1 / 8

迷惑メールにおける ISP の対応

迷惑メールにおける ISP の対応. 2002 年 3 月 5 日 社団法人日本インターネットプロバイダー協会 事務局長 中村龍太郎. 過去の spam の流れ. 不正中継による spam 発信 比較的数は少ない 不正中継サーバの減少 ISP の SMTP を利用して、携帯電話に向けた spam 発信 携帯側では、ヘッダがないため誰が送信したのかわからない ISP のメールサーバに多大な負荷を与えるため発見が比較的容易 ISP 利用契約解除などの手続きを実行. 現在の spam の状況 1. 常時接続環境における自前 SMTP サーバ使用による発信

Download Presentation

迷惑メールにおける ISP の対応

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. 迷惑メールにおけるISPの対応 2002年3月5日 社団法人日本インターネットプロバイダー協会 事務局長 中村龍太郎

  2. 過去のspamの流れ • 不正中継によるspam発信 • 比較的数は少ない • 不正中継サーバの減少 • ISPのSMTPを利用して、携帯電話に向けたspam発信 • 携帯側では、ヘッダがないため誰が送信したのかわからない • ISPのメールサーバに多大な負荷を与えるため発見が比較的容易 • ISP利用契約解除などの手続きを実行

  3. 現在のspamの状況 1 • 常時接続環境における自前SMTPサーバ使用による発信 • ISPでは大量に送信したかどうかの判別ができない • 初心者ユーザーによる安易なspam発信 • 初心者ユーザーはspamがいけない行為だと知らない • 安易にシステムを購入してspamを発信し始める人たち • 安易に到達可能メールアドレスを購入してspamを発信し始める人たち • 啓蒙の必要性

  4. 現在のspamの状況2 • 省令に基づいてどうどうと発信 • MUAにおけるフィルタリングシステムの開発が急務 • 省令の発表後さらに増えるspam • 携帯に向けていたspam発信者が、PCユーザーにもねらいを定めている • 到達可能アドレスの売買

  5. 対策1 • ユーザーへの啓蒙 • 「迷惑メールとは何か」を理解してもらう • ISPだけでなく、政府公報などの公的機関を通じての啓蒙策が必要 • 迷惑メールが来たら、さっさとゴミ箱へ捨てる • 迷惑メール対策をISPに迫っても対策が不能であることの周知 • ISPにとって迷惑メールの情報提供は必要だが、ISP側に「何とかしろ」という要求を向けられても困る • ISPは郵便局と同様であり、そもそもメールの内容について関知することはできないし、送信を止めさせることはできない

  6. 対策2 • 特定のヘッダ情報を付加してフィルタシステムを利用する方法 • 携帯事業者サーバにて、希望者に対しては、特定ヘッダをフィルタリングする • MUAでフィルタリングする(ユーザーがMUAを選択することができる) • 特定のヘッダ情報をつけないspam発信者に対して有効な方策はない。そのためには法制化による罰則規定が必要。 • 携帯において、そもそも着信課金するならば、受信するメールを選択できるシステムの開発が必要

  7. 対策3 • Spam(迷惑メール)の定義が必要 • 同じ内容でも、迷惑かどうかはユーザーが判断するもの「迷惑メール」という定義づけそのものが問題 • 名称例 • 商用目的、及び、公序良俗に反する非オプトインメール • 定義例 • 商業行為を目的としたメールであり、かつ、受信者から送信許可を得ずに配信されるメール • わいせつな内容や誹謗中傷を含んだ、公序良俗に反するメールであり、かつ、受信者から送信許可を得ずに配信されるメール • その他受信者に不快感を与えると認識されるメール

  8. ありがとうございました 社団法人日本インターネットプロバイダー協会 Tel.03-5456-2380 Fax.03-5456-2381 E-mail info@jaipa.or.jp

More Related