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GETA を用いた CUI 版 リスクシナリオ発見支援システム

GETA を用いた CUI 版 リスクシナリオ発見支援システム. 静岡大学工学部システム工学科 前田研究室 4年  5031-3049  田代敦士. 研究の目的. ◆ 目的                                    リスク事象発生の因果関係のシナリオの気付きを支援する. ◆ 対象 特定の難しい新規リスクの一つである食品安全リスク. 食品安全リスクの例   BSE 、遺伝子組み換え技術 等.

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GETA を用いた CUI 版 リスクシナリオ発見支援システム

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  1. GETAを用いたCUI版リスクシナリオ発見支援システムGETAを用いたCUI版リスクシナリオ発見支援システム 静岡大学工学部システム工学科 前田研究室 4年  5031-3049 田代敦士

  2. 研究の目的 ◆目的                                    リスク事象発生の因果関係のシナリオの気付きを支援する ◆対象 特定の難しい新規リスクの一つである食品安全リスク 食品安全リスクの例  BSE、遺伝子組み換え技術 等 ◆目標                                  汎用連想計算エンジンGETAを用いて、食品安全に関するWWWの情報を基にリスクシナリオ発見を支援するシステムをキャラクタベースで構築する

  3. 単語 単語 単語 単語 文書 文書 文書 リスクシナリオ発見について リスクシナリオ発見 ◆リスクが発見される以前の適切な処置 ◆早期警告を促すこと →リスクの低減・回避につながる 経路の気付きが必要 B C 結果D 原因A 図1 リスク事象の連鎖

  4. 汎用連想計算エンジンGETA 本システムでは情報処理振興事業協会(IPA)のオープンソースであるGETAを利用してシステムを構築 GETAは、文書検索において文書間および単語間の類似度を高速計算するツール ※GETAは、IPAが実施した「独創的情報技術育成事業」の研究成果                                  

  5. 言葉の重なり具合で文書の内容がどのくらい似ているのかを測り、本来探しているものと類似した内容の文書を選択言葉の重なり具合で文書の内容がどのくらい似ているのかを測り、本来探しているものと類似した内容の文書を選択 文書間および単語間の関連性を把握 共通する単語群 リスクシナリオ発見を支援 汎用連想計算エンジンGETA Webページ Aに  含まれる単語群 Webページ A Webページ B Webページ Bに  含まれる単語群 データベースに登録されている全WEBページ データベースに登録されている全単語

  6. システム構成 ~対象データ 栗田(2005)により体系化された食品安全リスクに関するクリアリングハウス構築システムマニュアルを参考にデータ収集 • 食品安全リスクに関するキーワードの選定   「リスク分析」、「食品」、「動物衛生」、「消費者情報」 に関連する65個のキーワード • Perlによるプログラムを用いてデータ収集 • 結果、約11万件のWeb上のデータを収集・更新

  7. システム構成~ユーザーインターフェース 食品安全に関する情報のデータベースを基にして、GETAを用いたシステム内部の設計、およびWeb上での利用が可能なキャラクタベースのユーザーインターフェースの設計をした CUIによるシステムの利点として以下が挙げられる ◆計算処理が早い                       ◆比較的ハードウェアの性能が低くても動く                                       ◆ユーザに対して対話式に機能を提供できる                   次ページにインターフェースを示す

  8. システム構成~ユーザーインターフェース ①検索窓 ②検索ボタン ③チェックボックス ④タイトル ⑤文書連想検索ボタン ⑥抽出ボタン ⑦伝播ボタン ⑧関連語 ⑨単語連想検索ボタン 図2.検索結果表示画面

  9. 本システムの説明 • 通常検索・単語連想検索 • 文書連想検索 ・単語を入力語とすることで、関連のある文書リストが表示される ・さらに関連のある文書群に関連する単語(特徴語)が表示される ・選択した文書に関連のある単語が表示される ・選択文書をもとにした関連語に関連する文書リストが表示される

  10. 本システムの説明 伝播 ・気になる文書を選択して伝播を行うことで、選択文書の関連語(特徴語)に関連する文書が検索結果の文書リストの中から選択される ・抽出(選択文書を取り出す機能)と併用することで、より目的にあった文書をみつけることができる 図3.伝播結果表示画面 (ウイルスの検索結果の文書リスト1の文書に関連のある文書群にチェックが入り、太字で表示されている)

  11. 検証作業 • 「サルモネラ菌」 サルモネラ菌が原因で発生する食中毒は抵抗力の弱い、園児に発生しやすい。 「幼稚園」という単語から「サルモネラ菌」という結果までの経路について検証を行った。

  12. クリック 検証作業 クリック

  13. クリック クリック

  14. 考察・結論 • 先行研究での課題でもあった、Web上での公開が可能な新規インターフェースの構築を果たせた。 • 既知のリスク事象の原因から結果までの経路を示すことで、システムの有用性は示すことができた。 • リスクシナリオを発見するためには、今後もさまざまな単語間、文書間のつながりの可能性を検証する必要がある。

  15. 参考文献 • 新規環境・技術リスクへの社会的ガバナンスの国際比較、 池田三郎他

  16. ご清聴ありがとうございました

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