第 二 章 マルチメディア通信の基礎技術

1. 第二章　マルチメディア通信の基礎技術 • ２・１　情報源の性質 • ２・２　時間領域と周波数領域 • ２・３　時間領域と周波数領域の変換方法 • ２・４　標本化

2. ２・１　情報源の性質 • (1) 音声 人の音声は 0.3 ~ 3.4 kHz の周波数範囲にエネルギーが集中

3. 人の会話の音声周波数スペクトル(図２・１)

4. (2) 画像 画面の走査　(図２・２) 走査により２次元の画像情報を１次元の時系列情報に変換している

5. 映像信号の最高周波数　(図２・３) ここで、fp = 30 : １秒間のフレーム数 n = 525 : 走査線数 b/h = 4/3 : 画面の横と縦の長さの比（アスペクト比と呼ぶ） y/x = 0.95/0.84 : 帰線期間を除いた垂直/水平の有効走査率

6. ２・２　時間領域と周波数領域 時間領域での表現

7. 時間領域と周波数領域の表現(図２・４)

8. ２・３　時間領域と周波数領域の変換方法 (1) フーリエ級数：周期関数の場合 (n = 1, 2, 3, ·····)

9. 複素数の導入 • 負の周波数も導入 • 係数が一種類になる を利用して

10. 実数の係数との関係 共役の関係

11. フーリエ級数の例1 時間的に周期的な矩形パルス(図２・５)

12. フーリエ級数の例2

13. フーリエ級数の例3 は標本化関数の形状(図２・６)

14. a n t 2 E T a 1 a a t 2 0 E 2 p T t 2 p T 角周波数 w 2 w 0 3 w a a 4 5 フーリエ級数の例4 の数値例(図２・７)： の場合

15. (2) フーリエ変換 • 非周期関数の場合 周期Ｔを無限大にする ：フーリエ変換 ：フーリエ逆変換

16. 単一パルスの時間波形とそのフーリエ変換(図２・８)単一パルスの時間波形とそのフーリエ変換(図２・８) その他の時間では0

17. 単一パルスの時間波形とそのフーリエ変換 の極限：デルタ関数 あらゆる周波数成分を均一に含む

18. 理想低域フィルタのインパルス応答(図２・９)理想低域フィルタのインパルス応答(図２・９) フィルタでカット フィルタでカット

19. ２・４　標本化 標本化した後で０〜Ｗの理想低域フィルタを通す 標本化の定理

20. n x ( /2 W ) x ( t ) sin 2 W ( t – n /2 W ) p 2 W ( t – n /2 W ) p t 1/2 W 標本化の定理の説明図(図２・１０) 完全に再現できる：但し最大周波数がＷ以下のとき