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レクテナ研究

レクテナ研究. T15E022  小林 幸弘 T15E022 齋藤 剛浩.  目的. 携帯電話等の機器より電波を電気に変換させ、 蓄電が出来るかどうかの研究をする。.   レクテナとは. ・レクテナとは rectifier antenna の一部を取り出した略で整 流器とアンテナを組み合わせたものでマイクロ波、 ミリ波を 受電したのち整流回路で直流に変換する素子( RF - DC ) であり、マイクロ波エネルギー伝送システムの重要な素子 の 1 つである。.  原理. 電波は交流であり電気エネルギーを持っている。たとえば電

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Presentation Transcript


  1. レクテナ研究 T15E022 小林 幸弘 T15E022 齋藤 剛浩

  2.  目的 携帯電話等の機器より電波を電気に変換させ、 蓄電が出来るかどうかの研究をする。

  3.   レクテナとは ・レクテナとはrectifier antennaの一部を取り出した略で整 流器とアンテナを組み合わせたものでマイクロ波、 ミリ波を 受電したのち整流回路で直流に変換する素子(RF-DC) であり、マイクロ波エネルギー伝送システムの重要な素子 の1つである。

  4.  原理 電波は交流であり電気エネルギーを持っている。たとえば電 子レンジの中に蛍光灯を入れると光る原理と同じで電子レン ジのマイクロ波(2.45GHz)を蛍光灯が受信することで電 波が蛍光灯中の電子を動かして、蛍光灯を光らせるというも のです。このことからわかるように電波が電気エネルギーに 変換することが可能である。その後受信した電波を整流回 路で直流に変換して機器などで使えるようになる

  5. 研究内容 ・周波数と基板による比誘電率の関係によりアンテナの大き さを決める。(この研究では携帯電話[D901i(1974.6MHz)・ W31CA]を使用)電波受信の為のアンテナ部分を製作する。 その後整流回路を作製する。全波・半波 ・携帯電話を自作アンテナの近辺(最短:約1cm~最長:約11cm)に設置(又は翳す)。この時なるべく垂直で計測。 メモリーハイコーダーを使い計測する。

  6. 円形マイクロストリップアンテナ製作-01 1.計算式より算出された大きさ(半径)で作成する。   計算式:a=XV/2πf√ε 2.CADを使いアンテナを設計する。 3.感光基板用のインクジェットフィルムで印刷する

  7. 円形マイクロストリップアンテナ製作-02 4.フィルムをきれいに両面のガラスエポキシ感光基板に貼り付けて基板に焼き付ける。 5.その後エッチングをする。 6.エッチングを終えたら基板をアセトン等で磨く 7.磨き終えたら終了

  8. 実験:半波・全波整流回路 電波を受信する為、双方で電話をかける。 送信側の携帯をアンテナに向ける。受信側はそのまま放置。 メモリーハイコーダーを起動し、計測を始める。

  9. 測定結果-01:半波整流回路

  10. 測定結果-02:全波倍電圧整流回路

  11. 研究結果 • 半波・全波整流回路の測定結果を比べると半波整流回路の電圧の値が0Vまで下がったり上がったりしばらつきが激しいことが見られた。 • 全波倍電圧整流回路では半波より少々安定した波形が出た。 前記の測定結果よりピークが見られ、受信された電波と他の電波が合成され、ピークが発生したと見られる。 ピーク時は0.7~0.8Vまで電圧が上がる。

  12.  考察 現状では前記の測定結果から電圧の不安定及び電圧不足により携帯電話に十分な蓄電は不可能であると考えられる。 前記の測定結果から見られる波形の歪みはダイオードによる高調波が発生したと考えられる。 ダイオードや基板・配線の回路の最適化や部品の選択により変換効率を十分に改善することができる見通しがある。   なお、変換効率の低下は、ダイオードの特性によるところが大きいと考えられる。

  13. 以上。

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