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自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働の基礎を再確認する -

自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働の基礎を再確認する -. IIHOE [ 人と組織と地球のための国際研究所 ] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/. 協働推進課長のお話から(13年8月8日). ・参画なくして協働なし ・2つの自治:団体自治 + 住民自治 ・ボランティア・NPOとの協働のあり方に関する指針 ・市民公益活動推進指針 ・市民参画及び協働によるまちづくり条例 9 条 3 項「市は市職員に対する・・啓発・研修を行い・・」 ・「パートナーリスト」「Q&A」作成!.

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自治を回復し、 まち・むらの課題を、 まち・むらの力で解決するために - 協働の基礎を再確認する -

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  1. 自治を回復し、まち・むらの課題を、まち・むらの力で解決するために- 協働の基礎を再確認する - IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/

  2. 協働推進課長のお話から(13年8月8日) ・参画なくして協働なし ・2つの自治:団体自治+住民自治 ・ボランティア・NPOとの協働のあり方に関する指針 ・市民公益活動推進指針 ・市民参画及び協働によるまちづくり条例 9条3項「市は市職員に対する・・啓発・研修を行い・・」 ・「パートナーリスト」「Q&A」作成!

  3. 3団体のご発表から(13年8月8日) 【古都奈良・美守り隊】 ・04年~即時撤去可 →12年 24団体147名 ・2名以上なら参加可能 【きたまち鍋屋観光案内所】 ・旧 鍋屋交番(12年7月~) ・鍋屋連絡所の保存・活用と 奈良きたまちのまちづくりを 考える会(略称:なべかつ) +奈良女子大+観光振興課 ・改修・活用の可能性模索 →案内+まちづくり+研究の拠点 +過度の負担にならないように ・駐在さんVo(月3時間)募集 ・会員50人+Vo60人(計90人) ・見学会(きたまち大発見)開催 きたまち大学校(学びの共有) 2F3畳の和室で展示 など ・地元の状況・考えが共有できた ・観光振興担当が「まちづくり」? →各課が枠に閉じこもると進まない ・住民が行政依存志向だと難しい。。 【鳥見ビオパーク】 ・08年申請、1.3ha、住民の憩い+ +バリアフリー化+環境学習の場 ・車両進入簡易化+手すり設置、 大木伐採、沼地整備+柵設置、 廃材で小屋開設、ベンチ8か所設置 ・公園必要性 再認識+子ども利用増 ・整備された場所をどう生かすか →社協主催フェスタ(08年~ 年2回) 野菜販売、演奏、地元中学の野点など ・あひる公園サポート隊(平均72歳!) ・部署超えチーム編成+弾力的対応を

  4. 仲川市長のお話から(13年8月8日) ・市民・NPO・企業・行政の協働は、ますます重要 ・実践に結びつくところ・落とし込みが弱い ・どんなパートナーと、どう連携するか、 閉じこもっているだけでは見えてこない ・世界から尊敬されるまちをつくる、協働のパートナー ・体感しないと、積み上がっていかない →仲間を増やす、視点を拡げる機会に

  5. 仲川市長のお話から(12年2月23日) ・全分野・全部署で、市民・企業・庁内横断の  連携不可欠 ・多様化する課題・社会に、画一的でなく多様な対応を → 現場の熱心な取り組みの共有 & 盛り上げも大切 ・現状が底、ここから右肩上がりへ ・行政という限られた組織の職員ではなく、 地域の中心機能 →地域の多様なパートナーの存在に気付き、   自ら動く&活かす ・大きな激動の中にあることをしっかり体感し、 地域に身をさらしていくことが大切

  6. IIHOEって? • 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために • 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 • 隔月刊誌「NPOマネジメント」発行 • 育成・支援のための講座・研修 • 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件) • 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年40県市) • 企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン • ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 • 2020年の地球への行動計画立案 • 専従3名+客員2名、東京(新川)、約4000万円

