クール加賀三百万人構想
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クール加賀三百万人構想 (金沢大学講義ノート). 2013 年 10 月 加賀市長 観光学博士 寺前秀一. 観光学を学ぶとは?. 学問は「真理の探究」宗教は「魂の救済」政治は「権力の配分」経済は「資源の最適配分」法律は「正義の実現」のため論議するとされる。 では「観光」は何のため論議するのか 情報、マスコミと共通するのは「刺激」「興味」⇒「他との違い」が必要 人が「他との違い」を求めて移動させる要因 人の移動(特に法制度面)の要因分析(日常と非日常の相対化)        ⇒ 寺前秀一の博士論文の主要テーマ. 観光政策論.

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クール加賀三百万人構想 (金沢大学講義ノート)

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Presentation Transcript


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クール加賀三百万人構想(金沢大学講義ノート)

2013年10月

加賀市長 観光学博士

寺前秀一


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観光学を学ぶとは?

  • 学問は「真理の探究」宗教は「魂の救済」政治は「権力の配分」経済は「資源の最適配分」法律は「正義の実現」のため論議するとされる。

  • では「観光」は何のため論議するのか

  • 情報、マスコミと共通するのは「刺激」「興味」⇒「他との違い」が必要

  • 人が「他との違い」を求めて移動させる要因

  • 人の移動(特に法制度面)の要因分析(日常と非日常の相対化)

           ⇒寺前秀一の博士論文の主要テーマ


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観光政策論

  • 学の対象となる「観光」全体を構造的に説明する理論、論文が不在⇒政策論も構築不能

    観光学会全体の反応がないのは期待外れ

     (観光学者の怠慢)

  • 政策が形となって表れている『制度』から観光をアプローチせざるを得ない


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日常と非日常

観光学での観光の定義

「日常生活圏」を「離脱」して「非日常体験」を行うこと

何のために論じるのか⇒消費者行動が異なる

日常と非日常の意識の接近⇒「離脱」には移動を伴う

日常と非日常の相対化⇒ 「人流」概念の提唱


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宿住問題

  • 住む(日常)と泊る(非日常)

  • 宿泊業の基本的法律は旅館業法

  • 住の定まらない者への宿の提供(旅館にはホテル、旅館の他、簡易宿所、下宿も含む)・・・治安対策として内務省(厚生労働省)所管

  • 外貨獲得を目標とした政策実現のための基本的法律は、国際観光ホテル整備法(観光庁所管)⇍温泉ホウ素・フッ素問題、耐震工事問題等への対応は観光庁ではできない(所管は厚生労働省)ことの業界の認識不足


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ホテルと旅館

  • 和式(泊るでは「旅館」)と洋式(泊るでは「ホテル」) の本質的差は何か?

  • 国際観光ホテル整備法は、外貨獲得目的であり、観光立国推進基本法と齟齬⇒伝統的日本旅館振興法の提案

  • 日常生活が洋式化し、日常が洋式であれば、非日常は和式(座敷、浴衣、御膳)

  • 「靴を脱ぐ」文化?何故畳・正座システムが発生したのか?家の中と外(街づくりにも影響)


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「地域」「観光」と「政策」

  • 「地域」と「観光」は親和的

  • 「政策」とは不協和  均衡発展論

  • 佐伯宗義(衆議院議員、富山地鉄社長)は観光基本法に反対

        観光とは地域の個性の発揮

        中央集権的基本法には反対


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希少なアテンションの獲得

  • ゴールデンタイム(東芝、松下等)の終焉⇒文脈ごとに一等地が変わる

  • 広告効果測定の曖昧さ⇒公共工事の予算消化と同じく、企業広報担当者は一定の露出確保(例えば県内有力紙での報道)に終始 

  • 本社(社長)の周りにばかり交通広告を出す

                (本社スタッフ的・お役所的)

  • リスクをとっていい仕事をするにはどうしたらいいのか? 

          ⇒従って、行政向きの仕事ではない


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エリート観光課長・部長の誕生(組織ではなく人材)行政マンの人材で対応できるのか民間人の人材で政策ができるのか両方可能な人材は?堺屋太一?


