1 / 7

日本語とドイツ語のオノマトペ

日本語とドイツ語のオノマトペ. 麗澤大学 ドイツ語ドイツ文化専攻 3 年 櫻岡 瑛. オノマトペとは. オノマトペとは擬声語の総称であるとされる 擬声語には明確な区別はされてはいない。 擬声語 生き物が発する声を文字で模倣した物 犬の鳴き声の ワンワン ネコの鳴き声ニャーニャー 擬音語 物の音響などを言語音で象徴的に表した物 物を叩いたときの トントン 風がふく ヒューヒュー 擬態語  状態や感情など音を発しないものを字句で模倣した物 静まり返った様子を表す シーン  豊かで余裕のある様の たっぷり. 日本語とドイツ語とで似ているオノマトペ.

Download Presentation

日本語とドイツ語のオノマトペ

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. 日本語とドイツ語のオノマトペ 麗澤大学ドイツ語ドイツ文化専攻3年 櫻岡 瑛

  2. オノマトペとは • オノマトペとは擬声語の総称であるとされる擬声語には明確な区別はされてはいない。 • 擬声語生き物が発する声を文字で模倣した物犬の鳴き声の ワンワン ネコの鳴き声ニャーニャー • 擬音語物の音響などを言語音で象徴的に表した物物を叩いたときの トントン 風がふく ヒューヒュー • 擬態語 状態や感情など音を発しないものを字句で模倣した物静まり返った様子を表す シーン  豊かで余裕のある様の たっぷり

  3. 日本語とドイツ語とで似ているオノマトペ • 犬の鳴き声 ワンワン wau-wau • 牛の鳴き声 モーモー muh-muh • 銃の音 バンバン peng-peng • 呼び鈴などの音 リーンリーン kling-klang • 騒ぐ様子 キャーキャー kyah-kyah • 子どもが寝ている様子 ムニャムニャ mnja-mnja

  4. 日本語とドイツ語とで違うように聞こえているもの日本語とドイツ語とで違うように聞こえているもの • 鶏の鳴き声 コケコッコー kikeriki • ブタの鳴き声 ブーブー oink-oink • ぐっすり寝ている様子 グーグー ra-püh • 息が乱れている様子 ハーハー schnauf-schnauf • 食べ物を食べる様子 パクパク mampf-mampf • 水が跳ねる様子 パシャパシャ plitsch-platsch • せきをする様子 ゴホッゴホッ hust-hust

  5. 日本語のオノマトペの特徴 • 日本語はオノマトペによる表現の幅や種類が豊富である例)雨の様子を表す言葉ぽつぽつ、ぱらぱら、ぽつりぽつり、しとしと、ざあざあ、ざんざんと • 1つのオノマトペに複数の意味をもつこともある例)がんがん1. 金属などを叩いて発する大きな音を表す2. 音がやかましく鳴り響くさま、またそのような頭痛3.ものごとが勢いよい様子

  6. ドイツ語の擬態語や特徴 • schwupp  何かが勢い良く動く様子。例) Schwupp!, da stand eine neue Flasche auf dem Tisch.   新しい瓶が代わりにサッと置かれた。Ruckzuck すぐにしろ、急げなどと言う意味zuck は驚く様などにもつかわれるwupp 日本語で言うと クルッ(振り向く様)に近い感覚 • ドイツ語では形容詞や動詞が使われることが多く、鳴き声などには動詞もあるうきうき lustig /fröhlich heiter ぶらぶらする herumulungern(ブラシなどで) ゴシゴシあらうschrubben ワンワン吠える ballen (人が喚く などの意味もある)牛がなく blökenカラスがなく krächzenウマなどは擬声がなく動詞 wiechern だけであるネコが喉をならす schnurren というのもある

  7. まとめ • 調べていて分かったことだが、オノマトペというのは得てして表現を分かりやすくするため絵本などで使われるので「子どもっぽい」とされ、やや研究の対象としてはなりづらいようである。学術論文などでこのような表現を使っているのはほとんどないと思われる。 • それぞれの言語には特定の意味をもつオノマトペがあり、それらを互いの言語のオノマトペで訳したり説明するのには難しいことがある。 • 日本語はオノマトペの種類が非常に豊富であるが、逆にドイツ語などでは物の様子を表す独特なニュアンスをもつ、動詞や形容詞が様々あった。それゆえに日本語のほうが表現豊かな言語とは言いにくい。

More Related