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プログラミング言語 COBOL の評価に関する研究

プログラミング言語 COBOL の評価に関する研究. 大阪工業大学 情報科学部 情報科学科 4 年 A 04-077  庄司 博貴. 目次. 背景 COBOLの概要 評価方法 使用したシステム 評価項目 評価結果 今後の課題. 1.背景. ・大学の授業として教育されることは少ない 。 ・企業では事務処理プログラムなどにいまだに根強く使用されている。 . 2.COBOLの概要. ・事務処理用に開発されたプログラミング言語。 ・ 4 つの DIVISION が基本構造となっており、順番通りに記述することが必要。. COBOLの基本構造.

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プログラミング言語 COBOL の評価に関する研究

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  1. プログラミング言語COBOLの評価に関する研究 大阪工業大学 情報科学部 情報科学科4年 A04-077 庄司 博貴

  2. 目次 • 背景 • COBOLの概要 • 評価方法 • 使用したシステム • 評価項目 • 評価結果 • 今後の課題

  3. 1.背景 ・大学の授業として教育されることは少ない 。 ・企業では事務処理プログラムなどにいまだに根強く使用されている。

  4. 2.COBOLの概要 ・事務処理用に開発されたプログラミング言語。 ・ 4つのDIVISIONが基本構造となっており、順番通りに記述することが必要。

  5. COBOLの基本構造 ・IDENTIFICATION DIVISION(見出し部) プログラムの実行には直接影響しない文を記述。 ・ENVIRONMENT DIVISION(環境部) プログラムが実行されるコンピュータの環境を記述。 ・DATA DIVISION(データ部) プログラムで使用する変数及びデータ並びにその型について記述 。 ・PROCEDURE DIVISION(手続き部) 実行されるプログラムの内、実際の処理部分のコードを記述。

  6. 3.評価方法 ・今回はCOBOLの特徴を理解し、その長短を評価するために、COBOLで作成したシステム  P1:ファイル作成  P2:データ集計処理  と同じものを、C言語及びVisual Basic(VB)で作成。

  7. 商品データファイル 入力ファイル 商品データファイル編集処理 プログラム 編集後商品データファイル 出力ファイル P1:ファイル作成システムの   フローチャート

  8. 日別売り上げ明細ファイル 入力ファイル 日別売り上げファイル集計 ソート後日別売り上げ明細ファイル 整列併合用ファイル プログラム 売り上げ明細ファイル 出力ファイル P2:データ集計処理システムの   フローチャート

  9. 4.評価項目 ①プログラムの構成 ②記述量   ③ファイル入出力    ④開発環境     ⑤ソート処理   ⑥価格

  10. 5.使用したシステム ・NECのOpen COBOL Factory 21 / COBOL85 Pro ・Microsoft Visual Studio 2005

  11. ・COBOLのみ他の言語と違いDIVISIONという構造があり、少し手間がかかってしまう。・COBOLのみ他の言語と違いDIVISIONという構造があり、少し手間がかかってしまう。 ・COBOLは文法が英語に近く、プログラムを見ただけでも内容が分かりやすい。 ・CとVBは考え方に大きな違いは無い。 6.評価結果①プログラムの構成

  12. ②記述量 COBOLには特有の入力があるため、記述量が増えてしまう。

  13. ③ファイル入出力 ・出力は、どの言語でも同じ結果が得られた。 ・COBOLの形式に合わせたので、文字のみで表現され、若干の見づらさがある。 20060401 10000 100 010 00200 20060401 10000 300 010 00200 20060402 10000 100 020 00200 20060402 10000 300 020 00100 20060403 10000 200 040 00200 20060405 10000 300 010 00300 20060406 20000 200 020 00200 20060407 20000 100 050 00200 20060407 20000 200 030 00100 10000 100 030 00200 10000 200 040 00200 10000 300 040 00175 20000 100 050 00200 20000 200 050 00140 商品コード 商品種類 数量合計 価格(加重平均単価) 売上日 商品コード 商品種類 数量 単価

  14. ④開発環境 ・C,VBに比べ、COBOLは文字が大きく見やすい。 ・正しい単語・構文を入力すると、その文字の色が変化する機能は3種とも共通で便利。 ・3種ともデバッグの際にはエラーの箇所を表示してくれるので訂正しやすい。

  15. ⑤ソート処理 ・COBOL・・・ソート処理機能は組み込まれて         いる。 ・C、VB・・・ソート処理機能を自分でプログラ       ミングしなければならない。 C、VBで作成すると手間がかかる。

  16.  ソートプログラム C:34行 VB:34行

  17. COBOL・・・250,000円 Visual Studio・・・128,000円 ⑥価格 備わっている機能により変動するが、Visual Studioが数種類の言語を備えていることを考えるとCOBOLは割高。

  18. 全体評価 ・記述量だけ見ればCOBOLでの開発は大変そうであるが、実際はわかりやすい。 ・単純な事務処理作業を行うシステムを開発するなら、CやVBより比較的簡単に開発可能。 ・入出力が文字のみであるため見にくい。

  19. 7.今後の課題 入出力の表現に乏しい。 VBのようにグラフィックを用いることが出来るようになれば、より出力画面がわかりやすくなり、より表現力の高い事務処理システムになると思われる。 解決策

  20. ご静聴ありがとうございました。

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