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地球環境ファシリテイと クリテイカル・エコシステム パートナーシップ 基金 ( GEF と CEPF). 渡辺陽子 生物多様性担当プログラムマネジャー GEF 事務局. 内容. GEF について GEF の生物多様性プログラムについて CEPF について. GEF とは. 地球環境の利益につながる発展途上国・移行経済国の活動に対し、資金および支援を行っている、世界最大の国際環境基金。 生物多様性条約や国連気候変動枠組条約など、主要国際環境条約の資金供与メカニズム。
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地球環境ファシリテイとクリテイカル・エコシステム パートナーシップ 基金 (GEFとCEPF) 渡辺陽子 生物多様性担当プログラムマネジャー GEF 事務局
内容 • GEFについて • GEFの生物多様性プログラムについて • CEPFについて
GEFとは • 地球環境の利益につながる発展途上国・移行経済国の活動に対し、資金および支援を行っている、世界最大の国際環境基金。 • 生物多様性条約や国連気候変動枠組条約など、主要国際環境条約の資金供与メカニズム。 • 1991年に設立以来、160か国以上で総額約68億ドル、1900件以上のプロジェクトを支援。
GEFの6つの重点分野 • 生物多様性 • 気候変動 • 国際水域 • 土地劣化 • オゾン層破壊 • 残留性有機汚染物質
生物多様性プログラム 主な実績 • 世界1500箇所以上の自然保護指定地域を支援。延面積3億ヘクタール以上 • 生物多様性の主流化活動を世界約9800万ヘクタールで実施。 • GEFの支援を通じ、124カ国がバイオセーフティーに関する国家枠組みを作成中。 • GEFの最大プログラム。総額23.9億ドルを供与。さらに53.6億ドルの協調融資を引き出す。
GEF生物多様性プログラムの戦略的重点項目(2006-2010年)GEF生物多様性プログラムの戦略的重点項目(2006-2010年) • 自然保護地域制度の持続性確保のための触媒的活動 • 生産的な陸域・海域やセクターに、生物多様性の課題を主流化する活動 • 生物多様性に関するセーフガード的活動(バイオセーフテイー能力強化および外来種の防止・抑制・管理) • 遺伝資源への公正かつ均等なアクセス・利益分配のための能力強化に関する活動
クリティカル・エコシステムパートナーシップ基金(CEPF)についてクリティカル・エコシステムパートナーシップ基金(CEPF)について • 2000年に、GEF、コンザベーション・インターナショナル、世界銀行のパートナーシップのもと設立。 • その後、日本政府・マッカーサー財団・フランス開発庁も参加。 • 各機関が2500万ドルづつ出資。 • GEFの重点項目との合致。 a. NGO・地域社会組織との協力 b. 自然保護指定地域の管理強化 c。生産地域における生物多様性の”主流化“、 持続可能な利用の促進
GEFとCEPF意思決定・運営の仕組み グローバルなレベルでの意思決定 • ドナー評議会 • ワーキング・グループ 生物多様性ホットスポットレベルのプロジェクト運営 • 地域運営ユニット(NGO)による運営。 • エコシステム・プロフアイルに基づく、戦略的活動。 • NGOに小規模無償資金を提供。
例 リベリアの自然保護地域を60%拡大・関連政策の強化 ボリビアとペルー国境における、二国間自然保護地域の管理強化に関する協定・実施 中国南東の山脈地域では、生物多様性を考慮した開発計画立案・事業の実施を促進 成果 世界33カ国で合計1000件以上のNGO案件を支援 2000万ヘクタールに及ぶ自然保護地域の管理改善 これら第一フェーズの成果に基づき、第二フェーズにGEFを含め多数のドナーが追加資金供与を承認。 CEPFプロジェクトの例及び成果
CEPFの今後の課題 • プログラムレベルにおける、モニタリングと評価、学習機会の改善 • 各当国・地域レベルのNGO・市民団体の参加の促進 • 自然保護地域外での、生物多様性の保全と利用の促進 • 事業の持続性・汎用性の強化