメリカの都市: • ロサンジェルス(カルフォリニア州) • ラスベガス(ネバダ州) • サクラメント(カルフロルニア州) • ポートランド(メイン州)
19 人口の50%以上がフッ化物調整された水を飲んでいる都市・国: • 香港特別行政区 • シンガポール • オーストラリア • マレーシア • アイルランド • ニュージーランド
20 p フロリデーションの鍵 • 効果的で経済的 • 子供だけでなく大人も恩恵を受けられる • 使いつづけてもその利益は続く • 歯科に関わる経費を節約できる • 社会の全ての人が平等に受けられる • 結果(う蝕予防効果)は他に何もしなくとも自然に表れる