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加賀市の概況

  • 人口 7万3千人 

  • 面積 306km2  国有地5割

  • 域内GDP約1700億円(第二次産業で5割) 

     漆器、自動車部品、食品製造(すべてお湯の恵からスタート)

  • 予算 一般会計約300億円

  • 教育 人材輩出地(十万石文化)からの凋落(中学生の半分が他地域高校へ)


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加賀市の人口問題

  • 明治期からの長期的観点では不変 

  • 高塚町の例 1884年の人口は296名2011年の312名(1973年が359名と最多)

  • 人口移動法則(ラベンシュタインの法則)通りの現象  奥山中地区⇒山代、作見地区⇒小松市(小松市の人口増加地域は加賀市隣接地域)⇒金沢市⇒首都圏

  • 大聖寺は、そのおかげで、街割りも町名も残った。→「もう一つの金沢」戦略  本家の金沢は現在旧町名復活中であるが、街割は崩壊


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居住者増加策の消耗戦

  • 人口減少社会ではゼロサムゲーム

  • 小松市等の新築移住者等への助成策の政策矛盾(空き家対策と政策的不協和)

  • 狭い行政区画単位で政策ゲームをしても根本解決にならない

  • 人口増加策の効果は三世代後にしか現れない⇒当分の間、人口減少を前提に政策を展開すべき


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北陸新幹線完全開業(米原ルート!)3大都市圏戦略

磁気浮上式鉄道(計画)


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加賀観音


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南仏・ニース市の図書館


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信越本線廃止路線(横川・軽井沢間)

碓氷峠の抜本的な輸送改善は、1997年の長野新幹線開通によってなされた。その際、信越本線の碓氷峠区間(横川 - 軽井沢間)は、長距離旅客が新幹線に移行する反面で県境を越えることもあってローカル旅客の流動が少なく旅客数が見込めないことや、峠の上り下りに特別な装備が必要で維持に多額の費用がかかるとして、第三セクター鉄道などに転換されることなく廃止された。代替交通機関として横川駅 - 軽井沢駅間を片道34分で結ぶジェイアールバス関東小諸支店による碓氷線1日7往復の運行に移行した。


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箱根温泉郷

別府温泉郷

熱海温泉

鬼怒川・川治温泉

伊東温泉

草津温泉

加賀温泉郷

有馬温泉

定山渓温泉


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芸妓人口等の推移


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温泉地と生活保護


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新資本(域外)と伝統的日本旅館

ホテル百万石は旅館 加賀百万石のイメージ

設備投資、地元雇用、食材購入等

新規資本問題は古くて新しい問題(温泉権)

公共の宿等への地元対応の変化

成熟世代と若者のマーケティング 

伝統的日本旅館振興法(仮称)の必要性


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加賀温泉郷まるごと観光資源化

訪れる前からのわくわく感

子供も楽しめる加賀温泉郷

(キッズ度への配慮)


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「超」温泉のブランド化戦略

  • 個別ではなく、加賀山中温泉、加賀山代温泉、加賀片山津温泉の「加賀温泉郷」 

       三温泉間の連動性なし 東京圏での低知名度

  • 温泉を超える観光資源の再生

       日中滞在時間が短い(夕方入域、朝方出生き)       

       ~加賀大聖寺藩十万石文化再生事業~

  • ブランド化 古九谷論争と坂網鴨 山中漆器

  • 赤瓦カラーのイメージ作戦 ゲートウェイ

  • もう一つの金沢 「加賀大聖寺」


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加賀温泉郷シンボルマーク(案)

うみ

湖の温泉、里の山代、山の山中を表現。


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各エリアシンボルマーク(案)


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赤瓦作戦

  • 赤瓦色を加賀市の街の色として積極的展開

  • 「Kaga Red(仮称)」←プロバンス・イェロー

  • ゲートウェイ、公共施設、準公共施設を赤瓦で整備

  • 橋立重伝建、加賀東谷重伝建、山の下寺院群⇒地域の拡大(温泉地区、大聖寺、動橋)

  • 市内の子どもに教科書等で教育


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加賀橋立地区(海の伝建地区)


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加賀東谷地区(山の伝建地区)


