90 likes | 225 Views
Formation and Evolution of Cluster Galaxies. Toshinobu Takagi (ISAS). なぜ銀河団か?. 宇宙でもっとも早い時期に銀河が形成した領域だと考えられる。 形成期の銀河団銀河は、まだ直接捕らえられていない ( ULIRGs cluster はあるか?)。 銀河進化に対する環境効果を調べることができる。 同じ赤方偏移にある銀河のサンプルを調べることができる。 重力レンズによって、より深いフィールド銀河を検出できる。 銀河団・銀河団銀河の形成に関して、赤外線ミッションは、まだほとんど成果を挙げていない。
E N D
Formation and Evolution of Cluster Galaxies Toshinobu Takagi (ISAS)
なぜ銀河団か? • 宇宙でもっとも早い時期に銀河が形成した領域だと考えられる。 • 形成期の銀河団銀河は、まだ直接捕らえられていない(ULIRGs clusterはあるか?)。 • 銀河進化に対する環境効果を調べることができる。 • 同じ赤方偏移にある銀河のサンプルを調べることができる。 • 重力レンズによって、より深いフィールド銀河を検出できる。 • 銀河団・銀河団銀河の形成に関して、赤外線ミッションは、まだほとんど成果を挙げていない。 • IRASー感度不足 • ISOー視野が狭く、特定の銀河団しか観測していない
ISOによる銀河団観測 • Abell 2390(z=0.23) • 16時間観測(raster) • 2.6’x 2.6’ • 15umで、34の銀河が検出された。そのうち、3つの銀河だけが銀河団メンバー • まだ、赤外線では銀河団銀河の活動性が見えてない。
Butcher-Oemler Effect 遠方の銀河団ほど、銀河団中の星生成率は高い • Photometric BO • 高赤方偏移の銀河団ほど 多くの青い銀河を含む。 Kodama&Bower (2001)
Spectroscopic Butcher-Oemler Effect • BO銀河のスペクトルタイプ • Balmer Lineの吸収が強い • K+a/a+kタイプの銀河 • Balmer Lineの吸収が強く、輝線も強い • e(a), e(b) 等 Dressler et al. 1999 • 特に、EW Hδ>4Åで、輝線がある銀河は、Dusty Starburst の可能性が高い。Poggianti et al. 1999
Morphological Butcher-Oemler Effect • S0銀河の割合が宇宙年令とともに増加する。 • Spiral がinfall し、ICMとの相互作用によってS0銀河になる。 • →starburstの誘起? • Spiral から剥ぎ取られたダストの行方は? Dressler et al. (1997)
銀河団のX線光度関数はz〜1まで進化していない銀河団のX線光度関数はz〜1まで進化していない 高赤方偏移(z>1)に立派な銀河団がある可能性は高い。 →若く赤外線で明 るい銀河の集団 がある?
ASTRO-F で探る銀河団(1) • 銀河団中の星生成史 • Z<1でつくられた星の割合 • → Secondary Star Formation の役割を決定 • →現在の楕円銀河の光度平均年令への影響 • Z<2の赤外線銀河団の探査 • ULIRGsの集団? • Intracluster Dust からの広がった放射 • Galactic Windによるダスト供給(遠方銀河団) • Cooling Flow 中でのダスト形成(近傍銀河団)
ASTRO-Fで探る銀河団(2) • 環境効果の重要性 • ICMの役割 • starburstを誘起するか? • High-zとlow-zでの環境効果の違い • 近傍の楕円・レンズ銀河のISM • 銀河団銀河の形態ごとの赤外線光度関数 • →銀河団銀河の進化を反映? • フィールドと銀河団の違い • 赤外線光度関数 • LIR/LBの分布関数 • 銀河団の重力レンズによって、より深いフィールド赤外銀河を探る