  7. 事前課題にご協力ありがとうございました! 【期待以上によかったこと】 できることが多いと気付いた 得意分野の活用による拡がり 意識の向上 【想定外で困ったこと】 行政の枠を逸脱し修正の必要も 【今後の課題】 さらなる連携・協働 民間との調整、折り合い 【協働を増やしたいですか?】 Yes:26 総合計画にも掲げてある 行政主導の限界 住民視点が必要 人口減・高齢化など社会の変化 専門知識を持つ団体と協働したい 日々非常に増えている・まだ少ない 啓発・実践に参加が不可欠 No:23 現状精一杯(十分実践中) 知らない、経験も自信もない 時間も活かせる風土もない 特定団体とは進められない(?) 主体が指定管理者(??) 制度となじまない(??) 個人情報だから(??) 限られた時間・予算では業務停滞 (住民理解は必要だが)協働は不要 窓口業務だから 両方:1 重要だが、じっくり考えて動けない

  8. 協働は、法が禁じること以外すべて可能 産業、環境、教育、福祉、国際、広報、 建設、水道、交通、林業、税務・・ 財政、人事、 監査・・

  9. すべての部署で、協働を前提に! ・広報・広聴:広報配布、市政モニタリング ・総合政策:総合計画の評価 ・人事:職員研修の企画・実施(八王子市) ・管財:表示改善(大阪市)、一口オーナー(熊本城)、避難所運営 ・市民税:ふるさと納税、外国人向け広報(静岡県) ・生活保護:セーフティネット(岩手・青森 消費者信用生協) ・障碍者福祉:当事者団体(ピアカウンセリング)、就労支援 ・高齢者福祉:健康増進、見守り・寄り合い ・保育園:病児保育(在宅・派遣型) ・環境:分別指導、再生・販売、温暖化防止、環境保全 ・観光・文化:ガイド・ウェブサイト多言語化(留学生) ・都市整備・建設:アダプト、自転車管理、まち歩きプログラム ・学校:総合学習、体育・理科(実験)、授業クラブ ・病院:学習支援、災害対応・上下水道:水源保全、節水、廃食油回収 ・選管:投票啓発 ・消防:救急啓発、自主防災組織:避難+避難所運営

  10. 田上・長崎市長のお話から(管理職研修) • 協働は「発想」から! • 事業・業務の執行段階だけでなく、連携・紹介でも成果に • 「自然環境を守る・育てる」課の目的→市民はパートナー • 特別なことじゃなく、日常・普段の仕事の進め方として • 行政「だけ」で事業・予算→成果を大きくするために転換を • 一人芝居から、プロデューサーに! • 周囲の人びとが資源に見えてくる→誰に何ができるか • 市民とコミュニケーションする力! • 市民が求めるのは「普通の言葉で会話できる職員」 • 「制度の説明だけ!」、「自分の担当だけ!」、「コロコロ異動する職員より、自分のほうが詳しい!」 • 「この申請に来たのはなぜか?」にまで遡ることで、より深い解決や満足に結び付く • トラブルを減らす&市民の喜びを高める・増やす!

  11. 竹山・堺市長のお話(区長・局長・部長&中堅職員対象)竹山・堺市長のお話(区長・局長・部長&中堅職員対象) ・憲法が保障する地方自治(第94条) ・自然権としての基本的人権(ルソー)同様に 地域も自治を志向した時点で地域主権(×地方分権)  ・他から干渉されない団体自治から住民自治へ ・「基礎自治体優先」「自助+補完性」「近接性」原則  (欧州自治憲章:公的責務は、市民に最も身近な地方   自治体が優先的に履行する)→民主主義の基本 → 権限と財源は現場に!→手が届く都市内分権を ・人が人を支える社会、お任せ民主主義からの脱却 → 強力なリーダー待望論は日本を滅ぼす → 自立=相互依存(inter-dependent 阪大 鷲田教授) ・ドライバーは市民。職員はナビゲーター。知るため現場へ ・見て見ぬふりしない、おせっかいな市職員に!

  12. 2020年の世界・日本は? • 中国のGDPは、日本よりいくら多い? • 原油、鉄、レアメタルなどの価格は? • 日本の国民一人当たりGDPは何位? • 日本の高齢者率は? • 国債の残高は? • 既存インフラの補修コストは? • 橋:15m以上が15万か所!→20年には25%以上が50年経過! • 施設:700㎢以上!→市町村管理が半数以上、30年以上が3割! • 下水道:陥没は年5000か所以上! • 道路、ダム、住宅、上水道、電力、鉄道、・・・ • 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? • 消費税は、いくら必要?