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すっきりした沿道

東谷

プロヴァンス


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「加賀の美しい村」

  • 加賀魯山人作戦の対象地区として、加賀東谷地区の振興を図る

  • 南仏で展開されている中世の「美しい村」の加賀版として、個性的な加賀東谷を筆頭にして加賀大聖寺藩十万石文化を全世界に発信する。

  • 候補地 分校、三谷、三木、西谷、金明、湖北、動橋、橋立、塩屋・吉崎、別所、勅使、南郷等


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ルシオン

フランスの看板

ゴルド

日本の看板


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高速道路出口の風景


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シンボルサイン


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加賀温泉郷の「超」温泉戦略

ブランド化


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加賀九谷焼三六〇年記念事業

  • 東大本郷キャンパス内にある、加賀大聖寺藩上屋敷跡記念碑前において式典を行うとともに、古九谷論争シンポジウムを開催

  • 加賀市において、加賀九谷焼美術館としての整備を図り、九谷焼史跡、九谷焼窯跡展示館等の関係施設の来館者の増加を図る

  • 地名としての加賀市『九谷』町の認知度を高めるための施策を展開する契機とする

  • 丼、茶碗等のコンセプトへの問題提起


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坂網鴨のブランド化

  • 片野鴨池における坂網猟は350年の歴史

  • 武士の鷹狩のため鉄砲禁止。戦後占領軍高級将校のライフル使用に抗議。

  • 猟師の高齢化と後継者確保難⇒JCへの呼びかけ、学校教育

  • 年間200羽程度の貴重品⇒ブランド化

  • 鴨池の維持  夏場の草刈り、冬水田圃

  • 同時にB級グルメの鴨料理の開発も必要

  • 猟師小屋の整備と観光資源化(スクリーンでの鑑賞)


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加賀橋立蟹ブランド化戦略

  • 関サバ、関アジ⇔(同じ豊予海峡)⇔崎サバ、崎アジ

  • 越前蟹⇔(同じ海域)⇔加賀橋立蟹

     「加能蟹」ブランドへのお付き合いの限界と金沢マーケットへの配慮

  • 橋立海鮮街道構想(仮称) 修景事業

  • 伝統的建造物群保存地区との連動


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東京戦略

  • 政策的ターゲットは都心の成熟世代

             ⇔観光実業界は、関西・中京圏

  • 東京の消費者傾向

             ⇒欧米、中国、日本全土へ影響

  • 時期は金沢開業後加賀温泉駅開業後の10年間

  • 越前加賀宗教文化街道(⇔南ドイツの中世ロマンティック街道) ネーミングが決めて

     ターゲットは死生観、アンチエイジングに興味を持つ首都圏成熟世代(団塊世代)

     白山平泉寺⇔永平寺⇔東尋坊⇔吉崎御坊⇔塩屋・戸田城聖生誕地⇔大聖寺山の下寺院群(加賀山代温泉明覚上人「あいうえおの館(仮称))


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東大、銀座、NHK

◎愛宕山放送博物館・初代NHK会長岩原謙三氏(加賀大聖寺出身)胸像前でのチョコレート茶会(11月6日)

◎銀座「ライオン」にて、「平成・正調加賀山中節物語」(DVD)の発表会(11月27日)

◎3月12日を中谷宇吉郎(加賀片山津温泉出身)「雪の結晶記念日」として全国発信

◎加賀大聖寺錦城山に「深田久弥日本百名山記念公園」の設置⇒公式の地図上表示

◎東大病院前の大聖寺藩上屋敷跡を示す石碑(九谷焼皿嵌)前での古九谷論争


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金沢戦略

  • 全国温泉地(熱海、有馬等)のヒンターランドに政令都市(東京、神戸等)が存在⇔例外は別府と加賀

  • 奥座敷戦略⇒首都圏から見る加賀、金沢、加賀屋

  • 金沢年間260万人・250室ホテル×4棟程度

    <一万人コンベンション×4以上のおこぼれ戦略⇒加賀温泉

  • 加賀友禅、加賀野菜、加賀鳶

                ⇔加賀温泉、加賀の棒茶

       ⇒加賀の紅茶(加賀市打越の茶を金沢で販売)

  • もう一つの金沢「加賀大聖寺」  金沢が失ったもの

  • 金沢駅は情報発信の場 

        ⇒加賀温泉郷リムジンバス「レディーカガ号」


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加賀温泉郷リムジンバスレディ-カガ号


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北陸新幹線を契機とした広域観光

  • 立山黒部アルペンルート

    佐伯宗義が開発した北陸唯一の世界観光資源

  • 五箇山、白川郷、飛騨高山の世界遺産ルート

    JR東日本の長野戦略とマッチ、金沢・富山がベース

  • 越前加賀宗教文化街道

    テーマを「死生観」にウェイトを置き、首都圏の団塊の世代をターゲットにした新ルート


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吉崎⇔塩屋


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越前加賀宗教文化街道

【メッセージ性のある名称(愛称)が決め手!!】

~ロマンティック街道~

~立山黒部アルペンルート~

金沢八家の「加賀温泉郷あわら温泉極楽街道」???は迷惑!!!

