90 likes | 194 Views
第15章 T FTP: トリビアル・ファイル転送プロトコル. Tomomi@ ECN. 1 イントロダクション. TRTP: Trivial File Transfer Protocol ユーザ名・パスワードの検証が必要ない ファイル転送プロトコル ディスクレス・システムを起動する時使用 ハードディスク、 CD-ROM ドライブ等を持たない ネットワーク上のサーバに、データ保存場所がある UDPを用いる、シンプルで軽いプロトコル ROMに搭載できる RARPを利用. 2 プロトコル. クライアント⇒サーバ ファイルの読み込み(RRQ)、書き込み要求(WRQ)
E N D
第15章TFTP:トリビアル・ファイル転送プロトコル第15章TFTP:トリビアル・ファイル転送プロトコル Tomomi@ECN
1 イントロダクション • TRTP:Trivial File Transfer Protocol • ユーザ名・パスワードの検証が必要ない • ファイル転送プロトコル • ディスクレス・システムを起動する時使用 • ハードディスク、CD-ROMドライブ等を持たない • ネットワーク上のサーバに、データ保存場所がある • UDPを用いる、シンプルで軽いプロトコル • ROMに搭載できる • RARPを利用
2 プロトコル • クライアント⇒サーバ • ファイルの読み込み(RRQ)、書き込み要求(WRQ) • チェックサムはない • Fig15.1 • Opcode(オプコード) • オペレーションコード(1:RRQ、2:WRQ)+0で終了 • モード • Netascii / Octet
Fig15.1 • Netascii • 受信データを自分のフォーマットへ変換 • ASCIIテキスト、(CR/LF)で各行が終わる • Octet • 送信元のフォーマットでファイルは転送される • ブロック番号: 確認応答パケットに用いる
クライアント サーバ WWQ ACK(0) Packet(1) ACK(1) Packet(2) : : 完全転送(Packet(n)≦512バイト) データ転送 • ストップ・アンド・ウェイト・プロトコル クライアント サーバ RRQ Packet(1) ACK(1) Packet(2) ACK(1) : : 完全転送(Packet(n)≦512バイト)
エラーコード • Opcode(5):エラーコード • パケット消失:タイムアウト・再送によって検知 • 「魔法使いの弟子シンドローム」のが起こる危険性がある • 双方向のタイムアウト、再送
3 例 • 1 読み込み要求 • 2 サーバからパケット(516byte) • 3 クライアントの確認応答 • 4 サーバからパケット(450byte) • 2-5:TFTP情報なし(ポート番号が変わるため) • ウェルノウンポート⇒エフェメラルポート へ変更 • ファイル転送の間、ウェルノウンポートを占有されないため
4 セキュリティ • ユーザ・パスワードが不必要 • クラッカーに狙われる • 解決方法 • 特定ディレクトリのファイルだけにアクセスできる • 例)UNIXでは、/tftpboot • ユーザID・グループIDを、実際割り当てない • 全てのユーザに読み込み・書き込み許可があるファイルのみにアクセスさせる
5 まとめ • TFTPはディスクレス・システムのためのプロトコル • シンプルで軽い • セキュリティのため、アクセスできるファイルを制限する