  13. 延長線上で考えるな! • 日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは? • 2012年に日本のGDPが世界に占める割合は? • では、2017年には? • 同年、中国のGDPは日本の何倍? • 同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ? • それは、韓国のいつと同じ?

  14. 奈良市も、これまで20年と、これから20年は違う奈良市も、これまで20年と、これから20年は違う

  15. 2020年の奈良市は? • 高齢者率は? →32.1%(全国より10年早い)! • 高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.8人! • 75歳以上は?→5.8万人(市民の6人に1人)! • ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? • 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? • 高齢者の健康 = 地域の資源 + 資産! • 生産人口は? → 13%減(00年比22%減)! • 個人所得税収は? • 「現在」と「次」の稼ぎ頭業種を支える人材育成! • 既存インフラの補修コストは? • 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ • 市債残高は、必要な歳入総額は、消費税率は?

  16. 奈良市の高齢者・後期高齢者のくらしは?

  17. 奈良市の後期高齢者のくらしは? 全国 11.0% 15.1% 18.4% 10.7% 22.9% 19.6% 11.9% 25.0% 7.6% 10.8%

  18. 奈良市の財政はどう推移する? 10年 個人住民税 61,257円/人 生産人口 10年比 -7% 05年比-13% 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 556億円(42%) 後期高齢者 10年比 +21% 05年比 +55% 10年 523,751円/人

  19. まちの「サバイバル」力をどう維持するか • まちの売上高トップ10は、どう変化したか? • 10年前、現在、10年後のトップ10は同じか? • まちの競争力は、どう維持・向上するのか? • まちの競争力は、誰が支えるのか? • 地場産業は、まちの競争力を高める力となるか? • 変化の中で、資源を活かせる産業は何か? • 子どもに、どんな仕事を「本気で就業体験」させるか? • まちの競争力を支えるために、行政は何をすべきか? • まちの競争力を支えるために、企業は何をすべきか? くわしくは「NPOマネジメント」第29号「まちのマーケティング」参照

  20. 協働から総働へ 当事者 中長期の視点で、 地域を耕す意欲としくみ 事業者 金融機関 専門家 総働 協働 学校 (教員+生徒) 行政 公共サービスを担う 意欲とスキル NPO

  21. 元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う • 自分が住み続ける地域の未来の ために、本当に大切なことを 実現できるように、全力を尽くす。 • 出し惜しみしない • できないフリしない • あきらめない • 「誰かがどうにかしてくれる」なんて  甘えない

  22. 雲南市の地域自主組織のすごさ ・「公民館」から「地域交流センター」へ • 共益的な生涯学習から、公共サービスへ ・「小規模多機能」自治 • 合併による「行政機能の集中・効率化」を補う「適地適作(策)」型の地域づくり • 幼稚園放課後の預かり保育(海潮) • 閉店された農協跡で産直市&100円喫茶(中野) • 共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」 • 最小限の安全・安心をどう維持するか? • 文化・伝統をどう残すか? • 経済的な循環・競争力をどう維持するか?

  23. 真地(まーじ)団地自治会(那覇市) ・1981年開設の市営住宅、400世帯 ・「車両部」で買物&観光支援! ・2011年度に「地域福祉部」新設!  「第1次福祉計画」(11-13年度):  見守り、活性化、運行、資金造成  ・見守り:同棟の支援者、新聞・宅配も協力  ・木曜:デイサービス(14-16時)  ・金曜:「百金食堂」(100円昼食会)  ・土曜:カラオケ!

  24. 自治会・町内会は、行事を半減して、事業=福祉+経済を!自治会・町内会は、行事を半減して、事業=福祉+経済を!

  25. ちょっと頭を整理してみましょう(~13:55)ちょっと頭を整理してみましょう(~13:55)

  26. 「奈良市が協働すべき5つの理由・5つのテーマ」と「協働を進めるための5つ以上のアクション」(~14:50)「奈良市が協働すべき5つの理由・5つのテーマ」と「協働を進めるための5つ以上のアクション」(~14:50)

  27. 他の班の「理由・テーマ・アクション」にコメント+投票する(~15:07)他の班の「理由・テーマ・アクション」にコメント+投票する(~15:07) ×感想 ×励まし すべて書いてから着席

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