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情報化社会を生きるための 情報倫理教育. 教育学部3年 本間豊子 政治経済学部3年 平井紫央里 第一文学部3年 三春めぐみ. 実際問題となった事例. 個人情報流出問題. Ⅰ.不正アクセスによるもの Ⅱ. PC 盗難等によるもの Ⅲ.社員等による不正流出. 不正アクセスによるもの. ① ACCS 個人情報漏えい問題 京大研究員を不正アクセス禁止法違反で逮捕 (2004年2月) ② Playstation.com 不正アクセスによる登録ユーザーデータ流出 (2000年3月). PC の盗難などによるもの.
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情報化社会を生きるための情報倫理教育 教育学部3年 本間豊子 政治経済学部3年 平井紫央里 第一文学部3年 三春めぐみ
個人情報流出問題 Ⅰ.不正アクセスによるもの Ⅱ.PC盗難等によるもの Ⅲ.社員等による不正流出
不正アクセスによるもの ① ACCS個人情報漏えい問題 京大研究員を不正アクセス禁止法違反で逮捕 (2004年2月) ② Playstation.com 不正アクセスによる登録ユーザーデータ流出 (2000年3月)
PCの盗難などによるもの ③ 日本興亜損保 2298人分の個人情報盗難される (10月13日) ④ NTTドコモ 56,660人分のPHS顧客情報入り PC盗難 (9月21日)
社員などによる不正流出 ⑤ ジャパネットたかた 顧客情報流出「51万件」公表 (10月7日) ⑥ 日能研 個人情報流出、模試受験の小学生ら 100人分 (8月23日)
ネットワーク社会における意識の薄さ ①「著作権侵害中」サイト宣言 フリーターら、海賊版ゲーム 販売で送検 (11月19日) ②テレビ番組を違法コピー 京都の運転手を逮捕 (9月28日 ③オークションサイトで偽情報 ネット詐欺の男を逮捕(6月14日)
身近な事例 • 不正アクセスで早大生逮捕 サークル除名の腹いせ (2002年11月)
情報倫理の定義(1996) 1、ネット等の情報通信網上での個人(または組織)の意思に基づく情報発信・受信にかかわる諸活動での規範や評価基準 2、情報発信に関する問題:統一的な情報保護制度の是非、自動の許可・家庭(親権者)の許可の必要性、教師教育の必要性、情報発信の是非 3、情報受信(アクセス)に関する是非:PICS
小学校では? 1、「個人情報と掲示板」 (5年生・総合学習の時間) 2、インターネットの安全な利用の仕方 (5年生・道徳) 3、「個人情報は大切なデータ」 (6年生・総合学習の時間)
中学校では? 1、「懸賞応募の怖さ」 (学年不明・総合学習の時間) 2、「個人情報の恐怖」 (1年生・総合学習の時間)
高校では? 1「セキュリティ対策(データの暗号化)」(学年不明・授業時間不明) 2「情報倫理はあなたの心」 (学年不明・授業時間不明)
大学における問題点 1、情報倫理の本来の目的である「故意・過失に関わらず、技術的・社会的合意に関わらず、他者の適切なコンピューター利用を侵害する行為を防ぐ」に対する普遍的かつ十分な内容が盛り込まれた端末利用規定が少ない。 2、大学生を相手にした規則や倫理観の押しつけは、実効性を期待できない。
いま求められている教育とは 初等中等教育における情報倫理教育のあり方について 98年 早稲田メディアネットワークセンター
情報化社会の行動原理 情報化社会は、変化が速く進むため、法令など明文化された規則ではついていくことは不可能。 環境変化に依存しない「情報化社会の行動原理」が必要。
情報化社会の行動原理教育例(早稲田大学の場合)情報化社会の行動原理教育例(早稲田大学の場合) 1、新入生セミナー:きわめて高い受講率 2、メディア論的授業の設置
教育現場におけるインターネット 1、教員研修プログラム 2、情報危機管理論を大学設置科目として提案 3、情報処理教室における「避難訓練」
まとめ • 必要な情報倫理教育がきちんと 行き届いていない • 教員への教育 • 実感を伴って意識できるような教材の使用