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カルチュラル・スタディーズ

カルチュラル・スタディーズ. K-times 3 年 郷大助 . CS の歴史的経緯. ■1960 年代 バ ッキンガム大学の現代文化研究センター( CCCS )による研究が SC のオリジン ⇒労働者階級の文化研究 Ex … 読み書き能力の効用(リチャード・ボガード ) ■ 1980 年代 アメリカで CS が広まる ⇒フェミニズムやエスニックマイノリティの運動を通じた文化研究 Ex … ハマータウンの野郎ども(ポール・ウィリス). CS の学問としての特徴. ■ カルチュラル・スタディーズの定義はない  ⇒学問・資格・教養すら問題化するのが CS

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カルチュラル・スタディーズ

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Presentation Transcript


  1. カルチュラル・スタディーズ K-times 3年 郷大助  K-times 勉強会

  2. CSの歴史的経緯 • ■1960年代 • バッキンガム大学の現代文化研究センター(CCCS)による研究がSCのオリジン • ⇒労働者階級の文化研究 • Ex…読み書き能力の効用(リチャード・ボガード ) • ■1980年代 • アメリカでCSが広まる • ⇒フェミニズムやエスニックマイノリティの運動を通じた文化研究 • Ex…ハマータウンの野郎ども(ポール・ウィリス) K-times 勉強会

  3. CSの学問としての特徴 • ■カルチュラル・スタディーズの定義はない •  ⇒学問・資格・教養すら問題化するのがCS • ■「文化」を問い直す • ■サブカル(大衆文化)への注目 •  ⇒根底にある<他者>を見る目 •  ⇒ハイ・カルチャーに対してのアンチテーゼ • ■方法論・フレームワークの輸入 • ⇒記号論・ポスト構造主義・エスノグラフィ K-times 勉強会

  4. CSの「メディア」研究 • ■1960年代アメリカ • 「マスコミュニケーション研究」  • ⇒「皮下注射モデル」、「限定効果モデル」 • ⇒ 送り手側に注目した学問 • ■CSの批判と提案 • ⇒逸脱・無視を考慮していない • ⇒情報の受けて側にも注目するべきである • ⇒「読みの多様性」 • ⇒オーディエンスへの注目 K-times 勉強会

  5. ホールの Encode/Decode • イギリスの批評家スチュアート・ホールは、コミュニケーションをエンコーディング・デコーディングという図式で捉えている。 • 我々の発話=エンコードされた情報は相手によってデコード=解読される、即ち、デコーディングの局面は様々な政治性と絡み合う受信者側にとっての新たな意味生成の場である、ということだ。これは、ロラン・バルトの「読み」行為に関する見解を反映しているように思える。バルトも読解行為を読者の新たな物語生成行為として捉えたのである。この図式で考える限り、コミュニケーションとは常に送信者と受信者の間の情報のズレから生じる意味生成作用として再定義しなくてはならない。そうすると、情報があたかも相 • 互に正しく伝達されるという意味での双方向性は、幻想にすぎないということになる。 K-times 勉強会

  6. ホールの Encode/De-code •  彼はまた、コミュニケーションのプロセスには、メッセージの構成の瞬間(コード化)から、それが読まれ理解される瞬間(脱コード化)まで、独自の決定因子とその「存在の諸条件」があると主張した。メッセージの生産と消費は広範囲の影響によって縦走鉄器に決定されることをホールはしたのである。その影響には、使われたメディアの言説(たとえばテレビにおける映像の使い方)、構成の際のコンテクスト(ニュース報道の紋きり型の演習など、視覚的慣習)、メッセージを伝えるテクノロジー(たとえばニュース番組が生放送かテレビ録画かでは意味作用は変わる)などが含まれる。 K-times 勉強会

  7. コード •  米主要メディアはパウエル国務長官がブッシュ大統領に辞表を提出したと報じた。後任が承認されるまで職にとどまるとしており、後任にはダンフォース国連大使、ライス大統領補佐官らの名前が挙がっている。 •  私たちは、動詞や代名詞、冠詞の使用を最低限にした世の中に関するメッセージを受信すること、これを即座に報道のコードと認識する。 K-times 勉強会

  8. 「自然」に感じるコード •  ある種のコードは、ある特定の言語のコミュニティや文化においてあまりにも広く流通し、あまりにも幼いころから学習されているために、それが構築されたものー記号と指示物の分節化の効果ーではなく、「自然に」与えられているかのように感じ取られるのである。視覚的に単純な記号ほどこのこのように「限りなく普遍的」な地位を獲得してきたようである。しかし、一見「自然な」視覚的コードさえ、じつはある文化的な特殊性を内包していることが立証されている。ただし、これはいかなるコードも介入していないということではなく、むしろコード深く自然化されていることを示しているのだ。 K-times 勉強会

  9. コードから分かるもの • ■「読みの多様性」の闘争 • ⇒天安門事件 • ■メッセージを形成するイデオロギー K-times 勉強会

  10. オーディエンス研究 • イギリスBBC “Nationwide”のテクスト分析 • ⇒デコーディングがいかにされるか・デコーディング同士の交渉から統一への過程を見る K-times 勉強会

  11. 空間論的なオーディエンス研究 • ・モーリーの「ファミリーテレヴィジョン」 •  ⇒テクストから社会的プロセス(空間論)へ • 家庭内におけるジェンダー・権力構造 K-times 勉強会

  12. まとめとしてのCSの問題意識 •   新しいテクノロジーが人々によって生きられ、ある種の「社会的意味」を産出する抗争の場として編成されるとき、いかなる性質の文化的権力がそこには作動しているのだろう。 •  こうした送り手と受け手との二元論を向こうかするような「メディアすること」が日常的に実践されている現在、いかなる状況のもとに「社会的意味」をめぐるせめぎあいが繰り広げられ、どのような権力を誰が誰に対してもち、そしていかなる「社会的げ現実」が立ち上っているのだろうか。 K-times 勉強会

  13. ケータイとCS~K-timesのmissionとは?~ • ■個人が「送り手」でもあり、「受け手」でもあるパーソナルメディアであるケータイ •  ⇒新しい概念・フレームワークの必要性 • ■ケータイの「文化」とは? • ⇒ケータイコミュニティにおける<他者>とは? • ■空間論から捉えるケータイメディア •  ⇒先学期の研究で実践 K-times 勉強会

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