【コンセプト】

~団塊の世代の死生観への訴え~

~ヘルシー指向、教養と文化指向~


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ネーミング募集

  • コンセプトは『死生観』 しかしアトラクティヴな表現が必要

  • 越前加賀宗教文化・時空遊泳街道

             ~スピリチュアル・ルート~

  • 越前加賀宗教文化街道~いのちの道


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首都圏での知名度

  • 東京圏での知名度「永平寺」+α

                 永平寺コバンザメ作戦

  • 日本最大の中世宗教都市遺構・白山平泉寺史跡発掘、吉崎御坊の復活(「一向一揆の館(仮称)」) 、加賀山代温泉「あいうえおの館(仮称)」の整備等

  • 南ドイツロマンティック街道にヒント(ナチスイメージの払拭) 中世、宗教施設、古城、工芸品、料理、温泉

     ⇒ 越前加賀宗教文化街道(名称検討)


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中世ロマンティック街道の成功

  • ノイシュバンシュタイン城(白鳥城) 見た目

  • レジデンス、ヴューズ教会(世界遺産) 

           ⇔白山平泉寺、永平寺、吉崎御坊

  • 中世の町ローテンブルグ(第二次世界大戦で完全破壊されたものを復元)⇔大聖寺、三国

  • マルティン・ルター宗教改革(1517年)とドイツ農民戦争 ⇔蓮如上人布教活動と一向一揆

  • マス料理 ⇔ 精進料理、鴨料理

  • 工芸品  ⇔ 九谷焼、山中漆器


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加賀東谷地区(山の伝建地区)


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すっきりした沿道

東谷

プロヴァンス


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江戸の里山ーはげ山


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里山の奥山化

  • 里山では総じて生態遷移が進行し始めた これは「里山の奥山化」を意味する

  • 人が資源を利用しなければ奥山に変わってゆくのは必然

  • クマやサルが戻って来るのは当然

  • 里山の原風景 はげ山だらけ日本 里山とは荒れ地 江戸時代は山地荒廃の時代


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森林劣化⇒飛砂⇒海岸林(江戸時代)

  • 森林の劣化は洪水氾濫だけではなく飛砂も引き起こした その防止対策が江戸時代の海岸林の造成

  • 戦国時代末期から江戸時代にかけて沿岸地域の人々が大変な苦労を重ねて造成したクロマツ林はれっきとした「人工林」三百年かけて砂丘を中心に日本の海岸線は緑の帯で覆われるようになった。


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陶磁器、薪炭、塩田⇒森林劣化の大きな原因

  • 塩の需要が増加、塩木山の酷使⇒森林荒廃

  • 中世後期以降陶磁器生産が飛躍的伸長

  • 17世紀肥前で連房式登り窯がつくられ本格的磁器生産開始⇒森林劣化

  • 肥前⇒加賀九谷(1655年) 加賀九谷焼360年記念は森林劣化・海岸林の歴史でもあった 

                    ⇒里山・里海の幻想


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海岸浸食の再認識(森林劣化がストップした結果)

  • 海岸浸食に関する認識(河川からの土砂供給の減少に主要な原因がある)

  • 「砂丘の浸食量の増加」と「森林の成長による山地からの流出土砂量の減少」は比例

  • 14世紀頃までは日本全体を見れば山地からの土砂流出量と海岸での浸食量は平衡


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『森林飽和』

  • 日本の自然環境に大きな変化が起きている この変化はたった数十年の間に起きた急激でしかも劇的なもの 

  • 飛砂の減少を生んだ山地・森林の変化が国土全体に統一的に理解できるようになった 二十世紀におこり今も静かに続く国土の変貌とは何か。一言でいえば『森林飽和』である。


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自然破壊イメージからの脱却

  • ひところ「自然崩壊」という言葉によって「日本の自然が破壊されている」というイメージが一般に定着したが、そろそろ脱却しなければならない。

  • 日本の自然は飽和状態にある。これは自然がたくさんあるから問題がないということではなく、新たな荒廃が始まっている。

  • 日本列島における森林は千数百年来人間の活動から直接的に影響を受けている


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