100 likes | 226 Views
論文講読会 Precision Measurement of Neutrino Oscillation Parameters with KamLAND. 担当 中野浩至. この論文の概要. を見ることでニュートリノ振動に関する パラメータ を測定. と. の精密な測定. 2002 年3月から 2007 年5月までのデータ. 1609 イベントを観測. ニュートリノ振動のグラフ 横軸 L/E 、縦 のままである確率. ニュートリノのエネルギーと イベント数. KamLAND 概要.
E N D
論文講読会Precision Measurement of Neutrino Oscillation Parameters with KamLAND 担当 中野浩至
この論文の概要 を見ることでニュートリノ振動に関するパラメータを測定 と の精密な測定 2002年3月から2007年5月までのデータ 1609 イベントを観測 ニュートリノ振動のグラフ 横軸 L/E、縦 のままである確率 ニュートリノのエネルギーと イベント数
KamLAND概要 Kamioka Liquid-scintillator Anti-Neutrino Detector を検出 1000トンの液体シンチレータで 80% dodecane 20% pseudocumene 1.36±0.03g/ℓ of PPO(発光物質) 半径6.5mのバルーン(厚さ135μm) 光電子増倍管 1879個 直径50cm ステンレスタンク 直径18m 554個 Kamiokandeの再利用 1325個 東北大が開発 外側の3.2キロトンの純水と検出器は ニュートリノ以外の粒子に対する壁、 μ粒子によるバックグラウンドを判断し除去、 の目的に用いる
ニュートリノ観測原理 逆ベータ崩壊を用いる 938.27[MeV] 0.51+939.57=940.08[MeV] Threshold 1.8[MeV] Positronはすぐに対消滅。( prompt event ) 0.511×2MeV+運動エネルギー 207.5±2.8μs シンチレータ中の電子 その後neutronがprotonに捕獲される。 結合エネルギー2.2MeV シンチレータ中の陽子 遅延同時計数によってバックグラウンドをカット
ニュートリノ観測原理 KamLAND は55の原子力発電所に囲まれている。 約180kmの等距離 →180kmの位置に線源が1基あるのと同等 電力会社から運転のデータをもらう →出るニュートリノ量がわかる →イベント量が見積もれる(その他の要因も考慮) →測定値と比較 →ニュートリノ振動の観測 Accidental 大気ニュートリノ 地球ニュートリノ 地下の放射性物質 など ※この地図は2002年の 古い地図です
Off-axis calibration ( vertexの校正 ) 今までは「z-axis」だったが、「off-axis (4πともいう)」calibrationを導入 線源をつり下げてカメラの校正 棒に線源をつけてつり下げる Z軸方向しか校正できなかった Z軸以外も校正可能になった! fiducial volume 5.5 m → 6 m カメラの映像→ Vertex 再構成解像度 Energy 解像度
どのような信号を選択するか prompt event 0.511×2MeV+運動エネルギー delayed event pの電子捕獲E の電子捕獲E 時間差、位置差
Backgroundの見積もりと除去 この反応を、 を調べることで見積もった Probability Density Functionを使用 Outer detectorでμを観測したら信号をカット → 2s veto, 2ms full-volume veto 地球内部の からのニュートリノ → 69.4 events や
ニュートリノ振動がないと仮定 2179±89 イベント 実際の観測 1609 イベント バックグラウンド 276.1±23.5 と geonutrino エネルギー分布が得られ、 線源の距離は180kmなので、 横軸 L/E のグラフがかける。
今回の実験によって得られた値(色付き) 太陽ニュートリノのデータによる値 2つを合わせた結果